銀盤カレイドスコープ vol.2 フリー・プログラム:Winner takes all?
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フィギュアスケートという、ある意味「マイナーな」スポーツを扱ってくれた稀有な作品。フィギュアスキーな私として嬉しい限り。
萌え系のイラストや、フィギュアというテーマに反して 内容的にはかなり熱血スポーツ漫画に近い感じです。
アイススケート・プログラムのスピード感が、文章の中でかなり上手く出ていてテンポが良いです。しかしフィギュア専門用語が多めなので 知らない人は演技の情景が想像し辛いかも。(敢えてなのか、たまたまなのか用語の説明は多くありませんし)
個人的には、主人公桜野タズサのタカビー振りが、ステキ(うっとり) 傲岸不遜もここまで来ると芸術かと。 ただ、このヒロインはかなり好き嫌い分かれると思いますが・・・・・・
あー、○o○○○○ナンバーの実物が見たい・・・ |
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AHEADシリーズ 終わりのクロニクル 1<上>
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待ちに待った川上稔氏の新シリーズ!
概念そのものが違う世界との戦いが、読む者をあっと言わせます。 活字が脳内を高速で流れていくようなスピード感は、都市シリーズの頃から変わらず。 登場するキャラクターは、ちょっと詰め込みすぎの感があるものの強烈過ぎる個性が読む者を虜にします。 って、完璧に信者の感想ですね。
最後に一言。 相変わらずの川上節とも言うべき世界観(造語バリバリ、設定細か過ぎ)ですが、過去の都市シリーズに比べれば遥かにとっつきやすいかと。 氏の作品を手に取ったことがない方は、まずこのシリーズからいかが? |
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撲殺天使ドクロちゃん
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あー、なんと言ったらいいのか。
電撃文庫が生み出した鬼っ子というべきか、最終兵器というべきか。 なんかもう、あらゆる意味で突き抜けちゃってます。
読みながら、腹抱えて笑っていたらいつの間にか読了。そんな作品。 これが出版されたのは英断なのか、なんかのまちg(ドグシャッッッ!!) ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜♪ |
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灼眼のシャナ 5
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6巻のストーリーは進行中なので、5巻で投票。
去年1年間で大きく躍進したシリーズかも。 こんなに先が気になるのは久しぶり。
全体で伏線をうまく消化しながら、キャラクターを無理なく成長させているのが好印象です。 1、2巻の頃にあった読み辛さもかなり改善されて、著者もパワーアップしてると思います。
ただ、初めから「別れ」と「終わり」を内包する世界観なので、ラストがどうなるか。
とりあえず、メロンパンをカリカリモフモフしながら先を待ちます。 |
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マルドゥック・スクランブル The Third Exhaust-排気
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間違いなく傑作。
作品にこめられた執念、熱意が尋常じゃない。 巻末で作者語るところの「吐いた」というのも納得。
SF読める体質の人は、何があろうとも読め。 絶対後悔しない、というか読んでなかったことを後悔すること請け合い。
ところで、どこかで「ヒロイックピル」売ってませんか? |
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