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オハギ

推薦図書
・ シャリアンの魔炎
・ 遺産 Estate Left
・ 花咲かす君
・ カラミティナイト 3
・ 扉の書


イラスト評
・ 有閑探偵コラリーとフェリックスの冒険 盗まれた蜜月 後編




シャリアンの魔炎
  コバルトでデビューされた作者の久しぶりの同レーベル復帰作。中世風ファンタジーです。晴れ間の見えない世界と不器用すぎる登場人物達の未来に目が離せません。
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遺産 Estate Left
  高三の少女に降りかかる、突然の母の死や、彼女が生まれる前に死んだはずの父親からの遺産をめぐる事件の話。
彼女に父親の遺産を渡すため、日本にやってきたカナダ人の青年カイルと主人公の小鳥ちゃんとの関係の不器用な進展ぶりが好みでした。
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花咲かす君
  「神」とも「鬼」とも呼ばれるものたちの名を知る能力を持つ女子高生・葉月と桜の古木に宿る神・桜丸の物語。自分の思うところにずんずん突き進む葉月と、憮然としながら彼女に振り回されるとんがりナイーブな桜丸のコンビがお気に入りです。
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カラミティナイト 3
  何はともあれ続きが読めることが嬉しかった第3巻でした。登場人物達の未来に恐れを抱きつつも、ついつい笑い転げてしまいました。
このまま打ち切りなんて勿体無いことにもほどがありますので、復刊を祈っての一票です。
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扉の書
  読み解いた者は、不老の肉体を持ち、現世の記憶を留めたまま来世来世へと移り行くことができるという「扉の書」を手にした老魔術師と、その謎を解くための協力を申し出た若い女魔術師の物語。
久しぶりに「異世界」を堪能させてもらったファンタジーでした。
できればこの先の物語を知りたいです。
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有閑探偵コラリーとフェリックスの冒険 盗まれた蜜月 後編 (イラスト評)
  架空の王国ブローデルを舞台に、お人よし絶叫お嬢さまコラリーとその幼馴染の変人美青年フェリックスの活躍する「有閑探偵コラリーとフェリックスの冒険」シリーズ最終巻です。何よりも特筆するべきは、これまでの巻でずっと無表情(というか普段の抑揚に欠けた美青年面ですね)を通していたフェリックスが初めて微笑んでいること!本編の最後を締めくくるのにふさわしいイラストだと思います。
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