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作品評  /  イラストへの評を見る。
キーリ 2 砂の上の白い航跡

著者 : 壁井ユカコ
絵師 : 田上俊介
ISBN : 4-8402-2380-7
page : 325p


みゃ〜 /
  大賞受賞作の続編。キーリの幼少時のエピソードやハーヴェイの旧友とのエピソード、そして二人が出会ったのは偶然ではないという過去のつながりを感じさせる台詞・・・。二巻だけで完結するエピソードに三巻目への伏線を絡めて見事なまでの続編ぶりで読ませます。三・四巻目がやや低調なので本作に一票入れます。
( みゃ〜さんの紹介ページへ )


raiboux_IAL /
  今回の「このラノ!」には、西尾・冲方作品への投票も考えたのですが、
どうせ誰かが入れるだろうと思ったのでスルーさせてもらいました。
また、マリみての16巻へも投票しようと思っていましたが、
せっかくなので一番好きなレーベルである電撃文庫から全て選んでみました。

さて、一つ目は『キーリ 砂の上の白い航跡』です。
第9回電撃ゲーム小説大賞受賞シリーズの2作目。

ネット上では評判あまり良くないようですが、イチオシの作品です。

ストーリーは、ガールミーツボーイモノ。
霊感があり幽霊が見えてしまう少女キーリが
旧世紀の技術による永久機関を体内に持った不死人のハーヴェイと出会い、
ラジオに憑依した兵士の霊である兵長に見守られながら旅をしていくというものです。

とりたてて度肝を抜かれる展開があるというわけではありませんが、
独特の雰囲気が流れる作品世界に引き込まれていくのが特徴です。

作品の中に広がるにび色の世界がとても魅力的であり、
また、壁井ユカコさん特有の長ったらしく面倒くさい文体や
田上俊介さんによる数枚のカラーイラストも雰囲気作りに一役買っています。
SF的なものが随所にちりばめられているのも、作品の懐を深くしているといえるでしょう。

改善できる箇所を挙げるとすれば、ストーリー構成でしょうか。
盛り上がりはちゃんと書けてはいるのですが、
幽霊関係の伏線処理が少し弱いかもしれません。

ただ、これもほぼ無視できる範囲で、
雰囲気を楽しむのには何ら支障はないかと思います。

期間には..犬入っていますが、
その中でも砂の海という設定が気に入っている挟をオススメしておきます。
( raiboux_IALさんの紹介ページへ )


センカ /
  やさしい雰囲気が好きです。
ちょっと幸せな気分になれた。
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