『 書評者 : 葉月あき 』 という条件で検索したよ! | |||||
7 件見つかりましたわ。そのうちの 1 〜 7 ( 表示数=7冊 ) 件を表示しますわ。 | |||||
|
タイトル | 女神の花嫁 後編 | |
シリーズ | 流血女神伝 | |
著者 | 須賀しのぶ | |
イラストレーター | 船戸明里 | |
レーベル | コバルト文庫 | |
書籍コード | ISBN4-08-600397-X | |
発行年月日 | 2004-03-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
おむらよしえ | 「流血女神伝」シリーズの一冊。「流血女神伝」は、カリエは猟師の娘として育ったが、皇子の身代わりとなることをいきなり強制される。ジェットコースター、という比喩がふさわしい、続きが毎回楽しみな作品です。そしてなんといっても文章が上手い。そして登場人物たちが魅力的でありかつ「生きている」ように感じられる。キャラクターとしても、かっこいい男が目白押し、かっこいいお姉さまもあり、いきな女友達もあり、と魅力的です。そして何よりも主人公のカリエが名前や身分をどんどん変えざるを得ない状況に追い込まれながらも、常に希望を失わず、戦い続ける姿が快感です。展開もドラマティック。物語好きにはもう絶好でしょう。また、少女向けを読まない方にも、これはおすすめではます。文章が湿気ていないので、読めると思いますよ! 「帝国の娘」(前後)、「砂の覇王」全9巻、「女神の花嫁」(前中後)、「暗き神の鎖」(前中後)の現在17巻(続刊予定)と、外伝の「天気晴朗なれど波高し。」1〜2巻が発売中。順番通り読まないとほんとにいけないシリーズです。 この「女神の花嫁」は、「帝国の娘」後編で登場するラクリゼの今までの人生の話で、特にこの話を読んで断然評価が上がりました。ほんとうにおすすめです。 |
rokugomarunisai | コンスタンティノープルの陥落を意匠に据えた、『流血女神伝』始原の物語にして現在の最高作。昨今の緩い悲恋話など比較にならない凄絶さ、残酷さ。激しさと、それでいて悪い意味での過激、リリシズムに走らない抑制。数十年後、須賀しのぶを語る上でも外せないであろう一作。これを気に入った方は『嵐が丘』などもどうぞ。 |
ひさ | これまで割と伏せられていたラクリゼとサルベーンの関係を中心に、ザカリア 女神を信仰するザカール人達の事実を描いた外伝エピソードの最終巻。息苦し い閉塞感は相変わらずながら、ようやく謎が解かれた開放感もあったり。 しかし外伝とは言え、この三部作は知り合い事が知り得た喜びと本編を凌駕す る程の物凄い展開に圧倒されっ放しでした。興味あらば最初から一気に読むべし。 |
葉月あき | 本編にて主人公カリエを様々な形で守り続けるラクリゼの半生を描いた、外伝エピソード最終巻。 最後まで本編に負けず劣らず壮絶で過酷な物語でした。 特に後編の大半を費やして語られたヨギナ攻防戦は、これでもかというぐらい色々な要素が詰め込まれた贅沢なもので読み応えも十分。 様々な経験を経て、強く凛々しくそして誇り高い女性となったラクリゼですが、そこに至るまでに失ったモノも計り知れず…。 過酷な運命の果てに、カリエだけではなく彼女自身も幸せになれることを願わずにいられません。 |
サトコ | 流血女神伝シリーズ外伝。本編で暗躍するラクリゼが主人公。はじまりの物語。 中編までは確かにおもしろいのだが、やや単調な印象を受ける。しかし、後編で一気に加速度的に展開していく。本編では今まで語られることのなかった、サルベーンとラクリゼの濃密な仲と離別、そしてヨギナ陥落。息を呑むしかない。 是非本編既刊を先に読んでから、こちらに取り掛かっていただきたい。 ちびカリエとちびエドがちょこっと出演しているのが、少々嬉しかったりするが。 |
極楽トンボ | 本編ともタメをはれるだけの重い内容を伴った外伝でした。 ラクリゼの覚悟が痛いぐらいに伝わってきました。 (ものすごい好きなシリーズなんだけど、今言葉の泉が枯渇していて上手い表現が出てきません……) |
t-snow | 先の読めない容赦ない展開が魅力の流血女神伝シリーズの外伝、というよりはネタばれ。 ラクリゼとサルベーン、幸せだった二人がどんどん道を分けていく様はまさに凄絶。 先に本編を読んでその後の二人がどうなるかが分かっているだけに、悲しくて悲しくて。 |
応援メッセージ・イラスト部門 |
タイトル | 霧の日にはラノンが視える 2 | |
シリーズ | 霧の日にはラノンが視える | |
著者 | 縞田理理 | |
イラストレーター | ねぎしきょうこ | |
レーベル | ウィングス文庫 | |
書籍コード | ISBN4-403-54080-5 | |
発行年月日 | 2004-05-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
葉月あき | 妖精郷ラノンを追放され、現代ロンドンに堕ちてきた異種族たちが織り成すエブリディ・マジック。 どちらかというと地味なお話ですが、この世界を取り巻くほんわり柔らか和やかな雰囲気が心地よく感じられます。 1巻は本質的に良い人ばかりで物足りなかったのですが、この巻から明確な「悪人」が登場したことで少なからず緊張感が生じたのもメリハリが利いていて良し。 あと、登場する女の子たちの描写(特に恋する乙女なアグネス)がかわいいのもポイントですね。 |
t-snow | 現代のロンドンに落ちてきた、「ラノン」という名の異世界に住んでいた民(妖精)たちの物語。 派手さは全くなく、コミカルな部分も少なくて地味なのだけれど、 それゆえに発生する優しくてゆったりとした雰囲気がいいですね。 登場人物のほとんどは男性ですが、数少ない女性キャラである、恋する乙女のネタばれアグネスとこちらの世界にやってきたばかりの風の魔女シールシャは2人とも可愛いです。 あと、朴念仁が溢れているライトノベル界の中でも頂点に立ちそうな勢いのラムジーの鈍さにも注目。 |
応援メッセージ・イラスト部門 |
タイトル | 真・運命のタロット 9 下 《世界》。 | |
シリーズ | 真・運命のタロット | |
著者 | 皆川ゆか | |
イラストレーター | 乱魔猫吉 | |
レーベル | ティーンズハート | |
書籍コード | ISBN4-06-259591-5 | |
発行年月日 | 2004-07-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
葉月あき | 宇宙の誕生から消滅までに起こる全ての物事があらかじめ、一つの例外もなく定められた世界。 その残酷な世界で如何に生きるか。そんな世界で人の持つ意志に意味はあるのか。人に自由意志があるならばその代償は。 ティーンズハートらしからぬこれらのテーマに、ヒロインが深く傷つき悩みぬいた果てに得た答え。 その答えに辿り着くことが既に決まっていたことだとしても、彼女の中で見出された答えの価値は、少しも減じるものではないでしょう。彼女を一途に愚直に愛し続けた青年の想いも同様に。 終幕の形には賛否両論あるでしょうが、私はおおむね満足できました。……でも、できれば第3部が読みたいなぁとは思います…… |
かげつ | 5年の中断を挟んで刊行されたティーンズハートの鬼っ子(笑)、真・運命のタロットの完結です。 なりゆきでタロットの大精霊《魔法使い》の協力者となってしまった頼子なわけですが…ほぼリアルタイム読者としては、「思えば遠くにきたもんだ」と遠い目をしてしまいます。 大精霊や協力者の関係性を推理するもよし、虚数理論の理解に努めるもよし、各種取り揃えた美形の大精霊と協力者に萌えるもよし、お気に入りキャラの主観軸年表を作成しようとして頭を抱えるもよしです。 この巻で更に謎も増えたことですし、ご一緒に第三部続行コールをしませんか? |
応援メッセージ・イラスト部門 |
タイトル | そのとき君という光が | |
シリーズ | そのとき | |
著者 | 高殿円 | |
イラストレーター | 小田切ほたる | |
レーベル | ビーンズ文庫 | |
書籍コード | ISBN4-04-445010-2 | |
発行年月日 | 2004-08-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
葉月あき | ひょんなことから悪神の呪いを受けてしまった、商魂たくましい少女・フランの奮闘記。 前巻までは微妙にギャグも多めな内容だったのですが、この巻からシリアス方向に舵が切られて俄然盛り上がってきた印象。 登場人物それぞれの焦燥や苦悩、そして憎悪といった感情が上手く描写されていたと思います。 特に終盤のミルドレッドの狂笑、そしてフランの回想にはなんともやるせない気持ちにさせられました…。 |
練馬 | 1巻より確実に面白い2巻を間違いなく凌駕する3巻目。 巻が進むごとに加速度的に面白くなっていきます。 今回は、フランよりむしろミルドレッドとその親友エルゼリオが中心っぽいお話。 特に、ネタばれエルゼリオの姿は泣けます。 「銃姫」読んでる男性読者にも超オススメです。 |
極楽トンボ | 2巻まではコメディ分も多めでしたが、明らかにこの巻からシリアス方向にシフトしてます。 登場人物達の持つ過去の負債などとはどう向き合っていくのか? そういう面がガチで描かれます。 くー、やっぱり高殿作品はいいなあ! |
応援メッセージ・イラスト部門 |
タイトル | Edge 4 檻のない虜囚 | |
シリーズ | Edge | |
著者 | とみなが貴和 | |
イラストレーター | 緋乃鹿六 | |
レーベル | ホワイトハート | |
書籍コード | ISBN4-06-255742-8 | |
発行年月日 | 2004-08-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
有里 | 天才プロファイラーとその助手の超能力青年が事件を解決していくシリーズ。今回は連続動物殺害事件。巻を追うごとに事件がスケールダウンしているような気がするけど、非常に面白かった。おすすめ。 でもお願いだからシリーズの最初から読んでね。 この作品は、宮部みゆき作品に出てくるような現実的な現代人の心の闇を描いた犯人のパートと、現実にはありえないような男装の麗人の天才的プロファイラーとこれまた現実にはありえないような万能超能力青年(の割には役立たず)の助手という探偵側のパートが危ういバランスで釣り合いをとっているところが魅力。このままバランスを保ちつつ上手くラストに持ち込めるんだろうか? きれいに終わって欲しいです。 |
葉月あき | ある事件がきっかけで田舎で隠棲している美貌の心理捜査官・大滝錬摩。 今回錬摩は、ふと意識に留まった動物虐待事件を依頼もないまま追いはじめます。また、思うところあって練摩と物理的な距離をとっていたパートナーの宗一郎も、偶然の出会いから事件に関わっていくことに。 このシリーズの最大の魅力であり特徴ともいえる犯人側の状況・心理描写は、相変わらず見事。 何も問題が無いように見える場所が抱える歪み。その歪みが少しずつ蓄積されていく過程で、どこにでも居る「普通」の人がほんの僅か踏み外してしまった、踏み外さざるを得なかった鬱屈とした心の行く末など、非常に良質のサスペンス。一見の価値有です。 また、練摩と宗一郎。ねじれてしまったこの二人の関係が最終的にどうなってしまうのかも気になるところ。 |
応援メッセージ・イラスト部門 |
タイトル | 復活の地 3 | |
シリーズ | 復活の地 | |
著者 | 小川一水 | |
イラストレーター | 前嶋重機 | |
レーベル | ハヤカワ文庫JA | |
書籍コード | ISBN4-15-030770-9 | |
発行年月日 | 2004-10-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
おむらよしえ | レンカ帝国の帝都トレンカがを大地震を襲い、帝都は壊滅状態に陥った。一官僚のセイオは、必死で帝都機能の復興のため力を尽くす。 さまざまな人々が、帝都で生きる人々のために、それぞれの立場から力を出し合うのが快感です。 三巻まで、読んでよかったと痛感しました。 |
葉月あき | 「天災とは、戦える」(p.72)という言葉には心強さを感じると同時に、もしもが起こったとき自分には何ができるだろうかと改めて考えさせられました。 ネタばれ備える官民・組織の枠を超えた苦心、そして震災後の主要登場人物から名も語られない一般民衆に至るまでの行動が印象的。 |
sai1970 | ライトノベル版プロジェクトX風パニック小説とでも言えばよいのか。 震災で壊滅した首都を復興させる、そして次に迫る災害から最小限の被害で首都を守る。 ただそれだけの話ですが、復興に携わる人々それぞれの立場の違いにより様々なドラマが生まれ、読み応えがあります。 1巻から3間までの間で主人公もヒロインも、そして脇役の一人一人までが色々考え悩みながら成長してゆきます。 人間ドラマとして読んでも面白いです。 |
t-snow | 大震災による壊滅と復興、ネタばれに立ち向かう人々を描いた、地震SF群像劇。 権力や重責を担ったセイオやスミルといった主人公格の人間だけではなく、 脇役一人一人まで首都に住む人間が一丸となって戦う様は無茶苦茶にかっこいい! ズタズタに壊滅した1巻からこれだけのものが積み重ねられてきたんだなぁと考えると、思わず目頭が熱くなります。 |
応援メッセージ・イラスト部門 |
タイトル | 空ノ鐘の響く惑星で 6 | |
シリーズ | 空ノ鐘の響く惑星で | |
著者 | 渡瀬草一郎 | |
イラストレーター | 岩崎美奈子 | |
レーベル | 電撃文庫 | |
書籍コード | ISBN4-8402-2938-4 | |
発行年月日 | 2005-02-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
おむらよしえ | ファンタジーのようなみかけでSF世界の中の少年の話。妾腹の有能な王子が左遷されても気楽にやっていたときに出会った、「柱」の中から出てきた不思議な少女の正体は? コンスタントに出ているだけではなく、中身が面白い!人間関係や世界の設定がよく考えられていて毎回次の巻が待ち遠しいです。イラストも最近大人気の方をやっとつかまえてぐっど! この巻で登場した青年がかっちょいいです。 |
からり | 1巻から面白かったですが、最近特に面白いシリーズです。少しSF風味の入ったファンタジー。良作です。主人公は国の第4王子フェリオ。権力から離れた場所に生きる王子でしたが、紆余曲折あって今は忙しいです。(端折りすぎな説明^^) この巻では派手なアクションはないのですが、政治的判断とか、駆け引きに緊迫感があります。戦いを始めないための戦いという感じ。各陣営や個人の描写も丁寧です。 SF的な世界の謎が少しだけ明らかにされていろいろ納得しました。は〜、なるほど・・・。とても面白い設定なのですが、ヒロインの一人リセリアには気の毒なことになりそうです。もう一人のヒロインであるウルクも最近災難続きですし、ヒロインは大変です。 最後の方ではいろいろと大変なことになっています。主人公達には危機ですが、敵対している勢力との関係には変化が起こるかも?どちらにせよ、まだまだ物語はこれから。先がとても楽しみです。 ちなみに私は何故か商人のロセッティさんがお気に入り。表紙にならなかったのが非常に残念です(笑)(著者さんのHP参照)もちろんウィスタル(表紙の右の人)も渋くて格好良いですよ! |
BAW WAO | シリーズで支持します。既刊最新巻にコメント。(6巻迄刊行中) 舞台はファンタジー戦記ですが、内容は主人公と幼馴染VS異世界来訪少女との三角関係物語です。(ちょっと違う・・・かも) 文体がラノベ調でSF要素が混ざってますので、ファンタジーに慣れてない方にも読み易いと思います。 設定には一捻り有り、意外な展開の連続。キャラクターもそれぞれ皆立っています。 中でもWヒロインの微妙な揺れ具合が絶妙で、読者は揃って萌え転がります。 現在6巻迄刊行されてますが、尻上がりに人気が上がって来ています。 絶望系な展開は無く、序々にワクワクしていく路線なので、特に学生さんや若い方にお薦めします。 |
いわし | 世界観が練り込まれていて、素晴らしいです。 いわゆる「後付け」の設定なんて無いんじゃないかと思うくらい 最初に見事な設定を作り上げているのか、見事に帳尻を合わせているのか。 いずれにせよ、そのきれいな文体でつむがれる物語は何と言うか、隙がありません。 登場人物も魅力的で…まさに死角なし。 出てくる人物にはそれぞれちゃんと信念や思惑があって、それらが重なり合い、反発して その結果無理なく世界が動いていきます。 今巻、個人的には別地で頑張っているベルナルフォンがもう少し見たかったです。 カッコいいオッサンもこの作品の魅力なのです。表紙が男性二人、電撃でなかなか無いですよ多分 |
Hunter | ライトノベルに、『奇作』、『異作』がひしめく中で久々に巡り会った『良作』といえる作品。 物語がよく練られていて、安心して読め、しかも巻を増すごとに、「次が早く読みたい』という気にさせられます。そしてなにより、読んでいて「飽きない」というのがすごいです。綿密な世界設定、個性的で素敵なキャラクター、これらを余すことなく使い切り、その上常に「次はどうなるのか?」という興味を読者に抱かせ、それをきっちり納得のいくように解決してくれる物語の構成力にはもう脱帽です。 「ファンタジーはだめ」という人以外なら、ぜひ読んでみることをお勧めします。と、言うか、読まなきゃ後悔します。きっと。 |
まよねえずごはん | シリーズで支持しますので、期間内の最近巻に投票します。 この作品は地味です。この巻も一般的なライトノベルのイメージではない、男二人の表紙。でも良作です。 巻を追うごとに増え続ける登場人物、広がりつつけるストーリー。しかし、作りこまれた設定を基に(多分)しているので、破綻がなく、安心して読める。そして早く続きが読みたい!! 確かに展開が遅いとか、広げた風呂敷たためるのかとか、いやほんと地味だよねとかいろいろ不安がないわけではないけど、面白いからいいじゃない。最後まで見届けさせていただきます。 今から読む方にアドバイス。1巻は導入に過ぎません。少しでも惹かれるものがあったら、2巻以降を必ず読んだほうがいいです。 |
かげつ | 上質なファンタジーだと思います。 徐々に謎が明かされてるんですが、先は長そうですね。 それもまた善し。 ただ、主人公のフェリオに「もっとハッキリせんかい!」とどやしつけてやりたかったり。 |
葉月あき | SF要素を含んだ異世界ファンタジーシリーズ。 6巻は水面下の動きが多く多少地味な印象がありますが、それでも十分面白く読める魅力があります。 丁寧に作られた世界の謎が少しずつ明かされていく過程も興味深ければ、増える謎をあれこれ推測したり、主人公を巡る恋模様にやきもきするのもまた楽しい。 登場人物はそれぞれ魅力的な人が多くて目移りしがちですが、シリーズ屈指の男前はパンプキンだと力一杯主張しておきます。 |
takeuma | 本当に面白いファンタジーのシリーズです。 正直なところクリエイターの方には申し訳ないんですが、タイトルと挿絵(本当ごめんなさい)からして地味な、あまり面白くなさそうで興味を惹かないシリーズだなぁと思ってて、読む気はありませんでした。 きっかけは最近になって各出版社から出た解説本で、そこに「面白い」と書いてあって、騙されたと思って読んでみたらこれが面白いのなんの! 6巻までの展開で考えると1巻は物語の導入部に過ぎませんが、それでも何か他の作品とは違う何かをこの作品には感じました。 それが練り込まれた綿密な世界設定なのか、個性的なキャラクターなのかまたは別の何かなのかは読む人それぞれ違うと思いますが、一読の価値ありです。 Googleの検索ヒット数とか見ると、これだけ面白くてもまだ「知ってる人は知っている」という程度のマイナーなシリーズだと思うので、もっとたくさんの人に読んでもらいたいですね。 |
極楽トンボ | 幼なじみと闘って勝利することは出来るのか? とか思ってみたり。 そんな話は置いといて良質なファンタジーです。 安定して高品質です。 |
麻由 | シリーズ全体で応援。なので最新刊に投稿。 しっかり立ったキャラ達、綿密に練り込まれた設定、重厚に積み重ねられるエピソードと、非常に高い標準を保ったファンタジー。 この巻ではついにその設定がやや解明されることに。そのやり方も納得の出来映え。 また、非常に気になるところで終わっているため、続編が待ち望まれる。 普段ライトノベルを読まない人にもお勧め。良質のファンタジーです。 |
応援メッセージ・イラスト部門 | |
いちせ | あっ、書評と間違えた。……デザインが電撃ではトップクラスではあるのは確かではある。 |
一歩 | なんだっけ? 幼馴染に関しては一家言ある作者さんなんだっけ? それに関しては知りませんが、これに出てくる女の子は可愛いなあ、とか美人だなあ、とか思います。絵師の功が大きいでしょう。 二大ヒロインのどっちに転んでも楽しみですな。 見開きイラストの1頁お茶会会話が結構好き。 閑話休題。 ライトノベルらしい展開で、さくさく読めるのはいいんだけど、6巻まできてようやく微妙に世界の謎が開かれだしたところ……もうちょっとペースあげて欲しいなあ。 そうだなあ、イチャイチャ度を上げてくれるなら今のペースでも我慢するけど。 イラストと言えば、このシリーズは全巻表紙絵は登場人物中の2人が並ぶ形なんだけど、この2人ってのが必ずところてん方式で入れ替わってるのにこないだようやく気づきました。芸が細かい。 |
ふらつき | 全巻通しての感想で。 内容に対するマッチぶりは間違いなく最高レベルです。 話中で登場が多いキャラクターはまず間違いなく挿絵かもしくは扉絵でその姿が描かれているというのもラノベ読みとしては非常に嬉しいところです。 各親父キャラが異様なまでにかっこいいのですが、実は一番素敵なのはきっとパンプキン(マテ |
|