悪魔のミカタ 11 It/ザ・ワン
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和歌丘に降り立った吸血鬼が、町の人間を片っ端から吸血鬼化してしまう中、それになんとかして抗おうとしている小学生のお話。 主要メンバーはサクラぐらいしか出て来ませんが、その代わりに主役を張ってるのは『三鷹昇』という小学生。どうしても果たさなければならない目的があるのに、今の自分では力が及ばない。そんな絶望的な状況の真っ只中で、しかし諦める事無く、非力ながらも何とかしようと奮闘する昇の姿は非常に熱く、また格好良い。 長く続いているシリーズですが、この11巻以降の物語は特に楽しめると思います。 |
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七姫物語 第2章 世界のかたち
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国盗りの御輿に担ぎ上げられた、一人の少女の視点で語られる物語。戦争を扱いながらも、ゆったりとした時間の流れと透き通るような雰囲気を持つ、不思議な作品です。 独特の雰囲気を作り出している、一人称と三人称が巧みに混ざった地の文が素晴らしい。また主人公『カラスミ』の、姫であるが故の大人びた雰囲気と、子供であるが故の歳相応な雰囲気。この2つを少女の視点から書いているあたりも、楽しめると思います。 今後どんな風に話が展開していくのか、とても楽しみな作品です。 |
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イスベルの戦賦 <天の踵>よ、来たれ
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重厚な雰囲気漂う、本格ファンタジー作品。国を滅ぼされた王女が、奴隷に身を窶しながらも復讐を誓い、成長していく物語です。しっかりとした世界観に基づいて語られる壮大なストーリーは、読み応えたっぷり。イラストも作品の雰囲気にピッタリと合っていて、話を盛り上げてくれます。 ここまで本格的なファンタジーは、最近では結構珍しいのではないでしょうか? |
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吉永さん家のガーゴイル
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吉永家が福引で引き当てたガーゴイルと、その一家の交流を描いたほのぼのコメディ。最初は吉永家を護る事しか考えていなかったガーゴイルが、兄の和巳や妹の双葉等とふれあい、家族同様に扱われていくに従って、段々と街に馴染んでいく過程が良いです。 ほのぼのと笑える話あり、しんみりと感動させてくれる話あり。面白かったです。 |
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マルドゥック・スクランブル The Third Exhaust-排気
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2巻後半から始まるカジノシーンは正に圧巻。特に緊張感漂うブラックジャックは読み応え満点です。1行先、1ページ先が気になって気になって仕方がない展開に、完全に引き込まれました。また、重い過去を持つバロットと、それを認識した上で支え助けようとするウフコックの交流も非常に良かったです。 全3巻、楽しませてもらいました。 |
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リバーズ・エンド 5 Change the world
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優しい雰囲気のイラストに、独特の色使い。素直に綺麗な絵だと思えて、最近かなりお気に入りのイラストレーターです。絵の雰囲気を一層引き立てる色使いが見事。 |
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デュアン・サークII 3 魔法戦士誕生
(イラスト評)
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表紙のデュアンが気に入ってます。フォーチュンシリーズでは伝説の勇者として扱われているデュアン。その勇者としての風格が漂い始めている微妙な雰囲気が、上手くイラストに反映されていると思います。 |
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七姫物語 第2章 世界のかたち
(イラスト評)
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作品が持つ雰囲気を、壊すどころかさらに引き立てているのが素晴らしい。この文章にして、このイラストあり。本当に良く合っていると思います。
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イスベルの戦賦 <天の踵>よ、来たれ
(イラスト評)
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作品の重厚さに負けない、素晴らしいイラストの数々。半分ぐらい表紙に惹かれて手にとりました。作品と絵が良く調和していると思います。 |
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ソード・ワールド短編集(19) 踊れ!へっぽこ大祭典
(イラスト評)
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グレートソードを構えたイリーナのイラストと、フルプレートを身に纏ったちびイリーナのイラストは必見。ヒロインだからと言って、グレートソードやフルプレートを可愛く描くなんて事をしないあたりが素晴らしいです。ゴッツイですよ。 |
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