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タイトル | ベクフットの虜 | |
シリーズ | クレギオン | |
著者 | 野尻抱介 | |
イラストレーター | 撫荒武吉 | |
レーベル | ハヤカワ文庫JA | |
書籍コード | ISBN4-15-030771-7 | |
発行年月日 | 2004-11-00 | |
備考 | 富士見ファンタジア文庫で刊行されれたものの新装版 | |
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
一歩 | シリーズ全体を推して。とりあえず最終巻であるこれに。 シリーズは完全に終わった訳ではなく、再開可能な形に作ってあると思うが、最後に展開したネタのオチが結構大きかった事(まあ貴石もでかかったし、鯨もでかかったんだけど)、既にシリーズが刊行されなくなってから長い事(富士見版でこれが出たのがいつの事やら。こうして再刊されたから今回のリストに入ってるけどさ!)等から、多分続きはないのだろうなあと悲しくなる。 このシリーズはまとめてしまうと、メイという名の可憐で頭のいい少女が、やんちゃなオールド・ボーイであるロイド、凄腕パイロットのできる女であるマージ、を"ガイド"として、"クレギオン"と名付けられた宇宙を観光して巡る話、だったのだと思う。 ミリガン運送というしがない運び屋に飛び込み就職してしまったメイが、その凸凹チームの中で"仲間"を育てる話でもあり、パイロットとして"成長"していく話でもある訳だが、こうしてシリーズを振り返ると何故か"観光"という言葉が先に出る。 そういう訳で、リアルで臭くて汚くて貧乏で死にそうで、なのに、何故この娘の眼を通してみると、このガイドらの語りを通してみると、こんなに宇宙は綺麗なのだろう、と思わせる、 そんな旅に皆さんも是非旅立ってみてください。 あ。最後にラノベらしく一言。 当然、主役は、**メイ**です。 可愛い女の子に勝るもの無し。 |
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