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高空昴さんの 小説 イチオシ

高空昴 さんの紹介

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サイト風鈴色喫茶
性別
年齢20代前半
自己紹介 HNの読みは「たかあけ・すばる」。
日本全国に山ほどいるであろう物語中毒者の一人。物語であれば、小説はもちろん、漫画だろうがアニメだろうがゲームだろうが映画だろうが、無節操に堪能します。
好物は伝奇物やSFですが、そんな括りはあくまで目安で、面白ければOKがモットーです。
Webサイト「まいじゃー推進委員会」に日参するようになって早数年。前企画「このライトノベルがすごい」などで色々と噛ませていただきました。
自分でも物を書いたりしています。現在、職業作家目指して奮戦中。
サイトにて創作小説や二次創作SSなどを公開してます。


応援メッセージ・小説部門  (9評)

[image:amz] タイトル ディバイデッド・フロント 2 僕らが戦う、その理由
シリーズ ディバイデッド・フロント
著者 高瀬彼方
イラストレーター 山田秀樹
レーベル 角川スニーカー文庫
書籍コード ISBN4-04-429302-3
発行年月日 2004-05-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
「頑張ろう」
そういう気持ちを呼び覚ましてくれる作品です。

立ち向かうという行為を力強く描いた作品です。
絶望があります。悪夢があります。恐怖と苦痛なんか在り来たりです。そんな世界観と、そこで生きる登場人物たちが見せるものは、ただ一つの事柄。
不屈。
屈しないということ。
最終巻を含めて、胸の底から熱くなりました。

「明日の自分は今日の自分より確実に強い」
主人公・英次の言葉のような生き方ができればいいなあ。


[image:amz] タイトル 空の境界 The garden of sinners 上
シリーズ 空の境界
著者 奈須きのこ
イラストレーター 武内崇
レーベル 講談社ノベルス
書籍コード ISBN4-06-182361-2
発行年月日 2004-06-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
私が「伝奇物」というジャンルを意識するようになった初の作品です。
ゲーム「月姫」「Fate/stay night」のシナリオでその実力を見せつけた新鋭・奈須きのこ氏の小説作品。同人誌で発表した物の商業化であり、過去の作品ですが、その独特な文体と切味の良さはしっかりと発揮されています。

奈須ワールドとでも呼ぶべき「月姫」や「Fate」と同一の世界観は、緻密の一言。
ミステリ風味の伝奇物という以外に、純粋にキャラクター物のエンターテイメントとしても力のある作品だと思います。
世界観に酔いたい、キャラクターに魅せられたい、そういう願望を持つ方にオススメです。
長いけど長く感じない良作だと思います。


[image:amz] タイトル ネコソギラジカル 上 十三階段
シリーズ 戯言
著者 西尾維新
イラストレーター
レーベル 講談社ノベルス
書籍コード ISBN4-06-182393-0
発行年月日 2005-02-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
まさしく「青春エンターテイメント」という文句がぴたりとはまる戯言シリーズ。
青臭さと言葉遊びに塗れた、けれどそれだけではない、つまるところ『面白い』この作品群を読まない手はないでしょう。

西尾作品はとにかく言葉の操り方が秀逸だと思います。
読んでいて「ああもう、本当に日本語って面白いなコンチクショウ」と思わされます。これもまた作中でいう「戯言」なのか、強烈すぎる浮世離れしたキャラクター達が、この言葉の波によってグイグイとこちらの中に入ってきます。
ああもう、面白いなあっ。

要点要点でシニカルさの抜けた「奮い立つ言葉」も大好きです。
ただただ「達観したふりをした」小説だと思ったら損ですよ?


[image:amz] タイトル All You Need Is Kill
シリーズ
著者 桜坂洋
イラストレーター 安倍吉俊
レーベル 集英社スーパーダッシュ文庫
書籍コード ISBN4-08-630219-5
発行年月日 2004-12-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
最近のライトノベルには珍しい、硬質な空気に浸れる作品だと思います。
血錆のついたガンメタル、生々しいくせに無機質、そんなイメージを喚起します。

ひたすら繰り返されるエイリアンとの戦闘。
ネタばれ"という最大の救いさえ、地獄を構成する単なる歯車でしかない容赦の無さ。まさに甘ったるい砂糖が混じっていない、苦みばしったブラックコーヒーのような作品です。
ライトノベルの中では比較的珍しい作品ではないかなと思います。

けれど。
その苦味が、たまらなく美味い。


[image:amz] タイトル フルメタル・パニック! つづくオン・マイ・オウン
シリーズ フルメタル・パニック!
著者 賀東招二
イラストレーター 四季童子
レーベル 富士見ファンタジア文庫
書籍コード ISBN4-8291-1659-5
発行年月日 2004-10-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
人気シリーズ「フルメタル・パニック」長編パートの最新刊です。

最高に面白かった。評価はずばりこの一言です。
正直、富士見ファンタジア文庫の最近の長編物は「物足りない」と感じるものが多かったのですが、このフルメタル・パニックシリーズだけは段違いの力強さを発揮しています。
そしてこの最新刊。
今までで最高の「作品力」を見せつけてくれました。

とにかく急転直下、絶望に絶望を重ねたようなスリルを通り越して恐怖にも近い、そんな容赦のないストーリーが展開されていきます。読んでいてここまで「おいおい、どうすんだよ、いいのかよっ!?」と思ったのは久しぶりです。
そんな状況下で描かれる、主人公達の不屈の戦い。
本作で描かれる「負け戦」の中で「負けない主人公達」の姿には素直に熱くさせられました。主人公の宗介をはじめ、登場人物たちにエールを送らずにはいられません。

ラストでのネタばれ"の覚悟の姿は目頭が熱くなるほどでした。
そう、これが主人公です。
主人公とは「諦めない者」を指す言葉なのだと痛感しました。

断固として行動する主人公、相良宗介の勇姿に目が離せません。


[image:bk1] タイトル とある魔術の禁書目録 3
シリーズ とある魔術の禁書目録
著者 鎌池和馬
イラストレーター 灰村キヨタカ
レーベル 電撃文庫
書籍コード ISBN4-8402-2785-3
発行年月日 2004-09-00
備考
書店 amz / bk1絵 】
少年漫画的熱血ストーリー第三弾。
「やっぱ主人公はこうじゃないとな!!」そう思わされるシリーズであります。
考えるな、感じろ──かの名優ブルース・リーの名言を形にしたような感覚派アクション小説。
第三巻は特にお気に入りです。

正直、シリーズ全体の完成度は決して高くありません。
文章は「一流」と呼ばれる作家さんに比べれば荒削りだし、設定面にも「アラ」があるでしょう。けれど、それらを押し流して「面白い」と結論させる勢いに満ちています。新人作家の作品というのはきっとこうあるべきなのではないでしょうか。
「とにかく熱い話が読みたいぜ!!」という方は是非一読を。
面白いですよ。


「まずはその幻想からぶち殺す」
主人公に決め台詞があるのもとってもグッドですw


[image:amz] タイトル AHEADシリーズ 終わりのクロニクル 4 下
シリーズ AHEADシリーズ 終わりのクロニクル
著者 川上稔
イラストレーター さとやす
レーベル 電撃文庫
書籍コード ISBN4-8402-2913-9
発行年月日 2005-01-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
AHEADシリーズに関しては、各巻それぞれが素晴らしい出来映えであり、語り始めるとキリがないので、対象作品の中で最新である本作にメッセージを送りたいと思います。

川上作品全般に言える事だと思うのですが、とにかく「決意」の描き方が圧倒的に上手です。このAHEADシリーズは特にその特色が濃いと思います。
これは作者である川上氏の構成力の高さはもちろん、やはりライトノベルの最重要点であるキャラクターの造形がしっかりしているからでしょう。漫画的なデフォルメを加えていながら、それでもリアルを感じさせる個性付けがなされています。このあたりの力量はライトノベル業界全体から見ても頭抜けている気がします。
イラストとの整合性など、装丁の完成度も含めて、やはりAHEADシリーズはライトノベルの完成形の一形態ではないでしょうか。

最後に、この「4下巻」について一言。
米国UCATのパイロット達がメチャメチャかっこよかったです。名前もない脇役の決死の活躍に泣きそうになりました。ああもう、やっぱり面白いなあっ!!


[image:amz] タイトル ミナミノミナミノ
シリーズ ミナミノミナミノ
著者 秋山瑞人
イラストレーター 駒都えーじ
レーベル 電撃文庫
書籍コード ISBN4-8402-2914-7
発行年月日 2005-01-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
大ヒット作「イリヤの空、UFOの夏」に続く、ボーイ・ミーツ・ガールの第二弾。
秋山節とでも呼ぶべき濃密かつ軽妙な文体は、本作でも健在にして絶好調。
このボキャブラリー・センスは、他の作家さんには真似できないものがあります。自分が物語の中にいるかのような臨場感、匂いさえも感じさせるような描写力、ツボをついてくる人物造形、あいもかわらず抜群です。
作品単体としては、秋山氏の作品の中でも最もとっつきやすいと思います。
秋山作品に触れたことのない方は、この作品から触れてみるのもいいかもしれません。

南の島を舞台にした夏の物語であり、あとがきで秋山氏が自ら言っているように、全体的なカラーは前作「イリヤ」を思わせるものとなっています。そういう意味では「新鮮さ」や「目新しさ」は乏しいかもしれませんが、そこは「良い意味で読者を裏切り続けている」秋山先生、最後にドカンとかましてくれるでしょう。
期待を胸に、続刊を待ってます。


[image:amz] タイトル 高機動幻想ガンパレード・マーチ もうひとつの撤退戦
シリーズ 高機動幻想ガンパレード・マーチ
著者 榊涼介
イラストレーター きむらじゅんこ
レーベル 電撃ゲーム文庫
書籍コード ISBN4-8402-2952-X
発行年月日 2005-01-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
シリーズ物なので、最新作の本作にメッセージを。

漫画であれ映画であれゲームであれ、ノベライズというのは非常に難しいものです。原作と同等以上の評価を得ている作品となると実に少ないでしょう。
そんな中、私が素直に「面白かった」と言えるノベライス作品が二つあります。
一つは秋山瑞人氏が漫画を小説化した「鉄コミュニケイション」。

そして、残るもう一つが、この榊涼介版「ガンパレード・マーチ」です。

ただ原作の流れをなぞるだけのチープなノベライズとは一線を画した、小説単体としても面白く読める域に達したシリーズだと思います。原作ゲームを知らなくても面白く、原作ゲームを知っていると更に面白い、秀逸な出来映えとなっています。
ノベライスとはかくあるべし、ですね。


高空昴 さん への一言コメント

(なし)

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