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タイトル | ネコソギラジカル 上 十三階段 | |
シリーズ | 戯言 | |
著者 | 西尾維新 | |
イラストレーター | 竹 | |
レーベル | 講談社ノベルス | |
書籍コード | ISBN4-06-182393-0 | |
発行年月日 | 2005-02-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
かげつ | 「戯言だよな」が口癖の、やる気全くナシな大学生いーちゃんの語りによる『戯言シリーズ』クライマックスその1です。 いーちゃんが大学に入学して以来、毎月やたらめったら美男美女で天才がざくざく出てきて殺人事件が起きる訳ですが、ミステリを期待してはいけません。 これは『青春エンターテイメント』です。 {{なにしろ語り手がデフォルトに嘘つきで、状況説明すらどこまで信じていいのかわからないのですから!}} 主要人物は大抵口癖をもっており、その生かし方、言葉遊びも実に秀逸です。 |
奈望梨義仁 | ジャンルはおそらくミステリでしょうが、決してミステリを期待してはいけません。 この作者、西尾維新(ローマ字で書くと、上から読んでも下から読んでもニシオイシン)のすごいところは文章力。想像を絶するであろう語彙力。言葉遊びの大変うまい人です。 宝島社「このライトノベルがすごい!」では惜しくも2位。もしこの本が「ライトノベルとして読者に認知されていたのならば」1位をとったかもしれない作品。ま、戯言なのでしょうが。 |
Hunter | 一応ミステリなんですが、この作品にそれを期待してはいけません。 この小説の最大の魅力は、『言葉』です。 これまでに、ここまで『言葉』をうまく使った小説はほかにありません。 登場人物も、かなり個性が立っていて、掛け合いを読むだけでも十分に面白いです。 ぜひぜひ、一度お試しあれ。はまる人ははまります。 |
黒原はいく | {{破壊の前に創造を。 瓦解の前に葬送を。 右に信仰、左に均衡。 光に茶番、影に基盤。 誰かのために悲しみを。 彼らのために憎しみを。}} ザ・言葉遊び。これほど上手く韻を踏んだ台詞を、これほど多く(時に微妙に脈絡なく)多用し、世界観を崩壊させない……それどころか普通に面白い。こんな作者様はそうそう見られないですね。クセは強いが普通にオススメ。ヘタレ脱出{{しかけ}}の主人公{{があれー?なの}}もオススメです(笑) |
こま | 戯言シリーズ最後の3部作の序章。 これまでのシリーズ既刊を読んできた人にとって今作の登場人物の欄は笑みを抑えきれないのでは。 想像して待つ楽しさと早く続き読みたいという衝動とが変に絡ってます。 妙な気分です、実際。案外存外悪くないもんですがー。 ぜひ一読あれ。そして戯言の世界へ共に進みませう。 |
みどりや | 「多分無理だと思うから、そう言ったんだけどねー。聞く耳なしって感じ。馬の耳に念仏、釈迦に説法だよ」 「その二つの諺(ことわざ)は意味が全然違うよ」 「でも、現象は同じ」 「まあ、同じだね。それに……彼女が馬だろうと釈迦だろうが、どっちにしたって、ぼくらには、関係のない話だけどね」 「うん、そうだね」 わたしは、こんなおしゃれな台詞が満載の西尾維新氏ならびに<戯言シリーズ>を応援します。 少しでも多くに人に読んでもらい楽しんでもらえたらいいなと思います。 でも、この応援文を読んでいるあなたは、馬かもしれないし、釈迦かもしれないんですよねー。 そして結局のところ、「バックノズルにジェイルオルタナティブ」。 西尾維新氏の作品を読むことになっている人間は、遅かれ早かれ、必ず氏の作品を読む。 そして今、あなたが氏の作品を読まなかったとすれば、変わりの誰かが氏の作品を読むわけで、この時代における西尾維新氏や<戯言シリーズ>の評価は変わらない。 そうだとすれば、こういう応援文を書こうと書くまいと、 「どっちにしたって、大勢には、関係のない話だけどね。」「うん、そうだね」 あれ? じゃなくて、みどりやは西尾維新氏ならびに<戯言シリーズ>を応援します。 「わん」「……………」「きゃ、きゃぅーん……」 |
獅子介 | 戯言シリーズは僕がライトノベルに手を出すようになったきっかけの作品です。 で、これがその最終章その1。 斬新で、リズミカルな西尾維新先生の文章にはいつも酔ってます。ホントに。 そういえば、この作品は去年の9月発売予定だったんですよね。で、いろいろ諸事情があって延期すること5ヶ月。様々な憶測が飛び交いましたけど、読んでみるとそんなことが消え失せてしまうほどの作品でした。そして続きが気になる(笑) 竹さんのイラストも素晴らしいですよね。哀川潤は今回もまた美人で…。 次回の作品は期待して間違いは絶対にないです。 |
ブロンドちょこ | いくら言葉を尽くしてもこの面白さは語りつくせない しかし全てはこの一言に集約される とにかく「読め」 読んで日本語の面白さに萌狂え |
高空昴 | まさしく「青春エンターテイメント」という文句がぴたりとはまる戯言シリーズ。 青臭さと言葉遊びに塗れた、けれどそれだけではない、つまるところ『面白い』この作品群を読まない手はないでしょう。 西尾作品はとにかく言葉の操り方が秀逸だと思います。 読んでいて「ああもう、本当に日本語って面白いなコンチクショウ」と思わされます。これもまた作中でいう「戯言」なのか、強烈すぎる浮世離れしたキャラクター達が、この言葉の波によってグイグイとこちらの中に入ってきます。 ああもう、面白いなあっ。 要点要点でシニカルさの抜けた「奮い立つ言葉」も大好きです。 ただただ「達観したふりをした」小説だと思ったら損ですよ? |
只一人 | 自分はこの本を見て、読む前から感動していました。 「ああ……やっとでたか……」 とまぁ、そんなことはさておき。 期待通りの圧倒的な戯言っぷり。 この巻から膨大な量の伏線が徐々に展開されていきます。 ページをめくるごとに圧倒され、惑わされ、仕舞いには訳がわからなくなるという戯言を余すところ無く詰め込んだ一冊です。 |
極楽トンボ | 普通の人間は出てこない、超人バトル。 ミステリは時々そういう要素がでてきたりもする、程度の認識で。 なんにせよ中毒性の高い内容で、戯れ言遣いの戯れ言ぶりもさすがの一言です。 おなじ語彙の言葉を1ページに渡って並べ続けるのを見るのは壮観です。 とにかく1にも2にも戯れ言、これに尽きますね。 |
ミズノトリ | 西尾維新の代表作・《戯言》シリーズの完結編の序章。 いよいよクライマックス。 いーちゃんはこれからどうするのか、玖渚に出番はあるのか(いや、あるだろうけど)、 《赤き征裁》は父親を制裁できるのか、狐さんはこれからどうなるのか、 そして、崩子ちゃんは生き残ってくれるのか。(むしろこれがいちばん大事) 出夢くんも生き残って欲しい。(これはその次に大事) とにかく、間違いなく、想像も出来ないような物語を創造してくれるだろう。 果たしてそれは最強のハッピーエンドなのか、最悪のバッドエンドなのか。 なんにせよ傑作であることだきゃー確かだな。 |
応援メッセージ・イラスト部門 | |
秋山真琴 | 竹さんの描くキャラクタは、何て言うか、浮世離れしている。きっとこの世界とは別の、突飛な人々が破天荒な生活を送っている世界を、竹さんは垣間見ることができるのだろう。 |
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