t-snow さんの紹介
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サイト | みりおんぐらむ |
性別 | 男 |
年齢 | 20代前半 |
自己紹介 |
応援メッセージ・小説部門 (15評)
タイトル | 緑翠のロクサーヌ 王を愛した風の乙女 | |
シリーズ | ||
著者 | 藍田真央 | |
イラストレーター | 凱王安也子 | |
レーベル | ビーンズ文庫 | |
書籍コード | ISBN4-04-440503-4 | |
発行年月日 | 2004-08-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
敵相手に恋に落ちてしまって自らの立場に苦しむ話というのは古今東西ありふれていますが、面白いからこそありふれるわけで、この「緑翠のロクサーヌ」もそんな話の一つ。 惹かれた人間が殺さなければいけない対象だと知って苦悩するロクサーヌと、ロクサーヌに過去の恋人の面影を重ねてしまうライアス。心の底では想いあっていてもなかなかくっつかないじれったさと、くっついた後のラブラブっぷり、共に素晴らしいです。 |
タイトル | 女神の花嫁 後編 | |
シリーズ | 流血女神伝 | |
著者 | 須賀しのぶ | |
イラストレーター | 船戸明里 | |
レーベル | コバルト文庫 | |
書籍コード | ISBN4-08-600397-X | |
発行年月日 | 2004-03-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
先の読めない容赦ない展開が魅力の流血女神伝シリーズの外伝、というよりは{{はじまりの物語}}。 ラクリゼとサルベーン、幸せだった二人がどんどん道を分けていく様はまさに凄絶。 先に本編を読んでその後の二人がどうなるかが分かっているだけに、悲しくて悲しくて。 |
タイトル | 銀盤カレイドスコープ vol.4 リトル・プログラム:Big sister but sister | |
シリーズ | 銀盤カレイドスコープ | |
著者 | 海原零 | |
イラストレーター | 鈴平ひろ | |
レーベル | 集英社スーパーダッシュ文庫 | |
書籍コード | ISBN4-08-630224-1 | |
発行年月日 | 2005-02-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz / bk1絵 】 |
まさかスーパーダッシュで少女小説が読めるとは! 前巻までとは異なりタズサの妹ヨーコを主人公に据え、タズサとの関係や先輩スケーターであるシューゴとの恋愛が描かれている第4巻。 偉大なる姉へのコンプレックスやその姉を想う心などが一人称で丁寧に描写されていて、ヨーコというキャラクターを好きになること請け合い。 また、シューゴとの出会いの場面やシューゴの言動に一喜一憂する様子には、この手の少女漫画や少女小説が好きなら転がること間違いなし。 現実のフィギュアスケートにはあまり興味がない自分にも楽しめるフィギュア描写は健在だし、シリーズの中でも一番のお勧めです。 |
タイトル | 復活の地 3 | |
シリーズ | 復活の地 | |
著者 | 小川一水 | |
イラストレーター | 前嶋重機 | |
レーベル | ハヤカワ文庫JA | |
書籍コード | ISBN4-15-030770-9 | |
発行年月日 | 2004-10-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
大震災による壊滅と復興、{{そしてさらに来たる第二の震災}}に立ち向かう人々を描いた、地震SF群像劇。 権力や重責を担ったセイオやスミルといった主人公格の人間だけではなく、 脇役一人一人まで首都に住む人間が一丸となって戦う様は無茶苦茶にかっこいい! ズタズタに壊滅した1巻からこれだけのものが積み重ねられてきたんだなぁと考えると、思わず目頭が熱くなります。 |
タイトル | 双霊刀あやかし奇譚 2 | |
シリーズ | 双霊刀あやかし奇譚 | |
著者 | 甲斐透 | |
イラストレーター | 左近堂絵里 | |
レーベル | ウィングス文庫 | |
書籍コード | ISBN4-403-54078-3 | |
発行年月日 | 2004-03-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
大正時代を舞台とした、脇差に取りついた幽霊に女の子が恋をする物語の完結編。 人を疑うことを知らない素直で真っすぐな性格の主人公の早苗がとてもかわいいですね。 ストーリーは王道一直線で結末も予期した通りのものなのですが、早苗の心理描写が丁寧で兵衛への想いが染み渡ってくるため、これぞ恋愛少女小説、といえる切なさがラストではたっぷり味わえます。 |
タイトル | 霧の日にはラノンが視える 2 | |
シリーズ | 霧の日にはラノンが視える | |
著者 | 縞田理理 | |
イラストレーター | ねぎしきょうこ | |
レーベル | ウィングス文庫 | |
書籍コード | ISBN4-403-54080-5 | |
発行年月日 | 2004-05-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
現代のロンドンに落ちてきた、「ラノン」という名の異世界に住んでいた民(妖精)たちの物語。 派手さは全くなく、コミカルな部分も少なくて地味なのだけれど、 それゆえに発生する優しくてゆったりとした雰囲気がいいですね。 登場人物のほとんどは男性ですが、数少ない女性キャラである、恋する乙女の{{巨人族}}アグネスとこちらの世界にやってきたばかりの風の魔女シールシャは2人とも可愛いです。 あと、朴念仁が溢れているライトノベル界の中でも頂点に立ちそうな勢いのラムジーの鈍さにも注目。 |
タイトル | ディアスポラ 6 | |
シリーズ | ディアスポラ | |
著者 | 前田栄 | |
イラストレーター | 金ひかる | |
レーベル | ウィングス文庫 | |
書籍コード | ISBN4-403-54083-X | |
発行年月日 | 2004-09-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz / bk1絵 】 |
ファンタジーだと思っていたら実は{{SF}}だった物語の最終巻。 ファンタジー→{{SF}}の移行は、雰囲気が変わってしまったり、展開にしらけてしまったりと、こける作品が多い気がしますが、これはうまくいった例。 火水風土の四大元素の精霊というベタなファンタジーの設定から、違和感なくここまで持ってきたのはお見事。 一見好青年なのに陰険だったりキレたら止まらないところもあるユリウスや、 ふざけたお気楽キャラっぽいのに実は苦労人なゼクロスなど、 男の子向けでもなくBL臭くもない男キャラがいい味だしており、コミカルな掛け合いが楽しいです。 巻が進むにつれ尻上がりに面白くなるので、シリーズ全体でお勧め。 |
タイトル | 刹那 そのとき彼女が願ったこと days of Broken Blood | |
シリーズ | BLOODLINK | |
著者 | 山下卓 | |
イラストレーター | HACCAN | |
レーベル | ファミ通文庫 | |
書籍コード | ISBN4-7577-2084-X | |
発行年月日 | 2004-11-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
これで泣かずに何で泣く! 女の子2人の{{恋の}}物語。 2人で過ごす時間の一瞬一瞬はキラキラと輝いていて、 でもそれは綺麗でも脆いガラスのような美しさで、 いつか壊れることは分かりきっていて、 それでも確かに幸せだった2人。 もう転がって叫び出したくなるくらい切なくて切なくて切なくてたまらない。 |
タイトル | 三月、七日。 その後のハナシ | |
シリーズ | 三月、七日。 | |
著者 | 森橋ビンゴ | |
イラストレーター | 世良シンヤ | |
レーベル | ファミ通文庫 | |
書籍コード | ISBN4-7577-2100-5 | |
発行年月日 | 2004-12-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
続編が出ていい意味で裏切られた作品としては、近年でナンバー1。 前巻で綺麗に終わったはずなのにどうするのかと思っていたら、実は物語は続いていて登場人物達は悩んで苦しんで生きていました。 うじうじと思いを引きずりなかなか割り切れないながらも、周りの人々の影響もあって少しずつ変わっていく三月の様子が、とても丁寧に描写されています。 そして今度こそ迎える、気持ちが晴れやかになったハッピーエンド。キャラクター皆を好きになれる、とてもよい青春小説です。 |
タイトル | カエルと殿下と森の魔女 緑竜亭繁盛記 | |
シリーズ | ||
著者 | 橘柑子 | |
イラストレーター | 堤利一郎 | |
レーベル | ファミ通文庫 | |
書籍コード | ISBN4-7577-2130-7 | |
発行年月日 | 2005-01-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
この作品の魅力はなんといっても主人公のリュンにあります。 「スレイヤーズ」のリナインバースを常識人にしてちょっと可愛げをつけた「戦う看板娘」リュン。そんな快活な彼女の一人称で綴られる文章はとにかくテンポがよくて、もう文章読んでいるだけでも幸せ。 獣人や不死者といった脇を固めるキャラクターも、リュンの印象で霞むことのない我を持っていて、リュンとの掛け合いで楽しませてくれます。 ここ1年の新人さんの作品の中では最もイチオシです。 |
タイトル | まおうとゆびきり 2 ぱぱとよばないで | |
シリーズ | まおうとゆびきり | |
著者 | 六甲月千春 | |
イラストレーター | 椎名麻子 | |
レーベル | 富士見ファンタジア文庫 | |
書籍コード | ISBN4-8291-1687-0 | |
発行年月日 | 2005-02-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
前半を中心に全編に散りばめられた小ネタが素晴らしいです。 ゼビウス、生物学、ドクロちゃん、などなど幅広いジャンルから集められた大量のネタは、ツボにはまりさえすれば大いに笑わせてくれます。 1巻でちょっとたるかった戦闘も2巻では減少し、物語も楽しめるようにはなっていますが、あくまでメインは小ネタ。笑えるライトノベルとしてお勧め。 |
タイトル | 魔法遣いに大切なこと 3 夢色に染まる秋天の下で | |
シリーズ | 魔法遣いに大切なこと | |
著者 | 枯野瑛 , 山田典枝 | |
イラストレーター | よしづきくみち | |
レーベル | 富士見ミステリー文庫 | |
書籍コード | ISBN4-8291-6247-3 | |
発行年月日 | 2004-04-00 | |
備考 | 監修:山田典枝 | |
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
著者の枯野さんは、地味ながら柔らかく和やかな雰囲気を描かせたら右に出る者はほとんどいない作家で、田舎が舞台である3巻ではその魅力が最大限に発揮されています。 東京での試験を終えて田舎に帰ってきたユメが、ゆっくりした暮らしの中で「魔法遣いに大切なこと」に気づくまでの流れが丁寧に紡がれていて和みます。もちろん、悪人なんて一人も出てきません。 ラストはとても清々しい読了感が得られること間違いなし。原作は見たことないですが、タイトルを綺麗に昇華したとても良いノベライズだと思います。 |
タイトル | ぴよぴよキングダム | |
シリーズ | ぴよぴよキングダム | |
著者 | 木村航 | |
イラストレーター | 竹岡美穂 | |
レーベル | MF文庫J | |
書籍コード | ISBN4-8401-1159-6 | |
発行年月日 | 2004-10-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
「恋の儀式」を行うために宇宙からヒヨコがやってきた! というSFだったり、不器用な少年の恋愛物語だったりもするんですが、 そんなのは全部どうでもよくて、後半の女の子視点の一人称につきます。 勝気で照れ屋な少女の、ノンストップで流れるように暴走し続ける思考を叩きつけた文章は、ちょっと他ではお目にかかれないし素敵すぎです。 |
タイトル | くじびきアンバランス 2 | |
シリーズ | くじびきアンバランス | |
著者 | 横手美智子 | |
イラストレーター | 八雲剣豪 , 窪敏 | |
レーベル | MF文庫J | |
書籍コード | ISBN4-8401-1222-3 | |
発行年月日 | 2005-02-00 | |
備考 | 著者:横手美智子とゆかいな仲間たちVer2 | |
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
「げんしけん」の作中アニメのノベライズ作品、と聞くと何となく怪しげな話を想像してしまいますが、その実態は良質のラブコメで驚かせてくれます。 友人に片思いしている主人公に恋をしてしまい葛藤する小牧や、数年ぶりに再会した幼馴染の前では普段見せない姿を見せる会長など、魅力的なキャラクターが一杯。 特にこの巻では、自らの弱さを振りきって生徒会長としての使命を全うする会長がかっこよくて素敵なのです。 |
タイトル | とある魔術の禁書目録 3 | |
シリーズ | とある魔術の禁書目録 | |
著者 | 鎌池和馬 | |
イラストレーター | 灰村キヨタカ | |
レーベル | 電撃文庫 | |
書籍コード | ISBN4-8402-2785-3 | |
発行年月日 | 2004-09-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz / bk1絵 】 |
いくら相手側に事情があろうとも、そこで人の心が踏みにじられているのならば、どんなに無謀でも「そんなん許せるか」と立ち向かう主人公の言動の熱さにしびれるのがこのシリーズ。 その中でも、真のヒロインであるレールガンっ娘の御坂美琴をヒロインに据えた三巻は、他の巻よりも一枚も二枚も抜きんでた熱さを持っています。 最近ツンデレが世に溢れていますが、ツンだけだったりデレだけだったり、紛い物なのにツンデレ認定されているキャラも多いのが現状。そんな中、美琴は意地の張り方もそれが崩れた時のしおらしさも素晴らしい、とてもよいツンデレキャラです。やはりツンデレはこうでなくては。 |
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