『 書評者 : 根多加良 』 『 逆ソート順 : 更新時間 』 という条件で検索したよ! | |||||
1 件見つかりましたわ。そのうちの 1 〜 1 ( 表示数=1冊 ) 件を表示しますわ。 | |||||
おなかすいたね | |||||
そうだね | |||||
|
タイトル | 結界師のフーガ | |
シリーズ | 結界師のフーガ | |
著者 | 水瀬葉月 | |
イラストレーター | 鳴瀬ひろふみ | |
レーベル | 電撃文庫 | |
書籍コード | ISBN4-8402-2659-8 | |
発行年月日 | 2004-04-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
根多加良 | 妖怪専門の「逃がし屋」を営む結界屋、逆貫絵馬。助手の倫太郎を従えて、まるで松田優作リスペクトな衣装を着こなしてハードボイルドを気取り、クールで、人を小馬鹿にするのが大好きで、でもそれって愛情の裏返しでもあるんだよね。 そんな彼女の元に差出人不明の仕事依頼の手紙が届く。そこには『神楽冬春という少女を一週間以内に村から逃がして欲しい』と書かれていた…… 前半はノリツッコミ系のギャグが展開。だけど後半から一気に変化して、伝奇特有の物質的にも精神的にもどろどろした雰囲気になる。一冊で二度美味しい。 だからといって複雑で込み入っているかというとそういうわけでもない。各人の信念とかさ、覚悟とかさ、愛情とかが、整理されていてすっごくわかりやすい。ほんとうならどんどん複雑になっていきそうなんだけどわかりやすく作っている。 伝奇ものを読みたいけど、精神的にツラくなっているときなんかにお奨めです。 |
|