彩雲国物語 はじまりの風は紅く
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ありがちな中華風ファンタジー、のくせに心憎いほど面白い。 なぜだろう?理由は考えてもよく判らない。
設定は詰め込みすぎだし説教は陳腐だしホモ臭いのはいるしご都合主義 でもある、のに面白い(欠点論ってますが読むに耐えないレベルまで 酷い訳では決して無いです)。
良質の少女向け小説、最近コバルトを読んでも味わえない感覚。 地に足つけて頑張る女の子の奮戦記、かな。 深刻に考えず、読み飛ばすと元気になれる作品。
お疲れ様の日常に「うりゃっ」と楽しい読了感が味わえます。
今年一番、期待の新人さんだと勝手に思っています。 |
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バッカーノ! 1931 The grand punk railroad 特急編
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・・・鈍行編も合わせて、ですがこっちのほうが面白かったので。
バッカーノ!は「パルプフィクション」を小説で判りやすく底抜けに 楽しくして、なんか凄い人もいるような作品群だと思います。
映画好きでもそうじゃなくても楽しめる娯楽作。
読了後に「ああ面白かった!」と思うために読む作品。
意外と女性受けしそうな気がするのでタイトルやイラスト、レーベルに ひきぎみな方は是非、ちょっと本が読みたいな、というときに思い出し て読んでみてほしい。 |
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Dクラッカーズ7−2 王国−a boy & a girl−
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ジャンキー小説・・・という書評から避けてとおっていたのですが 魔がさして購入。
酔いました。トリップしてました。カプセルなんて必要なし。 本を読めば脳内物質なんて簡単に合成できる自分の頭に万歳。
めくるめくDクラの世界にバットトリップ(?)しちゃいましょう。
先入観無しに四の五の言わず1から読めば本の世界に浸れます。 この7-2で完結しているので心置きなく、大人買いしてください。 そして週末にでもじっくり世界にのめり込む事をお勧めします
ストーリーとかキャラとか(勿論良いのです!)よりもドラッグの ような引力のある酩酊感の心地よい作品です。 |
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