ネザーワールド カナリア
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土木屋の夢が実現したような大深度地下が発展した世界。物語の舞台はほぼすべてその大深度地下なのだが、薄暗い印象はほとんどない。澄み切った光のイメージがあるのは、「音楽」というもうひとつのテーマによるものだろうか。 |
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アンダー・ラグ・ロッキング
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戦争によって帰るべき日常を失ってしまった少年と少女を淡々と描いたこの作品は、レマルクの「西部戦線異状なし」を見事にライトノベルへと翻案した作品だといえよう。ライトノベルという切り口で重いテーマを見事に描いてみせた著者の力量がすばらしい。 |
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七姫物語 第2章 世界のかたち
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やわらかく、優しく。しかし決してそれだけではない生きた世界。そこに積み重なっているであろう過去まで想起させる描写の力は圧倒的。 ところで、アヴァロン・ヒル社の「マキャベリ」のようなマルチゲームとしてプレイしてみたいと思うのは僕だけだろうか? |
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されど罪人は竜と踊る IV くちづけでは長く、愛には短すぎて
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皮肉のキツい超ハイスピードアクション。ほとばしる単語の波と、そこに多量に含まれるひねくれた悪口雑言にただ圧倒される。 |
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ユニバーサル・アーミー
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表紙と帯からは想像できない大どんでん返し。 不器用な男性教官とその教え子たる「個性的」な少女達という、なんとも典型的すぎる設定から、最後には文明論に辿り着いてしまう大仕掛けを堪能して欲しい。 |
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マリア様がみてる レディ、GO!
(イラスト評)
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イラストと作品はもはや不可分となっているシリーズだが、イラストという点ではこの巻カバー(の由乃さん)は屈指の物であろう。 |
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A君(17)の戦争6 すべてはふるさとのために
(イラスト評)
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キャラクターによるやる気(?)の落差がなんとも。 |
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君の嘘、伝説の君
(イラスト評)
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全体的に濁りを持った印象のあるイラストだが、逆に作品のイメージと整合しているように思えた。 |
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