銀盤カレイドスコープ vol.2 フリー・プログラム:Winner takes all?
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もう散々皆様が感想を書かれていますが、やはりこの作品の一番の魅力は 読んでいるとフィギュアスケートをしている主人公・タズサの姿が 目に浮かんでくることですね。 タズサの演技をアニメで見たい!と思ったのは私だけじゃないですよね?(笑) |
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悪魔のミカタ 11 It/ザ・ワン
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「吸血鬼」という圧倒的な力と立ち向かう人間たちの物語。 過去、様々な作品において扱われてきた非常に難しい題材であると思いますが、 得体の知れないモノに対する恐怖と、強大な敵に対する絶望というホラー的な 要素を真正面から描いている事は高く評価できるのではないでしょうか。 さて、シリーズ物の中の1冊として捉えた場合、主人公・堂島コウが全く 出てこないというかなりチャレンジングな内容ですが、その代わりに、 彼に憧れ、彼を模倣する小学生・三鷹昇と吸血鬼との戦いを中心に据えることで、 コウの存在感をこれでもかというほど味わうことができます。 いやはや、なんとも、心憎いほど上手いです。 そして終盤、三鷹昇が「つながった」と言って以降の展開。ホントに燃えます。 このシリーズを読んでいて本当に良かった、と思わせてくれた一冊です。
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悪魔のミカタ 12 It/ストラグル
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前巻に引き続いて、吸血鬼と戦う人間たちのお話ですが、吸血鬼との 直接的な対峙よりも、人間たちが絶望的な状況で「もがき苦しんでいる」 様子が描かれます(タイトルのままですね)。そんな中、前巻で吸血鬼との 戦いにおける中心的存在として描かれた小学生・三鷹昇の「リーダー としての決意と覚悟」が、またイイです。単純に燃えます。 そして、私がこの巻で一番特筆すべきだと思うのは、吸血鬼という存在を 作者自身がよく咀嚼し、消化して、悪魔のミカタシリーズに取り込んで いることです。本巻のラスト近くに吸血鬼自身によって語られる 彼の存在の意味は、見事なまでに本シリーズの設定に調和しています。 「吸血鬼」という物語素材は悪魔のミカタシリーズに使われるために 作られたんじゃないか?と錯覚してしまうほどに。
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我が家のお稲荷さま。
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読んでいて、少しホロリと、そしてちょっと優しい気持ちにさせてくれる、 『キラッキラ』な『ともだち。』の物語です。 今時のこのジャンルの新人作家さんにしては珍しいことじゃないかと思うの ですが、"萌え"や"恋愛"という要素が薄いです。それでも「クーちゃん」を 始めとする各登場人物が非常に魅力的で、それぞれの関係が絶妙のバランスで 描かれているため十分に面白いです。 文章は適度に軽く、この優しく楽しく可愛い世界を描写するのにピッタリ ではないかと思います。そういう意味でこの作品は「ライトノベルという ジャンルならでは」の作品と言えるのではないでしょうか。 新人作家さんと言う事で、今後の更なる飛躍への期待を込めて、 一票入れさせて頂きます。 |
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我が家のお稲荷さま。
(イラスト評)
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「クーちゃん」の魅力を目一杯引き出した放電映像氏の イラストは素晴らしかったと思います。 というわけで、本編に加えて、イラストにも投票。
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涼宮ハルヒの溜息
(イラスト評)
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いとうのいぢ氏の絵の破壊力は反則だと思います(笑) みくるちゃんが表紙と言う事で、この作品に一票。 |
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