|
トリニティ・ブラッド（10） Reborn on the Mars VI 茨の宝冠
|
| |
一応の本編であるＲＯＭの最新刊に投票したが、
トリニティ・ブラッドはチャレンジングなシリーズ構成が面白い。
各巻（ＲＯＭ�后↓困里澆肋絏軸�扱い）だけで読んでも面白いが、
シリーズを読むことで全体像が見えてくる。
大きな流れを描くＲＯＭと、流れの裏での出来事を描くＲＡＭ。
ＲＯＭの中では物語に埋もれてしまいがちな各人物も、
ＲＡＭでスポットライトを当てられているが、
ＲＡＭの役目はそれだけではない。
後半にさしかかり両シリーズが交差し始めたこの巻あたりから益々面白くなる。
両シリーズ合わせて１０冊を越えるが、これだけのヴォリュームがあって、間延びしない濃密さは他にないのではないだろうか。
完結が楽しみな作品である。 |
|
(この作品の書評を見る)
|