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菊地 《illusion@ms3.omn.ne.jp》

▼プロフィール
21歳、男性。
投票数が少なそうな作品に投票しようと思っていたら、感想リストが更新される度に未投票の作品が減っていって寂しい思いをしました。
とりあえず得票数が多い作品を除いて行ったら自分でも首を捻るような微妙な投票になったのはご愛嬌(マテ)
次回はなるべく複数レーベルに投票出来るよう、頭を悩ませたいと思います。

URL : http://www.mni.ne.jp/~illusion/

推薦図書
・ クリスタル・コミュニケーション あなたの神様はいますか
・ 9S
・ シャープ・エッジ 3 Red for the overkill
・ GOSICK−ゴシック−
・ ディバイデッド・フロント I 隔離戦区の空の下


イラスト評
・ レディ・スクウォッター 3 雷雲のライフライン
・ GOSICK−ゴシック−
・ マテリアル・クライシス MISSION★しっぽとテロリスト
・ つっぱれ有栖川




クリスタル・コミュニケーション あなたの神様はいますか
  得票数が少なそうだから投票してみる(マテ)
テレパシーなどの超能力を扱った作品は数有れど、ここまで痛さを直球で投げ込んでくる作品は稀有じゃないだろうか。
透明度のある「痛さ」が心に残る。
文章は読み易く、話も痛さやテーマに振りまわされる事無くキッチリとまとめられている。
強烈なインパクトとか、派手な面白さがある訳じゃないけど、凄く品のいい透明感のある作品だった。
(この作品の書評を見る)



9S
  天才という概念が大好きな私のツボにハマッタ。
トンデモ科学や荒唐無稽さ溢れるアクションも凄く楽しかった(誉めてるのか?)
いやあ、某同人ゲームに似てるとか余計なことを考えないで頭空っぽで読むといい感じに楽しめるアクション小説(だからそれは誉めてるのか?)
深く考えたくない時に、気軽に読めて気軽に楽しめる。
(この作品の書評を見る)



シャープ・エッジ 3 Red for the overkill
  無味乾燥でシャープな文体。淡々とした物語。余計な装飾を全て取っ払ったような小説。
下手すると中身が無い、内容が薄いと言われるかもしれない。
しかし、どこか気取った台詞回しも含めて私はこういった空気の作品が好きです。
今回の敵の、能力適用の範囲・解釈の出鱈目っぷりも含めて楽しかった。
長所と短所が一緒になっているような作品で、万人に薦められる作品じゃないことは確かだけど、好きな人には好きな作風だと思う。
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GOSICK−ゴシック−
  今期のミステリー文庫の「ミステリーらしい小説」の中では間違い無くトップクラスの出来。
頭が良くて、世間知らずで、偉そうで、金髪のゴスロリ少女探偵。
これに萌えずして何に萌えろというのでしょうか?
ミステリとしても充分に楽しめる、「ライトノベルならではのミステリ」としての良作。
ミステリー文庫が創刊した時に、誰もが望んでいたミステリの形がここにはあった。
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ディバイデッド・フロント I 隔離戦区の空の下
  否応無しに送り込まれた戦場で望まない戦闘を強いられ、終わりの見えない戦いの中で生きる登場人物達。
強く生きようとする少年の奮闘、絶望し諦観していた少女の逃避。
そんな前向きな少年のポジティブな思考、後ろ向きな少女のネガティブな思考が、圧倒的な筆力で描かれている。
1巻ということであくまでイントロダクション、様々な複線が残ってる段階である。
しかし、この時点で既に作品世界へ惹き込む力を持った作品である。
先が早く見たいと、少年少女達の行く末を見届けたいと、強烈に思った。
そんな魅力を持った作品を、今後への期待を込めて推したい。
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レディ・スクウォッター 3 雷雲のライフライン (イラスト評)
  純粋に純珪一さんのイラストに惹かれた。
女キャラも男キャラも親父キャラも、全てを高いレベルで仕上げてくるその力量にはただ脱帽するばかり。
船長の余りの渋さに惚れたからこそ、この作品のファンになったと言っても過言ではない。
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GOSICK−ゴシック− (イラスト評)
  金髪ゴスロリ。
コレ以上、なんの説明が必要と言うのか。

まあ、あえて蛇足するなら作品の雰囲気とマッチしてたことも高く評価したい。
(この作品のイラスト評を見る。)



マテリアル・クライシス MISSION★しっぽとテロリスト (イラスト評)
  ポニーテール万歳。しっぽ万歳。
文章の途中で入る「チビ顔カット」も含めて、ただひらすらにヒロインのしっぽ少女に対する愛情に溢れている。
キャラの魅力をグイグイ引出している点を高く評価したい。
(この作品のイラスト評を見る。)



つっぱれ有栖川 (イラスト評)
  絵師が漫画家ということで、漫画のようなコマ割がされていたり、一部のイラストが本当に漫画になっていたりする。
「絵が一人歩き」してる面があることは確かだけど、それでも最後の相撲シーンの迫力は中々のもの。
漫画風のイラストが上手く臨場感を引き出している。
(この作品のイラスト評を見る。)