ぎをらむ さんの紹介
| メールアドレス | ureshino@i.bekkoame.ne.jp |
| サイト | 竜人館 |
| 性別 | 男 |
| 年齢 | 30代前半 |
| 自己紹介 |
「萌え」というのがイマイチよく分かっていないアンティーク&カントリー好きのアマチュアイラストレーター。編に理屈っぽいです。
サイトはとことんマイペースで作っております。
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応援メッセージ・イラスト部門 20評
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| この巻の248ページの挿絵には衝撃を受けました。普通、挿絵は見開きか左側のページにあって、右側のページにあることは珍しいという程ではないですがあまりありません。ですが248ページの挿絵は本当に効果的に右側に配置されていて、キャラに感情移入することができました。私がこの1年読んだ中でベストの挿絵だと思います。 |
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コバルト版になって、スーパーファンタジー版の繊細な表紙からうって変わって「外道上等!」みたいな感じになりました(笑)。いや、でもこの方が内容に合っていると思います(爆)。
4冊セットの表紙になっているのも良いですね。 |
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主観的な配色、淡い光の表現、繊細な目の表情と鬼気迫るような緻密な背景。色々特徴を挙げることができますが、一番魅力的なのは、キャラがイラストの「世界に居る」ことだと思います。
この人のイラストでなければ開くことができない世界があって、キャラもそこが自分の居場所であることを知っているような、そこから物語が湧きあがってくるような、そんな気にさせてくれます。 |
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| 表紙が凝っています。個々のキャラが小さくなってしまっているのが難点ですが、表紙に本文の内容を詰め込んで、これを見ただけでだいたいどんな話か分かるようにしてあります。 |
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| メカも人も上手いんですけど、構図が本当に上手いなぁと思います。特に挿絵でコマ割りして視点を切り替えるているのは、状況の描写やスピード感を出すのに良い効果を上げていると思います。たぶんBLADEさんはコミックを描いても上手いのでしょう。 |
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| 天使と悪魔というありがちの対比ですが、形だけでなく、天使=光に黄色、悪魔=闇に紫を使って色相のバランスを取っているのは見事です。駒都え〜じさんの技は「ぱんつはいてない」だけじゃないんです! |
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この人は今でもアナログで描いているように見えるのですが、なかなか描き直しが利かないはずのアナログで、こうした丁寧な色使いができるのは職人技だと思います。背景やメカに使う緑、青の影や、この表紙ならクルツやテッサの髪の補色の部分など、本当に上手いです。
でも入浴シーンだけトーンを丁寧を貼るのはどうかと思いますが。(笑) |
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全10巻ともミズー編とフリウ編の表紙が対になっているのが凄いです。
シリーズ開始時から5+5=10巻にすることが決っていて、それをきっちりやり遂げたからできた事です。秋田禎信さんと椎名優さんにはお疲れ様でしたと言いたいですね。 |
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| 黒の使い方が超絶に上手いんですよねぇ・・・・。宵闇を描く黒、哀しみや絶望を描く黒、この巻の表紙のように構図を引き締める黒。それぞれ感情に訴えてくる黒であります。私の中では草河遊也さん=黒のイラストレーターとイメージ象ができ上がっています。 |
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ファンタジア文庫の表紙枠はしばらく前からイラストがはみ出し始めていましたが、この「ご愁傷さま二ノ宮くん2」で完璧に壊れました。どうして壊れたかというと、まぁ・・・この表紙の構図を見て納得して頂くしかないと思います。
「ドラゴンマガジンではサキュバスは駄目!」のはずだったのに、サキュバスものの本作が連載されちゃったり、後々考えるとこのシリーズはファンタジア文庫のターニングポイントになるものかも知れないです。 |
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| 榎宮祐さんの色使いが綺麗です。特に光の当る部分から影の部分への色の移りかわりには目を見張るものがあります。いわゆるくすんだ「影」をあまり使わずに、光が乱反射しているように見せています。(ちょっと画像が小さいですが)この巻の表紙だと右上の腕の部分の影に注目してください。その個性的な色使いの一端が分かると思います。 |
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単行本のイラストも素晴らしいのですが、雑誌掲載時はもっと素晴らしいです。(どういう訳か雑誌掲載時のイラストはほとんど単行本に載りません。)単行本でハマッた方は、是非、雑誌でもご覧下さい。
最初にしずるさんとよーちゃんに羽が生えた時は、しずるさんは悪魔、よーちゃんだけが天使でした。二人とも天使の羽が生えるようになったのは、富士見ミステリー文庫のシンボルマークが白い羽に変わったためだそうです。 |
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高野音彦さんの色使いが大好きです。
画面のほぼ全域に渡って、固有色(地の色)にこだわらず、主観的に色相のバランスを重視して色を配置しています。
高野音彦さんはライトノベルに、色を形から開放した世界を持ち込んだのです。 |
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| デジタル塗りなのに、かちっとした輪郭線にせずに反復した線を残したり、線から大胆にはみ出した彩色をしたりしていて面白いですね。顔のデフォルメうんぬんじゃなくて、描き方そのものに機械的ではない、明らかな人間臭さがあって好きです。デジタル塗りで個性を出すためにはこういう工夫が必要なのかも。 |
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キャラと背景の描き分けが面白いと思います。キャラと背景で明らかに輪郭線の使い方が違いますが、背景の光源はキャラにしっかり反映されているし色相のバランスも考えられていて、一体感が保たれています。
このキャラと背景の関係はどこかテレビアニメ的な感じがします。 |
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| カラーの絵も緻密で凄いですが、章間に挿入される黒バックの見開きのモノクロイラストも残忍さと静けさが両立していて綺麗です。この作品は章の終わりがだいたい静かに引いていくのですが、そこであの黒バックの見開きイラストがバーンと出てくると、恐い=静謐=綺麗という妙な関係が成立してしまうのです。粋な演出だと思います。 |
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基本的にのっぺりとしたデジタル塗りなんですが、手描きのトーンでメリハリを付けています。挿絵のモノクロイラストになると、スクリーントーンを極力抑えて、手描きで何百本も線を書き込んでいるのですが、これが異世界ファンタジーの作品によく合っています。
恐らく、この技法はシリーズによって使い分けていると思います。 |
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| 構図に特徴があって、例えば二人のキャラを60度とか120度傾けて配置したり、完全に180度相対させたりしていますね。この構図と、光が全面から当るようなハイライトを使う画風がうまく合っているんじゃないかと思います。臨場感と浮遊感が同居しているような感じです。 |
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| モノクロの挿絵が好きです。トーンが全く無くて黒と白だけのシンプルなイラストですが、とてもダイナミックです。多分こういうイラストはアニメでもコミックでも大々的に使うことが難しい、挿絵だからできるものです。こういう挿絵の画風や使い方を、ライトノベルはもっともっと追究していって欲しいですね。 |
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| 後藤なおさんというと私にはシリアスな印象が強いので、こんなコミカルなイラストも描くんだ!?と驚きました。グラデーションは相変わらず綺麗ですし、なんといってもこの人の描く空は青空も夜空もロマンチックです。 |
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ぎをらむ さん への一言コメント