ユーザーメニュー ログイン
メールアドレス

パスワード

ネタばれ非表示
最近の応援 ダビデの心臓神無月さん (05/23 05:21)『この話はあらかじめ続き物を前提として書かれているらしく、この一冊... 隣のドッペルさん神無月さん (05/23 04:43)『このお話はドッペルさんのお話です。 ドッペルさんとはドッペルゲンガ... フォーラの森砦V3 下 セブン=フォートレス リプレイ神無月さん (05/23 04:36)『これはきくたけリプレイです。 しかしいつものきくたけリプレイとは違... 涼宮ハルヒの消失神無月さん (05/23 04:26)『この作品は私の中ではシリーズ中1,2を争うほどの出来だと思っておりま... 神様だよ、全員集合! 総理大臣のえる!神無月さん (05/23 04:20)『基本的にはコメディです。 しかし、読んでいてはっとさせられるほどに... キリサキ神無月さん (05/23 04:13)『LOVEに見せかけて普通にミステリーをしている作品でした。 多少謎解... 食卓にビールを神無月さん (05/23 02:45)『この作品は、女子高生で物理オタクで小説家で新妻という主人公が、様... 黒と白のデュエット Op.2神無月さん (05/23 02:32)『一巻ではミステリーという感じではなかったものの、2巻では割とミステ... ネコソギラジカル 上 十三階段ミズノトリさん (05/23 01:28)『西尾維新の代表作・《戯言》シリーズの完結編の序章。 いよいよクライ... 白人萠乃と世界の危機練馬さん (05/23 01:21)『大抵の人は文庫一冊読むのに、ページ数にもよりますが、1時間半〜2時...

応援メッセージ検索結果

『 書評者 : 練馬 』 という条件で検索したよ!
52 件見つかりましたわ。そのうちの 1 〜 10 ( 表示数=10冊 ) 件を表示しますわ。
本を読まないとネタがないし、本を読むと他のことができないんだよね
ユーザーが欲しいのは言い訳じゃなくて結果ですの!

[image:amz] タイトル フルメタル・パニック!-サイドアームズ- 音程は哀しく、射程は遠く
シリーズ フルメタル・パニック!
著者 賀東招二
イラストレーター 四季童子
レーベル 富士見ファンタジア文庫
書籍コード ISBN4-8291-1605-6
発行年月日 2004-04-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
有里 フルメタル・パニックシリーズのミスリルオンリー短編集。
賀東招二は描写力に優れた作家であることを、いろんな面で示した作品。アーム・スレイブに乗ったときの描写は凄いと思いましたよ。p.189ページとか。
温泉描写については……何もいいますまい……。
シリアスなクルツ君はステキでした。
いわし 本当に戦争やってるシリアスな長編と、学園を舞台にコメディしてる短編が
フルメタの軸でしたが、そのどちらとも違う括りの短編集がコレ。
主人公・相良宗介が所属する「ミスリル」という組織の仲間が主役な話が集められています。
基本的には普段の短編のノリに近いんですけどね。
温泉旅館でハイテク機器の力とプロの技術をふんだんに発揮…してどうする?
個人的には長編も短編も、刊行順に読んでいくのがオススメです。
練馬 本編に比べてほぼコメディ一色の短編集。今回はいつものような宗助の学校生活ではなく、サイドアームズというタイトルの通り、ミスリルのメンバーが主になっており、コメディでもシリアスでもクルツ君が大活躍です。「温泉編」ではいつもと変わらぬ、いやそれ以上の笑いをもたらしてくれます。女性読者からは洒落抜きでウケが悪かったらしいですが。
そして、ASに関する操縦法などの細かく専門的な裏設定も公開されており、そこら辺に対する作者の並々ならぬこだわりがみてとれます。
みどりや 「ソースケ?もう戻ったの?」
「肯定だ。つい先ほどな。なにがあったのかは知らないが--クルツ--おまえの友人を二人つれてきた
どちらと出かける。選ぶといい」
「………
やれやれ……。粋な計(はか)らいだとは思うけどな。今日はおまえが死神にみえるぜ」
「それがこの道だ。まだ答えを聞いていないぞ。」
「決まってるだろ」

宗介が脇で良い味を出しています。
「友人」ではなく、あの仏頂面で「おともだち」と言って貰いたかったという気もするが(笑)
玲朧月 マオおねーさんのAS操縦講座とかブルーザーおやじさんが面白かったという自分はたぶん少数派。
いいじゃん、かわいいとそういうやつは他の作品でも見れるけど、こういうハードウェア系のものが読めるのはフルメタか笹本作品ぐらいしかないんだから!
極楽トンボ 温泉編もあれはあれで必見でした。
が、自分はマオおねーさんのAS操縦講座をイチオシしたいと思います。
あれは書こうと思っても書けるもんじゃないよなあ。参りました。
一歩 シリーズとして推します。これも今更私が推すまでも、ですが。
本編の方はなんだか偉い事になってきていて、正直ちょっとげんなりなのですが。
で、本編と切り離された外伝という事で票はこれで。
なかなか渋い奴らのストーリーに仕上がってて、好きです。
応援メッセージ・イラスト部門
ぎをらむ この人は今でもアナログで描いているように見えるのですが、なかなか描き直しが利かないはずのアナログで、こうした丁寧な色使いができるのは職人技だと思います。背景やメカに使う緑、青の影や、この表紙ならクルツやテッサの髪の補色の部分など、本当に上手いです。
でも入浴シーンだけトーンを丁寧を貼るのはどうかと思いますが。(笑)

[image:amz] タイトル 銃姫 1 Gun Princess The Majesty
シリーズ 銃姫
著者 高殿円
イラストレーター エナミカツミ
レーベル MF文庫J
書籍コード ISBN4-8401-1070-0
発行年月日 2004-04-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
toshi-ko これって、魔弾丸か!?、「○○の大冒険」かよって思うような設定に、思わずツッコミを入れたくなるシリーズの第一巻。

ちょっと頼りない主人公セドリックと、その姉で、毒電波シスターのエルウィング、貧乳小娘アンブローシアの3人が奪われた「銃姫」を求め旅をすると言う内容。
今回は短編が3編という内容な分けですが、それ以降ページ数がどんどん増していく、編集者泣かせのシリーズです。

だが、そこがイイ!!

内容としましては、父を殺された復讐とか、祖国を滅ぼされた人々が国を再興する為に、テロリストとなったりといった、人間ドラマが実に良く表現されおり、個人的にぐっと来る作品です。
極楽トンボ かつては自由自在に魔法を操った人間。しかしその力で争いばかり繰り返すことが神の怒りに触れ、以来魔法は銃という媒介を通してしか発動できなくなってしまった・・・そんな設定の世界が舞台のファンタジーです。
単純なパワーゲームにとどまらず、相手の一手先を読んで魔法を繰り出す魔法戦が熱い! 不器用な(いわゆるツンデレな)恋愛模様にも目が離せないところです。
それと「... 心よ。 届け、弾丸のように--」など魂を揺さぶられる台詞がいっぱい。
煉紅 どのキャラクターも魅力的です。特にアンブローシアの不器用な心の動きが
丁寧に描かれており目が離せなくなります。
魔法戦など熱いシーンなど魅力的なシーンも多いです。
個人的に好きなシーンは{{エルウィングが歌声をもって野生動物を気絶させる}}シーン
です。
かげつ 人間の愚かしさから、銃を使わなければ魔法が発動しなくなった世界。
主人公達3人は、それぞれの事情を抱えながら「銃姫」を求めて旅しています。

高殿さんの描くキャラクターは「人間」です。
記号的な薄っぺらな天然なだけのキャラは存在しません。
それぞれの中で渦巻くものに、共感したり反発したりしながら読み進めていってください。
ミル兄さん 色々と思い入れがあるので、何を書いておけばよいか迷ってしまいますが・・・
とりあえずは思春期の男女と弟離れのできない姉の3名がそれぞれ目的を持って旅を続けていく話、ですっけ?
特筆すべきはエルウィングの毒電波シスターぶりでしょうか。
特に{{飛ぶ鳥を落とすほどの歌声}}って一体なんなんでしょう??

それだけでなく、物語の中に人間が確かに息づいている実感、スケールの大きさや共感できるストーリーなどとても良い作品ですよ。
続きがとても楽しみです。
茶柱 一見普通の勧善懲悪なファンタジーかと思いきや、実はこっちが善or悪だと決め付けていたものが、実は真逆なものになってしまうことがしょっちゅうあるので、読んでいてギャフン! な気分になってしまうなんとも痛快な小説です。
作者様のこれからのさらなる飛躍が楽しみです…。
練馬 銃弾に魔法(念)を込めて魔法を使うと言う設定を実にうまく使ってると思います。
250ページ前後のアンプローシアとセドリックのやりとりと決着のつけ方は本当に美しいです。

旅先でやりきれない事件にあったりもしますが、それを乗り越えて前向いて生きていく人らが描かれてます。
応援メッセージ・イラスト部門

[image:amz] タイトル ムシウタ 03. 夢はばたく翼
シリーズ ムシウタ
著者 岩井恭平
イラストレーター るろお
レーベル 角川スニーカー文庫
書籍コード ISBN4-04-428805-4
発行年月日 2004-05-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
練馬 寄生した相手の「夢」を食う虫にとりつかれた少年少女たちのシリーズ。
今回は、色んな弱さを持った三人の少女が偶然出会って逃避行するお話です。
最初は利害関係だけ考えて時に反目しあっていた彼女らですが、次第に信頼しあい、互いを思いやるようになります。
表紙イラストにもなっている白樫初季の内面の変化などを通して、素直に他人を信頼することの素晴らしさみせてくれます。
後、出会いがあれば別れがあるわけですが、彼女らの別れのシーンはかなり印象的です。ああも気分のいい別れの挨拶はそうそう無いです。
応援メッセージ・イラスト部門

[image:amz] タイトル ディバイデッド・フロント 2 僕らが戦う、その理由
シリーズ ディバイデッド・フロント
著者 高瀬彼方
イラストレーター 山田秀樹
レーベル 角川スニーカー文庫
書籍コード ISBN4-04-429302-3
発行年月日 2004-05-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
ハサン 終わらない戦い。諦めない人々。感動した!
おむらよしえ 高瀬彼方さんは、最近「いたい」描写で有名になったかと思いますが、彼の場合は「いたい」だけではなく、それを乗り越えるようなつよさが見受けられるが、私の好きな理由だと思います。
打ち負かされても、それだけではないところが必ずある。そして、この作品はそれがよく出た作品だと思います。
救いのない戦いに理不尽に放り込まれた。そんな中で、自分だったらどう生きるか。登場人物たちの絶望と希望を味わってみませんか?
最終巻が最近出版されました。これも含めてよかったです。
かげつ 憑魔に取り付かれるという天災にも似た不幸により、老若男女関係なしに隔離戦区へ閉じ込められて戦闘を強いられるという絶望的状況。
そんな中でラブバトルやらドつき漫才やらを繰り広げつつ、強くなりたい、大切な人を守りたい、と悩みながら足掻く彼らの姿に惹きつけられます。
mikazuki 世界中に忽然と出現した憑魔と呼ばれる怪物たち。
大量破壊兵器等をもって一度に大量に殺すと、その反動で出現範囲が広まってしまう。
そのために人類がとった対抗手段とは、隔離戦区と呼ばれる一定の範囲内に憑魔を隔離し、増えすぎないよう、殺しすぎないよう、その中だけで戦うこと。

主人公たちは人体に寄生する共生憑魔を体内に持つため隔離戦区に送り込まれ、そこで明日の見えない戦いを続けている。
決して勝利の見えない戦い。
それでも生きることをあきらめずに。

絶望的な状況の中でもくじけず、明るく強くせつなくそして儚く生き続ける彼らの姿は胸を打ちます。

榊ガンパレ小説にならぶ少年少女戦場もの。
息を飲む戦闘シーンや若者たちらしい青春真っ盛りのやりとりもいいですが、各登場人物の心理描写に非常にページを割いているのもこの作品の特徴です。
BAW WAO シリーズで支持します。全3巻です。
絶望的な状況下で、無理矢理戦わされる少年少女達の物語。
心理描写が上手い作家さんなのでキャラクター達の絶望・葛藤・逃避・克服が
鮮明に、これでもかと読者に痛く迫ります。
題材はダークですが、明るく、タフに、前向きに進もうとする話ですので爽快感と燃えもあります。
上記キーワードが、引っ掛かった方は、是非お手に取ってみて下さい。
練馬 「北関東隔離戦区」の中で、化け物相手に絶望的な戦いを繰り広げる少年少女のお話。複数のキャラの一人称視点から成り立っています。
設定が設定なので、高瀬さん御得意の悩んだり凹んだりといったややネガティブな心理描写が炸裂します。戦闘時などは、もうどうしようもなく怯えきってる状態にもなったりしますが、それを真っ向からねじ伏せて戦いに赴く様などは、まさに鬼才と呼ぶに相応しい名シーンです。
とにかく戦闘時にしろ、恋愛などの日常時にせよ、この人の心理描写は凄いです。
ぎをらむ 多分、私が今まで読んだスニーカー文庫の中で最も重く、熱く、迫力のある作品です。
現実は本当につらく厳しくて、容赦なくて、救いようがありません。それでも人間は生きていけるのだ、生きていかなければならないのだ、という高瀬彼方さんの強烈なメッセージが込められています。
絶望的な状況の中でも人として最後まで手放してはいけないものは何だろうか?、一番大事なものとは何だろうか?それを自分は持っているだろうか?と考えさせられます。
千秋 2004年度のライトノベルで最も面白かった作品は何か? と聞かれたら、私は『BLACK BLOOD BROTHERS』とで少し悩んだ末に『ディバイデッド・フロント』シリーズと答えるでしょう。それくらい面白かった。

生きるとはどういうことか。そんなことはよくわかりませんが、この作品を読めば明日から少しだけ頑張って生きていけるような気がします。

作中の登場人物たちが立ち向かうのは、どうもしようもないくらいの絶望的な状況。そんな状況が本当に私たちに訪れることは決してありませんが、代わりに私たちの周りには理不尽で納得できないことがいっぱいあります。
私たちはそういうものたちと戦って、日々生きています。だけど、ときには疲れてしまいます。
この作品はそんなときに読んで欲しい。この作品の中で登場人物たちは疲れたり、諦めそうになっても戦いつづけます。そういう姿を見れば、何か励まされるものがあるはず。

3巻のあとがきに書いてありましたが、この作品は私たち読者に向けられた戦歌(バトル・ソング)だと思います。是非ご一読を。
ひさ 期間対象外で完結巻の3巻は入ってませんが、是非全3巻まとめて読んで欲しい。
隔離戦区の下で決して終わる事の無い化物との激戦を繰り広げ、一日一日を
精一杯生き抜く少年少女達の物語。とにかく主要登場人物一人一人の感情描写
が半端でなく濃密。ここまでキャラクターの心に深く深く踏み込んでいる物語は
他に見た事が無い。当然気持ちの伝わり方や感情移入度の高さも半端じゃないです。
極楽トンボ 特殊な事情から北関東隔離戦区という戦場に押し込められ、未来の見えない戦いを強要された少年・少女達の戦いの記録。全3巻です。投稿期間には入ってませんが完結。
絶望感に打ち負かされ、挫折を味わい、後ろ向きになったりしながらもやがて立ち上がる登場人物達の内面が圧倒的な筆致を持って書かれています。
ほんとーに鬼気迫るかのような内面描写に関しては、すごい!の一言です。

とにかく一読の価値あり!!
寡作なこともあっていまひとつ知名度に書けるものの、その実力は一級品。
ぜひご一読あれ。
高空昴 「頑張ろう」
そういう気持ちを呼び覚ましてくれる作品です。

立ち向かうという行為を力強く描いた作品です。
絶望があります。悪夢があります。恐怖と苦痛なんか在り来たりです。そんな世界観と、そこで生きる登場人物たちが見せるものは、ただ一つの事柄。
不屈。
屈しないということ。
最終巻を含めて、胸の底から熱くなりました。

「明日の自分は今日の自分より確実に強い」
主人公・英次の言葉のような生き方ができればいいなあ。
応援メッセージ・イラスト部門
ぎをらむ この巻の248ページの挿絵には衝撃を受けました。普通、挿絵は見開きか左側のページにあって、右側のページにあることは珍しいという程ではないですがあまりありません。ですが248ページの挿絵は本当に効果的に右側に配置されていて、キャラに感情移入することができました。私がこの1年読んだ中でベストの挿絵だと思います。

[image:amz] タイトル そのとき鋼は砕かれた
シリーズ そのとき
著者 高殿円
イラストレーター 小田切ほたる
レーベル ビーンズ文庫
書籍コード ISBN4-04-445009-9
発行年月日 2004-05-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
極楽トンボ そのときシリーズ2巻目。
ジェットコースター人生を送る、でもものすごく前向きな女の子が主人公のお話。
しかもその主人公フランチェスカは、{{とある籠手の継承者となり超怪力の持ち主となっているのです。}}
とにかくフランチェスカの男勝りのかっこよさ、これに尽きます。
不幸なんて吹き飛ばして、前に突き進むあの行動力を見ているだけで元気が出てくる物語です。
「たったひとつでもいい、心に鋼より固いものを持っているか」くー、なんという萌える台詞なんでしょう。こういう台詞が作品内にはてんこ盛り。
練馬 確実に一巻目より面白い二巻目。
私自身そうなんですが、MF文庫の銃姫読んでこっちの方にも手を伸ばしてみてる方は必ずこの巻まで読んでほしいです。

流血女神伝に通ずるようなジェットコースター人生がウリですが、その他にも、主人公らが背負った運命ゆえの哀しい人生の書き方が上手いです。
応援メッセージ・イラスト部門

[image:amz] タイトル サリバン家のお引越し
シリーズ クレギオン
著者 野尻抱介
イラストレーター 撫荒武吉
レーベル ハヤカワ文庫JA
書籍コード ISBN4-15-030758-X
発行年月日 2004-05-00
備考 富士見ファンタジア文庫で刊行されれたものの新装版
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
練馬 零細企業ミリガン運送の三人が様々なトラブルに見舞われるこのシリーズ。
この巻では、比較的大袈裟なトラブルには見舞われず、シリーズ中で最も「日常の運送業務」について触れてます。
シリーズ通していえる事ですが、コロニー内の描写など、SF的な要素もかなりのものです。
応援メッセージ・イラスト部門

[image:amz] タイトル 茜のフライト・ログ
シリーズ
著者 夏見正隆
イラストレーター 鬼頭莫宏
レーベル Tokuma Novels
書籍コード ISBN4-19-850635-3
発行年月日 2004-05-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
みどりや 一言いわせて。
どこが、『「長編航空サスペンス」小説。』なんじゃ!!(怒)

いえ、もちろんサスペンスという言葉から、
「空飛ぶ密室の中で正体不明の犯人によって、乗客、乗員が、一人また一人と殺されていく」とか
「客室乗務員(CA)訓練生の茜。担当のお客様が突然倒れる。そのお客様の正体が実は…。ひょんなことから国際な謀略に巻き込まれた茜の空の旅の行き着く先は?」なんて展開を期待した私がお馬鹿だったのは事実なのですけどね(汗)。

私の脳内分類ではこれは、スポ根小説です(きっぱり)。
競技場は航空機内。プレーヤーのポジションはキャビンアテンダント(CA:昔はスチュワーデスと呼ばれた)。
競うのは、客の安全と快適なサービスの提供。
次々に襲い掛かるトラブルを上手に裁き、時間内に何でも片をつけることを要求される。
だって
「使用機材が遅れて着くのはしょっちゅうだし、それを定刻に出すわけでしょう」
「仕事が遅くて、目的地に着いてからジュースをだしてもしょうがないでしょう」

あとがきに、『今回のシリーズのネタ元は、実はうちの家内(元CA)である。』との記述があった。
ふーむ。スチュワーデスさんと仲良くなるには、作家になって航空小説を書くという手があったのか(笑)

まいじゃー推進委員会!(http://maijar.org/)
にて、夏見さんのファンページが紹介されていました。

Fan page of Masataka Natsumi 夏見正隆ファンページ
(http://studioddtonline.web.infoseek.co.jp/plan/natsumi/natsumi.html)
『夏見正隆氏を地味に応援するページです。』とのことです。

{{
さて、このサイトの作品リストを見てみると、なぜか一番下に「惣領隆作品リスト」なるものがあり、
『当サイトは「夏見正隆 = 惣領隆」説を公言する、超絶トンデモ無責任ファンサイトだったりします。』
との記述が!?

そして、「茜のフライト・ログ」の作品紹介ページをみてみると
『主要な登場人物と基本ストーリーが惣領隆「彼女のつばさ」と酷似、というかまったく同じと言っていい。 』とのコメント。
うん、たしかに。
魚住渚佐が同じキャラクターで登場したのにはびっくりした。

ちなみに惣領隆「彼女のつばさ」の作品紹介ページにはもう少し突っ込んだ記述が有る。
そして、新刊「たたかう!ニュースキャスターシリーズ 嵐を呼ぶ整形魔人」のコメントには
『なんと、「彼女のつばさ」でついには主役を奪い取ってしまった栗原秋美が冒頭から登場。』

夏見ファンを名乗るのであれば、「彼女のつばさ」は一読しておく必要があるのかもしれない。

私が惣領隆「彼女のつばさ」という作品の存在を知ったのは、「レヴァイアサン戦記(2)」のあとがきである。
「レヴァイアサン戦記 全5巻」(夏見正隆デビュー作)のあとがきは、(1)-(4)は座談会形式になっている。
(1)(2)巻末企画「作者に聞く」聞き手:小椋菜穂子(国際線スチュワーデス)
(3)巻末座談会「作者と話す」上福岡信一郎(分子生物学者)小椋菜穂子(国際線スチュワーデス)1995.7.15 初版
(4)巻末座談会「作者と話す」上福岡信一郎(分子生物学者)小椋菜穂子(主婦)1995.11.15 初版

ちなみに、「彼女のつばさシリーズ」のあとがきは現役のスチュワーデスさんへのインタビューとなっておりそのお相手は。
(1)小椋菜穂子 1993.12.20 第1刷発行
(2)坂本有理砂 1994.2.22 第1刷発行
(3)西尾百合子 1994.4.20 第1刷発行
}}
練馬 夏見正隆さんの芸風でキャビンアテンダント(スチュワーデス)物、といえば作者さんのファンの方々には大体わかってもらえるような気がします。つまり女性主人公が仕事を通じてとても苦労します。
厳しい条件下での相次ぐトラブル(一挙に起こるかはともかく一つ一つは充分に起こりうる事態)を描くことにより、CAの仕事の厳しさを分かりやすく表現しています。
奥さんが元CAということもあり、仕事内容もリアルです。
後、完璧に続き物です。消化し切れてない設定とかが満載です。
なお、別名義でだした「彼女のつばさ」という作品と色々リンクしてます。こちらは入社〜訓練校時代を描いたものですが、十年以上前に打ち切られた作品なので、探してみても、見つけるのはかなり難しいでしょう。
極楽トンボ 他の方がスポ根小説だと表現されていたけど、言い得て妙だと思いました。
新人フライト・アテンダント(要はスチュワーデスです)の主人公が、トラブル続きのフライトにめげずがんばる話です。

むろん他の夏見作品の例に漏れず、社会風刺というか様々な問題定義もちりばめられてますのでその辺も楽しみつつ読むのが吉です。
応援メッセージ・イラスト部門

[image:amz] タイトル 三月、七日。
シリーズ 三月、七日。
著者 森橋ビンゴ
イラストレーター 世良シンヤ
レーベル ファミ通文庫
書籍コード ISBN4-7577-1835-7
発行年月日 2004-05-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
おむらよしえ 家族を失ったまま生きる少女、七日。母親や他人から認められることを望んで「よいこ」であろうと無理を続けている少年、三月。二人は出会ったとき、お互いに「なにか」を感じる。それは恋なのか。そして、それは始まりでしかなかった。
昔の少女マンガのような展開ですが、そこからの運びがとても新鮮でした。お互いにさびしい少年と少女である三月と七日が、お互いに何かを見いだし、そしてつながっていくときの喜び、知った哀しみ、そこから知る感情。青春ものとして素晴らしいできだと思います。面白かった。青春ものが好きな方におすすめです。
浅木原忍 森橋ビンゴの丁寧な、丁寧な心理描写がゆっくりと紡ぐ、極上の青春小説。なかなか出会いすらしない2人の想いの積み重ねが、物語の骨格をきっちりと整えていく。それだけに後半の展開が駆け足だったのが惜しいが、青春ものが好きな人は必読の一冊。
極楽トンボ 二人の少年と少女の痛みを伴う恋愛模様。
これ以上はないくらいの良質な青春小説です。
他の人が既に細かい部分については言及してくださっているので、あらすじについてはここでは取り上げませんが、ままならぬ想いにもがきなにかを掴んでいくまでの描写が実に丁寧に描写されています。
かなりのおすすめです。
永山祐介 寂しい女の子と、無理をしてる男の子が出会って、そして「幸せ」を見つける物語。
練馬 青春小説の定義はさておいて青春小説です。
家庭環境などに若干の悩みを抱えて、コンプレックスに悩みながら虚無的に日々を生きる少年少女のお話。
コンプレックスも解決し、全てうまく行くと思ったら・・・・。
切ないと言うか儚いと言うかそんなお話。
応援メッセージ・イラスト部門
練馬 この作品には、アニメ塗りとかよりも、こういう素朴な感じのイラストがあっていると思います。

[image:amz] タイトル 神様だよ、全員集合! 総理大臣のえる!
シリーズ 総理大臣のえる!
著者 あすか正太
イラストレーター 剣康之
レーベル 角川スニーカー文庫
書籍コード ISBN4-04-426207-1
発行年月日 2004-06-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
極楽トンボ 悪魔メフィストとの契約により、日本国第90代総理大臣に就任してしまった中学生の少女・折原のえるが、やりたい放題好き放題日本中どころか世界をかき回すコメディです。一応ラブコメでもありますね。

なんといっても、まず政治ギャグ。消費税マイナス5%とかありえない法案などががんがん飛び交うのがおもしろいです。実は政治風刺もなにげに効いていて特に3巻の「乙女の怒りは最終兵器」などは思わずはっとさせられるような皮肉が入ってました。
中高生は読んでてなにげにためになってしまうかもしれません。
とはいうものの、基本はエンターテイメントなのでのえるの暴走ぶりを思う存分楽しんでください。

今作でも新興宗教を揶揄しつつもて遊んだり色々やってます。
練馬 おバカでハチャメチャな女子中学生が内閣総理大臣をやるお話。
いっそ清々しいほどの権力濫用や、無茶な政策など政治ギャグが見所ですが、8割のバカに混じって2割くらいの真剣が混じってます。
特に主人公の、のえるの生き様には結構見るべき所がアリです。普段は馬鹿ばっかりやってますが……。
スチャラカさとまっすぐさの融合がある意味とてもラノベらしい作品です。
神無月 基本的にはコメディです。
しかし、読んでいてはっとさせられるほどに深い部分がこの作品にはあります。

それは多分、主人公である折原のえるが破天荒であると同時に芯がしっかりした根が真っ直ぐな少女であるからだろうと思います。
自分が信じたことは常に信じ続ける。
そして他人を裏切らない。
とにかく自分以上に他人を大事にする少女が、彼女だと思います。

そして今回の作品は、どちらかとコメディ色が強いような気がするものの、それでも面白かったです。
折原のえるはやはり良い子なのだ、と感じる一作でした。

因みに、作中の替え歌には思わず笑ってしまいました。
あの替え歌は嵌まりすぎております。
応援メッセージ・イラスト部門

[image:amz] タイトル ブルー・ハイドレード 〜融合〜
シリーズ ブルー・ハイドレード
著者 海原零
イラストレーター 遠藤将之
レーベル 集英社スーパーダッシュ文庫
書籍コード ISBN4-08-630191-1
発行年月日 2004-06-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
極楽トンボ 銀盤カレイドスコープの作者が送り出す、潜水艦ものかつ戦記物……というよりは群像劇。
1巻の時点では各キャラクターの紹介や舞台背景の説明にページを取られてしまい、本格的なエンジン始動は2巻からといった面もあります、が。
自己主張の激しい人間を書かせるとなぜこんなにも魅力的なんでしょうかこの作者さんは。
まず自分が一番かわいい、というそういう主張のもとに突っ走る人物達がよく書けています。

それと潜水艦同士の戦闘シーンが大変熱い!
練馬 フィギュアスケートという、小説界全体見渡しても類を見ないような題材でデビューしたと思ったら、今度はラノベ界隈では珍しい部類に入るであろう潜水艦物。だがどちらも面白い!
人類が海の中でしか生きられなくなった世界で、潜水艦に乗る士官見習い達のお話です。
潜水艦という閉鎖空間、またそれ以外でも繰り広げられる、多種多様な思惑が絡み合って事態が進行していく様は緊迫感満点です。
ひさ 黒い色に塗れたどろどろな人間関係……と言ったら言い過ぎかな? でも
極限状況の中で誰もが自分最優先で腹に一物抱えたような、そういう感情
と関係を描く辺りで釘付けになってしまったのも確か。それからこの物語の
見せ場でもある潜水艦戦描写は圧巻の一言。こちらも目が離せませんでした。
応援メッセージ・イラスト部門