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天戸 司郎さんの 小説/イラスト イチオシ

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自己紹介 公開されて開始したはずなのに、完了したような気分なのは何故でしょう?


応援メッセージ・小説部門  (3評)

[image:amz] タイトル 涼宮ハルヒの消失
シリーズ 涼宮ハルヒ
著者 谷川流
イラストレーター いとうのいぢ
レーベル 角川スニーカー文庫
書籍コード ISBN4-04-429204-3
発行年月日 2004-08-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
「そこのまだ一冊しか『消失』を買っていない君。
せめて最低あと一冊は買わないと、長門有希に対して失礼だと思わないか?」

と言わせしめた作品。というか、私はそう言われました(転載許可取得済み)
これだけでも一部の方には十分なメッセージのようですが、普通の人のためにお薦めのポイントを。

ハルヒシリーズ長編としては大きな山場であり、過去の長短編の伏線を絡めつつ物語を大きく展開しており、外せません。
繰り返し使われたため時間移動も新奇性という点では辛いですが、この作者は時間移動を安心して見ていられるので、この作品においては「構造上、不可思議に見えるところは、時間移動モノだからきっと後で説明されるさ」と任せきって、大きく展開する物語に集中できます。
山場であるので当然主人公に大きな見せ場が出てくる訳ですが、キョンの選択は、正しいかどうかはさておいて、とても気持ちのよいもので、普通である事は誰にとっても最も価値のある事なのではない、という事を思い出させてくれます。


[image:amz] タイトル 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet
シリーズ
著者 桜庭一樹
イラストレーター むー
レーベル 富士見ミステリー文庫
書籍コード ISBN4-8291-6276-7
発行年月日 2004-11-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
多忙により全然応援メッセージを登録できていません。もうすぐ締め切りです。
差し迫った状況なのでとにかく推しておきたい一冊としてこの作品を応援します。

まじめな話は格好わるいですか?話すのも照れ臭いですが、聞くのも恥ずかしくないですか?
正直に言えば、今はそういう風潮が強いと感じています。でも、伝えておきたい大切な事もあったりするんです。

現代に近い構造、不慣れな厳しさを和らげる甘さ、この作品は直接語るのがちょっと照れ臭い、でも、一度であっても感じて欲しい大切な事を、「今」の読者たちの心の中に運んでくれる作品です。
かなり痛いかもしれません。あるいは苦しいかもしれません。それでも私は多くの人に読んでもらいたいと思っています。


[image:amz] タイトル 食卓にビールを 3
シリーズ 食卓にビールを
著者 小林めぐみ
イラストレーター 剣康之
レーベル 富士見ミステリー文庫
書籍コード ISBN4-8291-6290-2
発行年月日 2005-02-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
本当は地球にも宇宙人がたくさん来訪してて、すごい科学技術も伝わってて、ラノパの準備なんて一瞬で終わるんじゃないか?
最後に変な妄想も混ざってますが時期が……いや実際、そんな錯覚を起こさせんですよ、この作品は。
何しろ平穏な日常のすぐ隣にトンでもなく非日常なモノ、コト、事件がある。
でもそれがポンっと出されても全くあたり前、全然違和感を感じない、感じさせないという見事さ。
シリーズの基調が「事件を経て最後にホッとする日常に戻ってくる」というのも安心してお薦めできるポイント。
短編である点とあわせて、忙しい仕事の合間にふと手に取り、読んで、一息つくのに最適な一冊です。

以上がシリーズ全般に言えること、シリーズでのお薦めポイントです。
では何故シリーズのうち3巻が特にお薦めなのか?
その答えはこの巻に収録されているちょっとテイストが異なる短編にあります。
この一編のオチじゃなくて本文が気に入った方は、是非とも小林めぐみの他の作品も探してみて下さい。
私は3巻読後にデビュー作から読み返し始めてしまい……夜が空けました(汗


天戸 司郎 さん への一言コメント

(なし)

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