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北野勇作どうぶつ図鑑 その4 ねこ
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本来，北野勇作どうぶつ図鑑は一冊ずつではなく五巻セットで評価するべきだと思う。折り紙のおまけつきといった装丁等の企画のために五分冊にしただけだと思うので。
しかし、その中で敢えて一冊挙げるならこれ。それは私の場合、「シズカの海」を異形コレクション「月の物語」から非常に好きだったということと、また「手のひらの東京タワー」の混乱・焦燥と哀切を買っているため。
惜しむらくは、この巻にはカメリが収録されてないんだなあ。 |
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フランケンシュタインの方程式 梶尾真治短篇傑作選 ドタバタ篇
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これを待ってたんです。「エマノン」、「黄泉がえり」以降、ほのぼの叙情系の作品が高く評価されている梶尾真治氏ですが、カジシン世界といえばドタバタです。ハチャハチャです。おバカＳＦです。ノスタルジーやセンチメンタリズムもいいもんですが、このとことんふざけた味わいを忘れちゃいけません。
難を言えば、何故「魔窟・満寿荘」を入れない、とは思いますが、それを言い出したら切りがない。これをきっかけにドタバタカジシン世界に足を踏み入れる人々が増えてくれる事を祈るばかりです。
それはそうと、「ヤミナベポリスのミイラ男」は再版しないのでしょうか。 |
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乙女軍曹ピュセル・アン・フラジャーイル
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牧野修の異形アクションの迫力。勿論それだけではなくて、「お話だから」の超御都合主義を世界構築の基本原理にまで昇華させるというとんでもなさに。
いや、ただひたすらヒロインのりりしさ清らかさと痛快な活劇として楽しんでもいいのだけど、やはりそれだけではないと思う。牧野修だから。
そういえば、あの映画ももうじき劇場公開されますね、ほれキャ××ー…… |
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