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『 書評者 : ひさ 』 という条件で検索したよ!
54 件見つかりましたわ。そのうちの 1 〜 10 ( 表示数=10冊 ) 件を表示しますわ。

[image:amz] タイトル 女神の花嫁 後編
シリーズ 流血女神伝
著者 須賀しのぶ
イラストレーター 船戸明里
レーベル コバルト文庫
書籍コード ISBN4-08-600397-X
発行年月日 2004-03-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
おむらよしえ 「流血女神伝」シリーズの一冊。「流血女神伝」は、カリエは猟師の娘として育ったが、皇子の身代わりとなることをいきなり強制される。ジェットコースター、という比喩がふさわしい、続きが毎回楽しみな作品です。そしてなんといっても文章が上手い。そして登場人物たちが魅力的でありかつ「生きている」ように感じられる。キャラクターとしても、かっこいい男が目白押し、かっこいいお姉さまもあり、いきな女友達もあり、と魅力的です。そして何よりも主人公のカリエが名前や身分をどんどん変えざるを得ない状況に追い込まれながらも、常に希望を失わず、戦い続ける姿が快感です。展開もドラマティック。物語好きにはもう絶好でしょう。また、少女向けを読まない方にも、これはおすすめではます。文章が湿気ていないので、読めると思いますよ!
「帝国の娘」(前後)、「砂の覇王」全9巻、「女神の花嫁」(前中後)、「暗き神の鎖」(前中後)の現在17巻(続刊予定)と、外伝の「天気晴朗なれど波高し。」1〜2巻が発売中。順番通り読まないとほんとにいけないシリーズです。
この「女神の花嫁」は、「帝国の娘」後編で登場するラクリゼの今までの人生の話で、特にこの話を読んで断然評価が上がりました。ほんとうにおすすめです。
rokugomarunisai コンスタンティノープルの陥落を意匠に据えた、『流血女神伝』始原の物語にして現在の最高作。昨今の緩い悲恋話など比較にならない凄絶さ、残酷さ。激しさと、それでいて悪い意味での過激、リリシズムに走らない抑制。数十年後、須賀しのぶを語る上でも外せないであろう一作。これを気に入った方は『嵐が丘』などもどうぞ。
ひさ これまで割と伏せられていたラクリゼとサルベーンの関係を中心に、ザカリア
女神を信仰するザカール人達の事実を描いた外伝エピソードの最終巻。息苦し
い閉塞感は相変わらずながら、ようやく謎が解かれた開放感もあったり。
しかし外伝とは言え、この三部作は知り合い事が知り得た喜びと本編を凌駕す
る程の物凄い展開に圧倒されっ放しでした。興味あらば最初から一気に読むべし。
葉月あき 本編にて主人公カリエを様々な形で守り続けるラクリゼの半生を描いた、外伝エピソード最終巻。
最後まで本編に負けず劣らず壮絶で過酷な物語でした。
特に後編の大半を費やして語られたヨギナ攻防戦は、これでもかというぐらい色々な要素が詰め込まれた贅沢なもので読み応えも十分。

様々な経験を経て、強く凛々しくそして誇り高い女性となったラクリゼですが、そこに至るまでに失ったモノも計り知れず…。
過酷な運命の果てに、カリエだけではなく彼女自身も幸せになれることを願わずにいられません。
サトコ 流血女神伝シリーズ外伝。本編で暗躍するラクリゼが主人公。はじまりの物語。
中編までは確かにおもしろいのだが、やや単調な印象を受ける。しかし、後編で一気に加速度的に展開していく。本編では今まで語られることのなかった、サルベーンとラクリゼの濃密な仲と離別、そしてヨギナ陥落。息を呑むしかない。
是非本編既刊を先に読んでから、こちらに取り掛かっていただきたい。
ちびカリエとちびエドがちょこっと出演しているのが、少々嬉しかったりするが。
極楽トンボ 本編ともタメをはれるだけの重い内容を伴った外伝でした。
ラクリゼの覚悟が痛いぐらいに伝わってきました。
(ものすごい好きなシリーズなんだけど、今言葉の泉が枯渇していて上手い表現が出てきません……)
t-snow 先の読めない容赦ない展開が魅力の流血女神伝シリーズの外伝、というよりはネタばれ
ラクリゼとサルベーン、幸せだった二人がどんどん道を分けていく様はまさに凄絶。
先に本編を読んでその後の二人がどうなるかが分かっているだけに、悲しくて悲しくて。
応援メッセージ・イラスト部門

[image:bk1] タイトル ダーク・バイオレッツ 7 神の書物
シリーズ ダーク・バイオレッツ
著者 三上延
イラストレーター GASHIN
レーベル 電撃文庫
書籍コード ISBN4-8402-2636-9
発行年月日 2004-03-00
備考
書店 amz / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
痴漢 このシリーズは最高です(・∀・)b
毎巻、常世の者やら幽霊さんと戦闘するホラーものです
最終巻になり展開も大詰め、皆挫けずも頑張ります
ネタばれ
とにかくこの作品は絶対オススメですヽ(´ー`)ノ
まつもとかなめ 幽霊を見ることができる「紫の目」を持つ神野明良と、幽霊に触れることができる「紫の手」を持つ御厨柊美の二人の高校生が主人公のホラーで、舞台となるのは、この世と「常世」を結ぶ「門」が存在するという街「神岡町」です。

幽霊ばかりが乗っていた「行き先のないバス」に捕らえられそうになったことがきっかけで出会った明良と柊美は、やがてそのバスの「乗客」が神岡町で起こっていた連続殺人事件の被害者であること、同様の事件が終戦直後に起こっていたこと、そして明良の祖父と柊美の祖母がその事件を解決したことを知ります。そして、祖父の残した「武器」を見つけ出した明良は、柊美とともに事件の解決に乗り出します。

しかし、このバスの事件は「始まり」に過ぎませんでした。明良と柊美、そして彼らとともに「常世」の秘密を知る人々は、「常世の門」の向こうより現れる「常世の怪物」との戦いを強いられるようになります。それは次第に激しさを増し、やがて一つの惨劇が神岡町を襲います。その裏に潜む「紫の者」の忌まわしき過去を知った明良と柊美たちは、大きな代償を払いつつそれに立ち向かうことになるのでした。

なお、このシリーズは1〜4巻が各巻完結の本編、5巻が短編集、6〜7巻が上下巻構成の本編ラストになっています。
ひさ 柊美はもう悲劇にしか進み様がなくて、彼女の全ての事情を知ってそれでも
尚抗おうとする明良との触れ合いが暖かくも切なくて痛々しくて……。最終章
である6、7巻の盛り上がりと、その先に待っていたエピローグの描き方はもう
素晴らしいとしか言い様が無くて。きっとこの結末は幸せなものだったと思いたい。
極楽トンボ 伝奇もの、というより感覚的にはよりホラーな方向に行ってる作品。
限定的な能力を持って、常世の者と立ち向かっていきますが、その先に待っているものは……
謎が徐々に明らかになる後半の展開、そしてエピローグには思わず涙したくなります。
どちらかといえば静かに書かれる「痛み」から目をそらすことが出来ません。
kaiei 伝奇ホラーアクションシリーズ、最終巻。
いやあもう、主人公とヒロインの二人の行く末がどうなるのか本当に最後までドキドキしっぱなしでした。
絶望系カップル、と言っても良いくらいの悲壮さが漂う二人でしたが、最終巻まで辿りつきました。

ラストが余韻を残す素晴らしいものになっています。
ぜひご一読あれ。
応援メッセージ・イラスト部門

[image:bk1] タイトル シュプルのおはなし Grandpa's Treasure Box
シリーズ シュプルのおはなし
著者 雨宮諒
イラストレーター 丸山薫
レーベル 電撃文庫
書籍コード ISBN4-8402-2660-1
発行年月日 2004-04-00
備考
書店 amz / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
東雲長閑 今時の読者はすれてしまっているので、ベタな話をベタにやると、しらけてしまう。
「シュプルのおはなし」の場合、主人公シュプルが幼子な所がミソである。
風船売りの娘との恋だったり、マフィアの抗争だったりと、話自体はとてもベタなのだが、
主人公が子供なので、そこはかとなくおかしい、という捻りがあるが故に素直に感動できるのだ。
ひさ 本来なら"おじいちゃんがシュプルに御伽噺を聞かせる"とした方が自然
な流れになる筈の所を、たとえ無理が生じてもあえてそれを逆転させて描
いている部分。新人作家さんの挑戦意欲が強く感じられて良かったと思う。
連作短編のシリーズとしてネタが途切れず長く続けられそうな設定も○
応援メッセージ・イラスト部門

[image:amz] タイトル ディバイデッド・フロント 2 僕らが戦う、その理由
シリーズ ディバイデッド・フロント
著者 高瀬彼方
イラストレーター 山田秀樹
レーベル 角川スニーカー文庫
書籍コード ISBN4-04-429302-3
発行年月日 2004-05-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
ハサン 終わらない戦い。諦めない人々。感動した!
おむらよしえ 高瀬彼方さんは、最近「いたい」描写で有名になったかと思いますが、彼の場合は「いたい」だけではなく、それを乗り越えるようなつよさが見受けられるが、私の好きな理由だと思います。
打ち負かされても、それだけではないところが必ずある。そして、この作品はそれがよく出た作品だと思います。
救いのない戦いに理不尽に放り込まれた。そんな中で、自分だったらどう生きるか。登場人物たちの絶望と希望を味わってみませんか?
最終巻が最近出版されました。これも含めてよかったです。
かげつ 憑魔に取り付かれるという天災にも似た不幸により、老若男女関係なしに隔離戦区へ閉じ込められて戦闘を強いられるという絶望的状況。
そんな中でラブバトルやらドつき漫才やらを繰り広げつつ、強くなりたい、大切な人を守りたい、と悩みながら足掻く彼らの姿に惹きつけられます。
mikazuki 世界中に忽然と出現した憑魔と呼ばれる怪物たち。
大量破壊兵器等をもって一度に大量に殺すと、その反動で出現範囲が広まってしまう。
そのために人類がとった対抗手段とは、隔離戦区と呼ばれる一定の範囲内に憑魔を隔離し、増えすぎないよう、殺しすぎないよう、その中だけで戦うこと。

主人公たちは人体に寄生する共生憑魔を体内に持つため隔離戦区に送り込まれ、そこで明日の見えない戦いを続けている。
決して勝利の見えない戦い。
それでも生きることをあきらめずに。

絶望的な状況の中でもくじけず、明るく強くせつなくそして儚く生き続ける彼らの姿は胸を打ちます。

榊ガンパレ小説にならぶ少年少女戦場もの。
息を飲む戦闘シーンや若者たちらしい青春真っ盛りのやりとりもいいですが、各登場人物の心理描写に非常にページを割いているのもこの作品の特徴です。
BAW WAO シリーズで支持します。全3巻です。
絶望的な状況下で、無理矢理戦わされる少年少女達の物語。
心理描写が上手い作家さんなのでキャラクター達の絶望・葛藤・逃避・克服が
鮮明に、これでもかと読者に痛く迫ります。
題材はダークですが、明るく、タフに、前向きに進もうとする話ですので爽快感と燃えもあります。
上記キーワードが、引っ掛かった方は、是非お手に取ってみて下さい。
練馬 「北関東隔離戦区」の中で、化け物相手に絶望的な戦いを繰り広げる少年少女のお話。複数のキャラの一人称視点から成り立っています。
設定が設定なので、高瀬さん御得意の悩んだり凹んだりといったややネガティブな心理描写が炸裂します。戦闘時などは、もうどうしようもなく怯えきってる状態にもなったりしますが、それを真っ向からねじ伏せて戦いに赴く様などは、まさに鬼才と呼ぶに相応しい名シーンです。
とにかく戦闘時にしろ、恋愛などの日常時にせよ、この人の心理描写は凄いです。
ぎをらむ 多分、私が今まで読んだスニーカー文庫の中で最も重く、熱く、迫力のある作品です。
現実は本当につらく厳しくて、容赦なくて、救いようがありません。それでも人間は生きていけるのだ、生きていかなければならないのだ、という高瀬彼方さんの強烈なメッセージが込められています。
絶望的な状況の中でも人として最後まで手放してはいけないものは何だろうか?、一番大事なものとは何だろうか?それを自分は持っているだろうか?と考えさせられます。
千秋 2004年度のライトノベルで最も面白かった作品は何か? と聞かれたら、私は『BLACK BLOOD BROTHERS』とで少し悩んだ末に『ディバイデッド・フロント』シリーズと答えるでしょう。それくらい面白かった。

生きるとはどういうことか。そんなことはよくわかりませんが、この作品を読めば明日から少しだけ頑張って生きていけるような気がします。

作中の登場人物たちが立ち向かうのは、どうもしようもないくらいの絶望的な状況。そんな状況が本当に私たちに訪れることは決してありませんが、代わりに私たちの周りには理不尽で納得できないことがいっぱいあります。
私たちはそういうものたちと戦って、日々生きています。だけど、ときには疲れてしまいます。
この作品はそんなときに読んで欲しい。この作品の中で登場人物たちは疲れたり、諦めそうになっても戦いつづけます。そういう姿を見れば、何か励まされるものがあるはず。

3巻のあとがきに書いてありましたが、この作品は私たち読者に向けられた戦歌(バトル・ソング)だと思います。是非ご一読を。
ひさ 期間対象外で完結巻の3巻は入ってませんが、是非全3巻まとめて読んで欲しい。
隔離戦区の下で決して終わる事の無い化物との激戦を繰り広げ、一日一日を
精一杯生き抜く少年少女達の物語。とにかく主要登場人物一人一人の感情描写
が半端でなく濃密。ここまでキャラクターの心に深く深く踏み込んでいる物語は
他に見た事が無い。当然気持ちの伝わり方や感情移入度の高さも半端じゃないです。
極楽トンボ 特殊な事情から北関東隔離戦区という戦場に押し込められ、未来の見えない戦いを強要された少年・少女達の戦いの記録。全3巻です。投稿期間には入ってませんが完結。
絶望感に打ち負かされ、挫折を味わい、後ろ向きになったりしながらもやがて立ち上がる登場人物達の内面が圧倒的な筆致を持って書かれています。
ほんとーに鬼気迫るかのような内面描写に関しては、すごい!の一言です。

とにかく一読の価値あり!!
寡作なこともあっていまひとつ知名度に書けるものの、その実力は一級品。
ぜひご一読あれ。
高空昴 「頑張ろう」
そういう気持ちを呼び覚ましてくれる作品です。

立ち向かうという行為を力強く描いた作品です。
絶望があります。悪夢があります。恐怖と苦痛なんか在り来たりです。そんな世界観と、そこで生きる登場人物たちが見せるものは、ただ一つの事柄。
不屈。
屈しないということ。
最終巻を含めて、胸の底から熱くなりました。

「明日の自分は今日の自分より確実に強い」
主人公・英次の言葉のような生き方ができればいいなあ。
応援メッセージ・イラスト部門
ぎをらむ この巻の248ページの挿絵には衝撃を受けました。普通、挿絵は見開きか左側のページにあって、右側のページにあることは珍しいという程ではないですがあまりありません。ですが248ページの挿絵は本当に効果的に右側に配置されていて、キャラに感情移入することができました。私がこの1年読んだ中でベストの挿絵だと思います。

[image:bk1] タイトル ヴぁんぷ!
シリーズ
著者 成田良悟
イラストレーター エナミカツミ
レーベル 電撃文庫
書籍コード ISBN4-8402-2688-1
発行年月日 2004-05-00
備考
書店 amz / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
CAX 「ライトノベルの定義とは何ですか?」
人によって色々と変わるでしょうが、「イラスト付きの小説」と言えばある程度通じると思います。


そのイラスト(特に冒頭のカラーイラスト)を、上手く本編と連動した形で使っているのがこの作品です。
とりあえず読んでいない方はこの表紙を見て下さい。登場人物が何人写っていると思います? 「5人」と答えた方は間違っています。その理由は読めば判ります……。つーか、読め!(笑)

個人的に「成田良悟」作品の"入門書"としてはこれがベストかと考えています。これを読んで楽しめれば、他の作品も楽しめるかと……。
特にこの作品は、ネタばれとなるラストとなっていて「成田良悟」テイスト(ギャグ?)でも濃い部分が表現されているかと思います。

※ 注意! 読み終わったら最後に「裏表紙(のイラスト)」をキチンと確認しましょうね♪
いわし この「ヴぁんぷ!」はヴァンパイア、つまり吸血鬼を扱った小説なんですが…
今までに無い。今までに無いです。新しすぎます。
流石は自らを「隙間産業」などと語る成田先生というか…。
エナミカツミ先生のイラストも非常にマッチしていて素敵。
口絵には色々な意味で痺れます。
成田先生の作品は読んだ事が無い、という人にもオススメの1冊です。
かげつ なんかもう、いろいろとすごいです。
こんな吸血鬼ものみたことありません。
登場人物の半分以上が吸血鬼ですが、個性たっぷりで神秘的な部分まるでなしです。
そしてストーリーには停滞がなく、これはもう成田良悟以外には描けない作品でしょう。
ひさ 成田良悟版吸血鬼ストーリー。登場人物の全員が目立っていて、全員が主人公であるかの
ように一生懸命役割を演じ読み手を楽しませようと頑張っている辺りで、何となく舞台劇
を観賞しているみたいな感覚を抱きました。他に細かな仕掛けなど色々楽しめる要素が多い。
応援メッセージ・イラスト部門

[image:bk1] タイトル ポストガール 3
シリーズ ポストガール
著者 増子二郎
イラストレーター GASHIN
レーベル 電撃文庫
書籍コード ISBN4-8402-2689-X
発行年月日 2004-05-00
備考
書店 amz / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
からり 戦争で人口が激減した世界で、人の変わりに手紙を配達するメリクリウス(ロボットみたいなの)のシルキー。バグとして生まれた自意識とモノとしての行動プログラムの間で苦悩する。そんな彼女が仕事を通じて自分探しの旅をする物語。
シルキーは1巻に比べるとかなり人間らしくなっているんですけれど、それが1巻、2巻、3巻(そして4巻での完結)の流れの中でとても自然に描かれているんですね。弟が成長しているのは普段意識していないけれど、昔のこと思い出すと「あ〜やっぱり変わっているなぁ〜」と思ったりする感じ。(分かりにくい例えですねぇ・・・)なにか徹底的な出来事があって変化が起こるのは書きやすいと思うのですけれど、こういう書き方が出来るのはすごいと思います。
この巻で一番好きだった話は「シリウス」。シルキーが子供達のヒーローに手紙を届けに行く話。(そしてシルキーが悪役に^-^)傷ついたヒーロー、優しい仲間たち、そして子ども。シルキーがそのことに気が付いていないから緩和されているけれど、実はこの作品の世界はかなり残酷です。そんな世界での、何かを与えるつもりが与えられていたという関係。こういう話に私は弱いです。
そして閣下がとても格好よかったです。(格好良いお姉さんは大好きなので。)

全4巻。どの巻もハズレなしの良作です。
ひさ 完結してるんですけど、この3巻までしか読んでないので……。機械のバグ持ち、
それは言い換えれば"機械の身体に人間の感情を宿している"という事。巻が進む
度に人間らしい感情が表れる回数は増えていて、少しずつ表面化させてゆく
タイミングの取り方が実に上手いなと毎回感心させられる。今回は特に人間らしさ
が顕著に出ていたかなと。気になっているのは感情の種類で、個人的にはどうも
"恋愛感情"の表れを期待しているらしい。果たして最終巻ではどうなっているか。
応援メッセージ・イラスト部門

[image:amz] タイトル ブルー・ハイドレード 〜融合〜
シリーズ ブルー・ハイドレード
著者 海原零
イラストレーター 遠藤将之
レーベル 集英社スーパーダッシュ文庫
書籍コード ISBN4-08-630191-1
発行年月日 2004-06-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
極楽トンボ 銀盤カレイドスコープの作者が送り出す、潜水艦ものかつ戦記物……というよりは群像劇。
1巻の時点では各キャラクターの紹介や舞台背景の説明にページを取られてしまい、本格的なエンジン始動は2巻からといった面もあります、が。
自己主張の激しい人間を書かせるとなぜこんなにも魅力的なんでしょうかこの作者さんは。
まず自分が一番かわいい、というそういう主張のもとに突っ走る人物達がよく書けています。

それと潜水艦同士の戦闘シーンが大変熱い!
練馬 フィギュアスケートという、小説界全体見渡しても類を見ないような題材でデビューしたと思ったら、今度はラノベ界隈では珍しい部類に入るであろう潜水艦物。だがどちらも面白い!
人類が海の中でしか生きられなくなった世界で、潜水艦に乗る士官見習い達のお話です。
潜水艦という閉鎖空間、またそれ以外でも繰り広げられる、多種多様な思惑が絡み合って事態が進行していく様は緊迫感満点です。
ひさ 黒い色に塗れたどろどろな人間関係……と言ったら言い過ぎかな? でも
極限状況の中で誰もが自分最優先で腹に一物抱えたような、そういう感情
と関係を描く辺りで釘付けになってしまったのも確か。それからこの物語の
見せ場でもある潜水艦戦描写は圧巻の一言。こちらも目が離せませんでした。
応援メッセージ・イラスト部門

[image:bk1] タイトル リバーズ・エンド after days
シリーズ リバーズ・エンド
著者 橋本紡
イラストレーター 高野音彦
レーベル 電撃文庫
書籍コード ISBN4-8402-2684-9
発行年月日 2004-06-00
備考
書店 amz / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
煉紅 リバース・エンドのアフターストーリー。
元の生活に戻った彼らを見たかったら是非読んで下さい。
個人的にはネタばれです。
あと巻頭カラーページは必見。
ひさ タイトル通り、全てが済んだ後の少年少女達のエピソード。まあとにかく
本編で色々隠し事が多くてやきもきさせられたせいか、隠し事無しの素直な
少年少女の感情表現が読んでいて心地良い事心地良い事。本編で描き切れな
かった部分のフォローもしっかり為されていて、読後感が非常に良かったです。
応援メッセージ・イラスト部門

[image:bk1] タイトル Hyper Hybrid Organization 00-01 訪問者
シリーズ Hyper Hybrid Organization
著者 高畑京一郎
イラストレーター 相川有
レーベル 電撃文庫
書籍コード ISBN4-8402-2694-6
発行年月日 2004-06-00
備考
書店 amz / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
ぴすかす 力作「Hyper Hybrid Organization」の外伝シリーズです。01シリーズでは人、モノ、金を掌握したほぼ完全無欠な組織として描かれているユニコーンも、本作ではまだ黎明期であり、当時からの藤岡と組織との微妙なズレも垣間見えます。
ノリが任侠ものなので、セリフ臭さが気になることもありますが、派手さではなく、負のパワーを抱えながらも静かに突き進む男達の熱いドラマは必読です。
ひさ 本編から過去に遡り、ユニコーンという犯罪組織結成前から現在に至るまでを
描いているのがこの外伝「00」。本編と外伝のどちらから読んでも充分楽しめる
ように配慮された内容。もしかしたらこの過去編から触れた方が流れを把握し易い
かな? 中身が任侠モノなので戸惑うかも知れないけれど。人物関係を描く部分は
実に丁寧、話のテンポも適度で読み易い。あとは刊行ペースがもう少し速ければ……。
応援メッセージ・イラスト部門

[image:bk1] タイトル アプラクサスの夢
シリーズ A/Bエクストリーム
著者 高橋弥七郎
イラストレーター 凪良
レーベル 電撃文庫
書籍コード ISBN4-8402-2700-4
発行年月日 2004-06-00
備考
書店 amz / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
紙様 登録第1号のメッセージはこの作品に送りたいと思います。
この作品は「灼眼のシャナ」でお馴染みの高橋弥七郎先生のデビュー作「A/Bエクストリーム」の第3弾に当たります。
さて、「A/B」は燃える男のアクションです。キーワードは「爆発」「破壊」「銃火器」。
自分たちのやりたいように生きる自由気ままな7人の物語です。
決して正義の味方ではない。けれども自分の内なる声に従い自由かつ飄々と生きる7人の生き様は見ていて清々しいものがあります。
「燃え」と「萌え」の両立で僕らのハートをがっちりキャッチし続ける高橋弥七郎先生。その先生の原点である「A/B」、シャナとは一味違ったドラマはファンならば必読です。
toshi-ko 僕が、世界の中心で、続刊を叫びたい作品の一つ。
もう一つは、ネタばれ・・・。orz

これぞまさに、弥七郎の夢<ドリーム>。

弥七郎さんの夢が、愛が、浪漫がいっぱい詰め込まれた一冊。

2年の歳月を経て、ついにシリーズ復活!?

激しい銃撃戦に、手に汗握る空中戦に、漢の浪漫に、友情に、熱くなれ!?

復活だよね?続刊だよね?
続刊でいいんだよね・・・?
半々's 「さあ皆さん、ラズルタズルの始まりです」
が本当である事を祈りたい。

それにしても、これはひどく渋い。 渋すぎるきらいすらある。
全員で祝杯を挙げるような盛況さとはまったく裏の、ただ一人で上げる祝杯の寂寥感が読後にじんわり残る一品。 幾分に渋すぎる。
kaiei 重厚な設定のSFアクション大作……いや、痛快娯楽アクション小説がA/Bエクストリームです。
このシリーズのファンとしては久々の復活が嬉しい限りです。
アンディとボギーは素晴らしいコンビだし、ディビジョンは飄々としてるし、
ヴァンプはひょうきんだし、と相変わらずです。
ファントム相手に繰り広げられる、ディビジョン商会の面々の戦いっぷりをお楽しみください。

どうかこのシリーズがもっともっと続きますように(笑)
ひさ 「A/Bエクストリーム」の続編。続き出た事が奇跡と言うべきかどうか。専門分野の
プロフェッショナル達が織り成す痛快アクションストーリー。でも完璧ではなく、
むしろ些細な失敗から危機に陥ったりする辺りに愛嬌を感じさせてくれるキャラクター
達が、この物語の大きな魅力なのではないかと思う。果たして二度目の奇跡はあるのか?
ベリル A/Bエクストリームシリーズは痛快娯楽アクション小説である。
激しい銃撃戦と軽快な会話がこの小説の魅力の一つであると思う。
それに今回はハードボイルド的なかっこよさが最高だ。
ストーリーはスマートで、登場人物たちは格好良い。
シャナのシリーズとは毛色の違う面白さだ。

っていうか、続刊バンザイ!
応援メッセージ・イラスト部門
toshi-ko 一度、死にかけたシリーズに、再び命を吹き込んだ、数々のメカデザインに感激!?
そして、3DCGによるブラックゴーストに圧巻!!

やっぱり、ハードなSFには、メカニックデザインが不可欠です。

先生、ありがとう!!