アリソン 2 真昼の夜の夢
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完成された1巻の続編ということで、多少不安をもっていた今作ですが、これがまた面白く! キャラクターの勢い、性格、ストーリーの伏線、展開、すべてが気持ちよくまとまってて、完成された世界の魅力を味わえます。 かといって、まとまりすぎてこぢんまりしていることはありません。 クライマックスの目の覚めるような興奮、すがすがしさは、本を閉じてからも余韻が残ります。 作者の筆力を見せつけられた名作! |
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イリヤの空、UFOの夏 その4
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中学生の青春でございます。鮮やかに、そして微笑ましく綴られる青春小説。 秋山節は「泣き」と「興奮」が一気に押し寄せてくるのが快感なんですが、 その舞台が「ボーイ・ミーツ・ガール」であり「夏休み」である! オマケに謎のSF満載。 こりゃもう秋山信者としては、伏し拝んでありがたくページをマッハ繰りするばかりです。 読まないわけにはいかないのです。そして期待以上に感動させてくれるのです。 というわけで文句なしの傑作、読め! 読め読め! |
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Dクラッカーズ7−2 王国−a boy & a girl−
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少年少女青春冒険活劇であります。 恋あり、友情あり、バトルあり。全ての要素が他の作品を上回って面白いです。 見どころはドラッグによる悪魔召還バトルでしょう。 回を追うごとに迫力を増し、興奮すること必至。クライマックスの臨場感はハンパじゃないです。 しかし、根底に流れるのは、少年の、少女の、己の心に打ち勝つための勇気、そして愛!なのです。 ラノベ屈指の名シリーズ、クリスマスに一気読みするのがオススメです。 |
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武官弁護士エル・ウィン(9) やりきれない破滅への序章
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国内トップクラスの権威と力を持つ武官弁護士。その中でも異端な位置にいるエル・ウィンと、 彼に拾われて秘書になった美少女オトメ・ミアの繰り広げる、ラブラブファンタジー ……だったのです、シリーズ当初は。 強いヒーローが難事件を解決、ヒロインが「キャー結婚してウィン!」というノリだったのです。 それが! ここへきて、驚天動地の展開をみせました。 ストーリー展開のすごさにあんまり驚いたので、一票入れさせていただきます。 徐々に明らかになる武官弁護士の謎、武官弁護士を束ねる組織・司法庁への不信。 エル・ウィンとは何者なのか? 今司法庁では何が起こっているのか? この流れだけでは驚かないんですが、ここに今までノーマークだった恋する乙女・ミアが絡んでくるのです。 ミアの生い立ちについては時々触れられてきたんですが、今作でドカーンと爆発しております。 シリーズ全体のイメージすら破壊するこの展開、今後に大注目です。 |
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マルドゥック・スクランブル The Third Exhaust-排気
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今年度というかオールタイムベストであろう「すごい!」作品。文句なしの一等賞です。 こんなエンターテインメントを待っていた! 全3巻揃えて一気に読みましょう。 |
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マルドゥック・スクランブル The First Compression-圧縮
(イラスト評)
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作品自体ものすごいんですが、またイラストがすごくマッチしてて最高でした。 イラストあてた編集者さん、サイコー! |
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