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作品評  /  イラストへの評を見る。
ウィザーズ・ブレイン IV 世界樹の街<下>

著者 : 三枝零一
絵師 : 純珪一
ISBN : 4-8402-2576-1
page : 303p


IZU /
  やはりSF系ラノべとしてははずせないこの作品。終盤の戦闘シーンは圧巻です。
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冬月 藍 /
  涙が止まらないです。帯にかいてあったセリフで泣きました。
なんか悲しい結果でした。それでもほんのりとした希望があるようでよかったです。
そしてフィアに惚れました。ファンメイは読了後に惚れなおしました。
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ペンネームC /
   はじめてSFを読んだ時の感動をおぼえていますか?
 宇宙船、ロボット、パラレルワールド、サイボーグ、超能力、電脳空間……そんな小道具に触れた瞬間のドキドキを? アイディアひとつで世界の見え方ががらりとかわってしまう衝撃にふるえた、あのひとときを?
 ウィザーズ・ブレインがあたえてくれるのは、まさにその感動です。この作品にはSFの根源的な生命力があふれています。ここ数年を代表しうる偉大なSFであり、そしてSFというジャンルの入門書でもあります。
 ほんとうはシリーズ全体をほめたいのですが、今回は最新刊であるこの一冊をとりあげます。

 「極限まで発達したコンピュータは、その演算能力によって世界を書き換えることができる。できる人々のことを魔法師と呼ぶ。」
 この一つの設定が、文章でしか表現できないかっこよさで描かれ物語。
 「魔法」の力をもった、あまりに純粋な少年少女達が、愛のため、夢のため、信じるもののために刃をかわす物語。
 ふつうならクサいと思ってしまうような展開もあります。
 この作品でしか描けない「世界描写」。知性を刺激する「戦闘描写」。とてつもない科学解釈のアクロバットを平然とやってのけるハッタリパワー。この三つが読者の心をゆさぶって、心の防壁を解除してくれます。
 だから、泣けるのです。
 そう、この本を読んでいるあいだ、あなたは12歳の少年になります。

 
 
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may /
  まず、世界観と世界の雰囲気が良い。そして出てくるキャラも魅力的。キャラクターの悩み、葛藤、正解のない選択…そんな中で、苦しみながらも前に進もうと頑張るキャラクターがとても格好良いです。個人的には、この巻には出てこないけど祐一最高ー
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