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タイトル | ミナミノミナミノ | |
シリーズ | ミナミノミナミノ | |
著者 | 秋山瑞人 | |
イラストレーター | 駒都えーじ | |
レーベル | 電撃文庫 | |
書籍コード | ISBN4-8402-2914-7 | |
発行年月日 | 2005-01-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
masahisa | この巻のラストまで読んだ時点で、なんとなくラストは想像出来る気がします。 個人的に秋山瑞人の小説は、「予想を裏切った上で予想どおりの結末を見せる」ように 感じていますので、自分の予想がどう裏切られるかが楽しみですよ。 |
東雲長閑 | 秋山瑞人さんの小説を読んでいると、全く知らないはずの場所や人が、昔から知っているかのように思えてくる。「ミナミノミナミノ」の舞台である岬島も左吏部家も、私達の奥底に沈む田舎の記憶を呼び起こす。それは電話帳に転用された漢字練習帳といった絶妙の細部に因るところが大きい。 とにかく一巻を読んで「ミナミノミナミノ」は私の良く知る場所での、良く知った人々の物語になってしまった。今後、馴染みの人達がどの様な運命を迎えるのか、どきどきしながら待ちたい。 |
高空昴 | 大ヒット作「イリヤの空、UFOの夏」に続く、ボーイ・ミーツ・ガールの第二弾。 秋山節とでも呼ぶべき濃密かつ軽妙な文体は、本作でも健在にして絶好調。 このボキャブラリー・センスは、他の作家さんには真似できないものがあります。自分が物語の中にいるかのような臨場感、匂いさえも感じさせるような描写力、ツボをついてくる人物造形、あいもかわらず抜群です。 作品単体としては、秋山氏の作品の中でも最もとっつきやすいと思います。 秋山作品に触れたことのない方は、この作品から触れてみるのもいいかもしれません。 南の島を舞台にした夏の物語であり、あとがきで秋山氏が自ら言っているように、全体的なカラーは前作「イリヤ」を思わせるものとなっています。そういう意味では「新鮮さ」や「目新しさ」は乏しいかもしれませんが、そこは「良い意味で読者を裏切り続けている」秋山先生、最後にドカンとかましてくれるでしょう。 期待を胸に、続刊を待ってます。 |
応援メッセージ・イラスト部門 |
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