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応援メッセージ検索結果

『 書評者 : 極楽トンボ 』 という条件で検索したよ!
132 件見つかりましたわ。そのうちの 1 〜 10 ( 表示数=10冊 ) 件を表示しますわ。

[image:amz] タイトル レディ・ガンナーと二人の皇子 上
シリーズ レディ・ガンナー
著者 茅田砂胡
イラストレーター 草河遊也
レーベル 角川スニーカー文庫
書籍コード ISBN4-04-423105-2
発行年月日 2004-03-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
極楽トンボ 名門・ウインスロウ家の令嬢で曲がったことが大嫌い、一端こうと決めたらてこでも曲げず、危険も顧みず突っ走る「レディガンナー」キャサリンの活躍を描くシリーズです。

まずなんといってもキャサリンが素敵。男に媚びるようなタイプではなく、同姓からも支持を受けるであろう気持ちいいくらい真っ直ぐな少女がとても魅力的です。だから自然と周りに多くの人々が集まってくるのでしょう。
世界設定にも惹かれるものがあり、人族と動物に変身できるアナザーレイスと呼ばれる人種の関わり合いなど目が離せません。

とにかくテンポ良くすすむお話ですが、今回は皇子様にキャサリンが関わることに。よせばいいのにやっぱり首を突っ込むキャサリンの命運やいかに。
応援メッセージ・イラスト部門

[image:amz] タイトル 彩雲国物語 黄金の約束
シリーズ 彩雲国物語
著者 雪乃紗衣
イラストレーター 由羅カイリ
レーベル ビーンズ文庫
書籍コード ISBN4-04-449902-0
発行年月日 2004-03-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
おむらよしえ 家柄はいいのだが、すっかり貧乏暮らしが板についてしまっているお嬢様の紅秀麗。前巻では{{後宮}}に入る羽目になったが、今回は文官のお手伝いをすることになった。その有能振りを発揮する秀麗だったが、女が官吏になることはできない。夢を追いつづけるか、あきらめることを選ぶのか。
現実を見てしっかりと地に足ついてはいるのに、見上げる先は天の上という、清々しい物語になっています。やたら見栄えいい男がたくさん出てきますが、そんなのよりだんぜん秀麗が男前でかっこいい!(笑)全体的にはコメディタッチで楽しく読めました。
極楽トンボ ほんとに秀麗はかっこいい!
あえてかわいいと言わず、かっこいいと形容しましょう。

ごめんなさい、時間がないのでこんな貧しい表現に……(汗
応援メッセージ・イラスト部門

[image:amz] タイトル 女神の花嫁 後編
シリーズ 流血女神伝
著者 須賀しのぶ
イラストレーター 船戸明里
レーベル コバルト文庫
書籍コード ISBN4-08-600397-X
発行年月日 2004-03-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
おむらよしえ 「流血女神伝」シリーズの一冊。「流血女神伝」は、カリエは猟師の娘として育ったが、皇子の身代わりとなることをいきなり強制される。ジェットコースター、という比喩がふさわしい、続きが毎回楽しみな作品です。そしてなんといっても文章が上手い。そして登場人物たちが魅力的でありかつ「生きている」ように感じられる。キャラクターとしても、かっこいい男が目白押し、かっこいいお姉さまもあり、いきな女友達もあり、と魅力的です。そして何よりも主人公のカリエが名前や身分をどんどん変えざるを得ない状況に追い込まれながらも、常に希望を失わず、戦い続ける姿が快感です。展開もドラマティック。物語好きにはもう絶好でしょう。また、少女向けを読まない方にも、これはおすすめではます。文章が湿気ていないので、読めると思いますよ!
「帝国の娘」(前後)、「砂の覇王」全9巻、「女神の花嫁」(前中後)、「暗き神の鎖」(前中後)の現在17巻(続刊予定)と、外伝の「天気晴朗なれど波高し。」1〜2巻が発売中。順番通り読まないとほんとにいけないシリーズです。
この「女神の花嫁」は、「帝国の娘」後編で登場するラクリゼの今までの人生の話で、特にこの話を読んで断然評価が上がりました。ほんとうにおすすめです。
rokugomarunisai コンスタンティノープルの陥落を意匠に据えた、『流血女神伝』始原の物語にして現在の最高作。昨今の緩い悲恋話など比較にならない凄絶さ、残酷さ。激しさと、それでいて悪い意味での過激、リリシズムに走らない抑制。数十年後、須賀しのぶを語る上でも外せないであろう一作。これを気に入った方は『嵐が丘』などもどうぞ。
ひさ これまで割と伏せられていたラクリゼとサルベーンの関係を中心に、ザカリア
女神を信仰するザカール人達の事実を描いた外伝エピソードの最終巻。息苦し
い閉塞感は相変わらずながら、ようやく謎が解かれた開放感もあったり。
しかし外伝とは言え、この三部作は知り合い事が知り得た喜びと本編を凌駕す
る程の物凄い展開に圧倒されっ放しでした。興味あらば最初から一気に読むべし。
葉月あき 本編にて主人公カリエを様々な形で守り続けるラクリゼの半生を描いた、外伝エピソード最終巻。
最後まで本編に負けず劣らず壮絶で過酷な物語でした。
特に後編の大半を費やして語られたヨギナ攻防戦は、これでもかというぐらい色々な要素が詰め込まれた贅沢なもので読み応えも十分。

様々な経験を経て、強く凛々しくそして誇り高い女性となったラクリゼですが、そこに至るまでに失ったモノも計り知れず…。
過酷な運命の果てに、カリエだけではなく彼女自身も幸せになれることを願わずにいられません。
サトコ 流血女神伝シリーズ外伝。本編で暗躍するラクリゼが主人公。はじまりの物語。
中編までは確かにおもしろいのだが、やや単調な印象を受ける。しかし、後編で一気に加速度的に展開していく。本編では今まで語られることのなかった、サルベーンとラクリゼの濃密な仲と離別、そしてヨギナ陥落。息を呑むしかない。
是非本編既刊を先に読んでから、こちらに取り掛かっていただきたい。
ちびカリエとちびエドがちょこっと出演しているのが、少々嬉しかったりするが。
極楽トンボ 本編ともタメをはれるだけの重い内容を伴った外伝でした。
ラクリゼの覚悟が痛いぐらいに伝わってきました。
(ものすごい好きなシリーズなんだけど、今言葉の泉が枯渇していて上手い表現が出てきません……)
t-snow 先の読めない容赦ない展開が魅力の流血女神伝シリーズの外伝、というよりは{{はじまりの物語}}。
ラクリゼとサルベーン、幸せだった二人がどんどん道を分けていく様はまさに凄絶。
先に本編を読んでその後の二人がどうなるかが分かっているだけに、悲しくて悲しくて。
応援メッセージ・イラスト部門

[image:amz] タイトル ストレイト・ジャケット 6 ラクエンのサダメ 〜THE MIRAGE〜
シリーズ ストレイト・ジャケット
著者 榊一郎
イラストレーター 藤城陽
レーベル 富士見ファンタジア文庫
書籍コード ISBN4-8291-1595-5
発行年月日 2004-03-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
ぎをらむ 人間が魔法を使いすぎることで魔族になってしまう世界のお話。
では人間にとって魔法とは何なのか。魔族とは何なのか。この巻でその重要なヒントが出てきます。ある意味、シリーズのターニングポイントでしょう。
ファンタジーを通して科学文明を痛烈に批判する作品だと思います。
極楽トンボ 榊作品はだいたいどのシリーズでも、きれい事以外の負の部分を必ずきっちり描写してくる面がありますが、そのダークサイドが比較的表に出てくるシリーズです。

いろいろオススメすべき点はありますが、あえて魔族の描写!これに絞ってオススメしておきます。
魔族は人の理性が飛んだ電波な状態になっていることがほとんどなんですが、その魔族の口から出てくる素敵発言の数々は語録を作りたくなるほどです。
人間の血を吸収して、その血を高い圧力で打ち出していろんなものをなます切りにする「まっかっかびぃーーむっ!!」なんかもう降参ですええ。
応援メッセージ・イラスト部門

[image:bk1] タイトル タクティカル・ジャッジメント 4 ろくでなしのリアクション!
シリーズ タクティカル・ジャッジメント
著者 師走トオル
イラストレーター 緋呂河とも
レーベル 富士見ミステリー文庫
書籍コード ISBN4-8291-6249-X
発行年月日 2004-03-00
備考
書店 amz / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
極楽トンボ わかりやすく言うと、逆転裁判・小説版。

刑事裁判で不敗を誇り、「デスク・ブレイカー」の異名を持つ(性格にはかなり問題もある)若手弁護士が、絶体絶命有罪の危機から依頼人を無罪へと導きます。
まず作中で裁判制度を多少わかりやすくアレンジしてはいるものの、内容自体はかなり本格的。具体的な刑法の条項もガンガン飛び交います。
しかし小難しいことは考えず、あくまでもエンターテイメントとして楽しめるところが重要ですね。

「異議あり!」
小説でこれを楽しみたければ、迷わず手にとってほしいシリーズです。
応援メッセージ・イラスト部門

[image:bk1] タイトル ダーク・バイオレッツ 7 神の書物
シリーズ ダーク・バイオレッツ
著者 三上延
イラストレーター GASHIN
レーベル 電撃文庫
書籍コード ISBN4-8402-2636-9
発行年月日 2004-03-00
備考
書店 amz / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
痴漢 このシリーズは最高です(・∀・)b
毎巻、常世の者やら幽霊さんと戦闘するホラーものです
最終巻になり展開も大詰め、皆挫けずも頑張ります
{{道蔵さんの仲間の紫の者がついに登場、明良達にアドバイスを与え「影取」に立ち向かいます、この巻では明良達の意外な本音炸裂です、ドキドキハラハラのバトルが繰り広げられています、もちろん恋愛も少し・・・( ´Д⊂ヽ続編が出たらいいなぁ、なんて現を抜かしております}}
とにかくこの作品は絶対オススメですヽ(´ー`)ノ
まつもとかなめ 幽霊を見ることができる「紫の目」を持つ神野明良と、幽霊に触れることができる「紫の手」を持つ御厨柊美の二人の高校生が主人公のホラーで、舞台となるのは、この世と「常世」を結ぶ「門」が存在するという街「神岡町」です。

幽霊ばかりが乗っていた「行き先のないバス」に捕らえられそうになったことがきっかけで出会った明良と柊美は、やがてそのバスの「乗客」が神岡町で起こっていた連続殺人事件の被害者であること、同様の事件が終戦直後に起こっていたこと、そして明良の祖父と柊美の祖母がその事件を解決したことを知ります。そして、祖父の残した「武器」を見つけ出した明良は、柊美とともに事件の解決に乗り出します。

しかし、このバスの事件は「始まり」に過ぎませんでした。明良と柊美、そして彼らとともに「常世」の秘密を知る人々は、「常世の門」の向こうより現れる「常世の怪物」との戦いを強いられるようになります。それは次第に激しさを増し、やがて一つの惨劇が神岡町を襲います。その裏に潜む「紫の者」の忌まわしき過去を知った明良と柊美たちは、大きな代償を払いつつそれに立ち向かうことになるのでした。

なお、このシリーズは1〜4巻が各巻完結の本編、5巻が短編集、6〜7巻が上下巻構成の本編ラストになっています。
ひさ 柊美はもう悲劇にしか進み様がなくて、彼女の全ての事情を知ってそれでも
尚抗おうとする明良との触れ合いが暖かくも切なくて痛々しくて……。最終章
である6、7巻の盛り上がりと、その先に待っていたエピローグの描き方はもう
素晴らしいとしか言い様が無くて。きっとこの結末は幸せなものだったと思いたい。
極楽トンボ 伝奇もの、というより感覚的にはよりホラーな方向に行ってる作品。
限定的な能力を持って、常世の者と立ち向かっていきますが、その先に待っているものは……
謎が徐々に明らかになる後半の展開、そしてエピローグには思わず涙したくなります。
どちらかといえば静かに書かれる「痛み」から目をそらすことが出来ません。
kaiei 伝奇ホラーアクションシリーズ、最終巻。
いやあもう、主人公とヒロインの二人の行く末がどうなるのか本当に最後までドキドキしっぱなしでした。
絶望系カップル、と言っても良いくらいの悲壮さが漂う二人でしたが、最終巻まで辿りつきました。

ラストが余韻を残す素晴らしいものになっています。
ぜひご一読あれ。
応援メッセージ・イラスト部門

[image:amz] タイトル 鬼刻
シリーズ 鬼刻
著者 城崎火也
イラストレーター 椋本夏夜
レーベル 集英社スーパーダッシュ文庫
書籍コード ISBN4-08-630182-2
発行年月日 2004-04-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
極楽トンボ 基本的には割とよくある伝奇もの。
ミステリというかホラー風味?
主人公の少女のPTSDの描写が心に残っているのでこちらでも紹介してみました。
応援メッセージ・イラスト部門

[image:amz] タイトル 式神の城II Paradise typhoon
シリーズ
著者 海法紀光
イラストレーター アルファ・システム
レーベル ファミ通文庫
書籍コード ISBN4-7577-1838-1
発行年月日 2004-04-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
極楽トンボ 式神の城2という同名シューティングのノベライズ、ではありますが。
実はこのシリーズ、ゲームは一度もやったことないけど小説は読んでるという人がけっこう多いのです。
世界設定もそうですが、なんといっても各キャラクターが大変魅力的。また台詞回しが熱い!
特にこの巻の主役であるニーギは男っぽい性格なところがあるので、どっちかというとかっこいい部類ではないかと思います。
ただこの巻からいきなり入るとちょっとわかりにくいと思いますので、興味のある方はまず同文庫の「式神の城-O.V.E.R.S.ver 0.81 」から入るのがいいかと思いますが、巻を追う事にだんだんよくなっていきます。

なお、世界設定としてはガンパレード・マーチともリンクしています。
くろ シューティングゲーム式神の城2のノベライズ、ゲームの登場キャラクター、ニーギ・ゴージャスブルーの外伝となっております。世界観がわかりづらい面があるのですが、キャラクターがとても魅力を持っていて、なおかつ熱い台詞や展開をするのです。
どのぐらい熱いかというと・・
{{この物語には、やらなければならない使命と、心からやりたいと思う理念が一致した幸せな人々だけが登場する。(アルファシステム、式神の城HPより)}}
っていった感じに熱い言葉がたくさん出てくるので、お勧めです。
私はこの本をシリーズで初めて読んだのですが・・・もし気に入ったのならこのシリーズのほかの本もオススメなので、読んでみてください。
応援メッセージ・イラスト部門

[image:amz] タイトル フルメタル・パニック!-サイドアームズ- 音程は哀しく、射程は遠く
シリーズ フルメタル・パニック!
著者 賀東招二
イラストレーター 四季童子
レーベル 富士見ファンタジア文庫
書籍コード ISBN4-8291-1605-6
発行年月日 2004-04-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
有里 フルメタル・パニックシリーズのミスリルオンリー短編集。
賀東招二は描写力に優れた作家であることを、いろんな面で示した作品。アーム・スレイブに乗ったときの描写は凄いと思いましたよ。p.189ページとか。
温泉描写については……何もいいますまい……。
シリアスなクルツ君はステキでした。
いわし 本当に戦争やってるシリアスな長編と、学園を舞台にコメディしてる短編が
フルメタの軸でしたが、そのどちらとも違う括りの短編集がコレ。
主人公・相良宗介が所属する「ミスリル」という組織の仲間が主役な話が集められています。
基本的には普段の短編のノリに近いんですけどね。
温泉旅館でハイテク機器の力とプロの技術をふんだんに発揮…してどうする?
個人的には長編も短編も、刊行順に読んでいくのがオススメです。
練馬 本編に比べてほぼコメディ一色の短編集。今回はいつものような宗助の学校生活ではなく、サイドアームズというタイトルの通り、ミスリルのメンバーが主になっており、コメディでもシリアスでもクルツ君が大活躍です。「温泉編」ではいつもと変わらぬ、いやそれ以上の笑いをもたらしてくれます。女性読者からは洒落抜きでウケが悪かったらしいですが。
そして、ASに関する操縦法などの細かく専門的な裏設定も公開されており、そこら辺に対する作者の並々ならぬこだわりがみてとれます。
みどりや 「ソースケ?もう戻ったの?」
「肯定だ。つい先ほどな。なにがあったのかは知らないが--クルツ--おまえの友人を二人つれてきた
どちらと出かける。選ぶといい」
「………
やれやれ……。粋な計(はか)らいだとは思うけどな。今日はおまえが死神にみえるぜ」
「それがこの道だ。まだ答えを聞いていないぞ。」
「決まってるだろ」

宗介が脇で良い味を出しています。
「友人」ではなく、あの仏頂面で「おともだち」と言って貰いたかったという気もするが(笑)
玲朧月 マオおねーさんのAS操縦講座とかブルーザーおやじさんが面白かったという自分はたぶん少数派。
いいじゃん、かわいいとそういうやつは他の作品でも見れるけど、こういうハードウェア系のものが読めるのはフルメタか笹本作品ぐらいしかないんだから!
極楽トンボ 温泉編もあれはあれで必見でした。
が、自分はマオおねーさんのAS操縦講座をイチオシしたいと思います。
あれは書こうと思っても書けるもんじゃないよなあ。参りました。
一歩 シリーズとして推します。これも今更私が推すまでも、ですが。
本編の方はなんだか偉い事になってきていて、正直ちょっとげんなりなのですが。
で、本編と切り離された外伝という事で票はこれで。
なかなか渋い奴らのストーリーに仕上がってて、好きです。
応援メッセージ・イラスト部門
ぎをらむ この人は今でもアナログで描いているように見えるのですが、なかなか描き直しが利かないはずのアナログで、こうした丁寧な色使いができるのは職人技だと思います。背景やメカに使う緑、青の影や、この表紙ならクルツやテッサの髪の補色の部分など、本当に上手いです。
でも入浴シーンだけトーンを丁寧を貼るのはどうかと思いますが。(笑)

[image:amz] タイトル A君(17)の戦争 7 はたすべきちかい
シリーズ A君(17)の戦争
著者 豪屋大介
イラストレーター 伊東岳彦 , 北野玲
レーベル 富士見ファンタジア文庫
書籍コード ISBN4-8291-1607-2
発行年月日 2004-04-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
rokugomarunisai 魔族と人族との戦いを描く、異世界架空戦史(と言うことにしておく)。
この巻は過渡的な印象が強いが、しかしただの橋渡しではない。
否応なしに盛り上がっていく、いや、盛り上げて(!)いかざるを得ない、絶望的な戦争への希求。
さて、どこかで見覚えはないだろうか?
作中挟まれるパロディやギャグ、饒舌、罵倒、悪意など実にリズミカルであり、設定も実に巧み。その思想に賛成するかどうかは別として(むしろ反発させることが狙いのひとつでもあるだろう)、この『A君〈17〉の戦争』が、読者に応じて姿を変える、全く油断ならない小説であることは確かだ。意味ありげというだけの作品とは比べるのが失礼というもの。
これを気に入った方は矢作俊彦の一代奇書『あ・じゃ・ぱん(!)』もどうぞ。
各務桜花 この巻から、一気に戦争が進んでいきます。
英雄と呼ばれるようになったただの高校生の戦争は、ここまで溜めたものを全部ひっくるめて、その上に加速しているといいますか・・・。戦争を知らない世代にも、「これが戦争なんだ」と否応なしに見せてくれる。
その上で面白いと断言できる小説です。
一歩 シリーズとして推します。特に前半、中でも番外的位置にある4巻が非常に好み。
実は6かこの7ぐらいからダレて来てるなあとは思っている。
最新刊の8巻が出たけど、やはりダレてる感じ。また、これまでの巻も新装版としてイラストを全部差し替えたものが出ましたが、うーん違和感あるなあ。

特技とて無いいじめられっこの主人公は、その恨みが臨界に達し、ある日いじめっこへの陰湿な復讐を企てる。それが全て成功したと思った時--彼は異世界へ飛ばされていた。そこは「人間」によって「魔族」が滅ぼされようとしてる世界。一見正義に思えるソレはしかし単純にそうとは言えなかった。彼は人間に「いじめられる」魔族に味方し、そして自分の特技を発見する。「いじめられっこに陰湿に復讐する技能」すなわち戦争の才能を。

でスタートする物語で、"正義"へのひねり加減がすねてて好きです。主人公がぴかぴかのヒーローじゃないし。相対的に人間が悪役だし。ところが、悪役にも三分の理、みたいなところを用意するし。、で、アホだしギャグだしハーレムだし。裏設定あるし。
特に「正義の味方ドラマ」を配役完全交代でやらせてしまい、それでも話は成り立つと見せた4巻のすね方が大好き。
ここのところは大きな戦の準備とまったり描写、で話が停滞してる感じ。盛り上げるよりはしゃきしゃきと進んで欲しい。
かげつ 魔王領と人間の王国が対立している中に飛ばされた主人公が、泣きながらも悪知恵の限りを尽くして戦う、架空戦記の第7巻。

いろいろお笑い要素が含まれていたり、お約束のハーレム状態だったりするものの、丁寧にわかりやすく戦争というものを描いているのがすばらしい。
極楽トンボ 戦記ものをわかりやすくライトノベル的したシリーズです。

敵の行動を読みあう戦略的な駆け引きのおもしろさだけでなく、実際の戦いにつきもののいろいろな符の部分の描写にも手を抜いていないあたりが、すごみです。
うんちくがけっこういっぱい出てきますが、無駄なものはないので気にはなりません。
またある意味ではお約束のハーレム状態になっているものの、主人公は好意を持たれるだけのことはちゃんとしているので特に気にはなりませんでした。

単純にハッピーエンドでは終わりそうもない雰囲気ですが……いったいどう転んでいくのやら。
応援メッセージ・イラスト部門