銀盤カレイドスコープ vol.2 フリー・プログラム:Winner takes all?
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芸術系主人公成長ストーリー。 恋愛あり、スポ根あり、そして、目に浮かぶ芸術シーンあり。
自分も芸術系のコンクールでこの主人公のような体験を経験していたので、なおこの世界に引き込まれた。 芸術系は、点数や結果が一般人にはわかりにくく、しかも文章で表現するのはかなり難易度が高いと思う。 それを新人であれだけの目に浮かぶようなヴィジュアルと心の推移を見せてしまうのだから凄い。
主人公の好き嫌いはあると思うが、それを除いてもフィギア小説としても、恋愛小説としても楽しめる作品なんじゃないだろうか?
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学校を出よう! 2 I-My-Me
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ハルヒの憂鬱とどちらを押すかで迷ったが、こちらの方を投票します。
時間物のミステリーであり、この作品単品で読むことができ、トリック云々は別として、物語として面白く詠む事ができる作品。 1を読んでいないと、そういう設定なのだと気がつかないので、一応は順番に読むべきなのだろう。
でも、そういったトリックを暴くなどと細かく考えるより、その物語を単純に楽しめてしまう作品。 4巻まで出ているが、個人的にはこの2巻が一番面白い。 (各巻ごとテーマが違うのだが)
ハルヒの新人デビューして、1人称の独特の読ませる文章を書かせ、ひとつのカテゴリーを確立した今後の楽しみな作家の一人。 |
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しずるさんと偏屈な死者たち The Eccentric Dead In White Sickroom
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上遠野氏の作品の中で最高傑作とまではいかないが、安心して読む事ができる作品。 一部、他の小説とリンクしている点もあり、ファンなら何の問題も無く入っていける。
片方がいすに座ったまま事件を解決する(この場合はベッドだが)タイプの王道ミステリーで、美少女で聡明で病弱とツボをついたつくりになっているにもかかわらず、それが気にならないほど安定した作品レベルを維持しているのはさすが。
個人的には、書き下ろしの『はりねずみチクタのぼうけん』の続きの方が気になってしまう。 短編の連作であり、このシリーズも続けてほしいところ。
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ROOM No.1301 おとなりさんはアーティスティック!?
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一歩間違えば鬼畜エロ小説。 しかし、綾の価値観と主人公の恋愛感は不思議な魅力がある。 アダルトな描写も微妙にずらしつつ、その前後を徹底して描いており、主人公健一の普通なら共感しかねる行動も、妙に共感させてしまう力がある。
キャラクターが多々出てくるが、この一巻では伏線的なところもあり、続きを読みたくなる男版『放課後の音符(キイノート)』
また作者が同レーベルから出している『DEAR 少女がくれた木曜日』は、『七回死んだ男』や『タイムリープ』が好きな人ならかなりお勧めの時間物ミステリー。
逆に、この作品は1巻までの評価だが、ミステリー文庫というには、ミステリーではない。 少年の成長恋愛物語に、少し不思議な部屋と魅力あふれる女性群が登場する不思議な作品だと思う。
それにしても、この作者は各作品ともに目次の作り方がうまい。 |
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平井骸惚此中ニ有リ
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大正時代を堪能できる、王道推理小説。 トリック云々は、おまけでしかないと考えているのでそのほかの事について。
講談調の小気味良い語り口に、大正時代という今の日本から見れば、外国なんじゃないと思わせるくらい異文化で価値観の違う帝都東京を、魅力あふれるキャラクターが物語をどんどん引っ張っていく。
この作品がデビュー作ということだが、新人離れした安定した力があり、対象外ではあるが第二作も非常に高レベルだったと思う。
この世界観にあっという間に引き付けられ、今後の続編もそうだが、新作も期待してしまう楽しみな作家だと思う。 |
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銀盤カレイドスコープ vol.1 ショート・プログラム:Road to dream
(イラスト評)
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この小説にはこのイラスト! そう感じさせるほど、イメージにあってると思う。 |
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銀盤カレイドスコープ vol.2 フリー・プログラム:Winner takes all?
(イラスト評)
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こちらは特に表紙より中のイラストが好き。 物語の感動を素敵に演出していると思う。 |
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キーリ 4 長い夜は深淵のほとりで
(イラスト評)
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この人のイラストは最初から好きだったけど、特にこの4巻で好きになりました。 |
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ROOM No.1301 おとなりさんはアーティスティック!?
(イラスト評)
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この本を手に取るきっかけがこのイラスト。 ほんわか、やわらかい、不思議な絵。 |
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涼宮ハルヒの憂鬱
(イラスト評)
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小説も面白いけど絵もイメージにあってると思う。 主人公以外はね。 |
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