『 書評者 : まつもとかなめ 』 という条件で検索したよ! | |||||
17 件見つかりましたわ。そのうちの 1 〜 10 ( 表示数=10冊 ) 件を表示しますわ。 | |||||
ライトノベル・フェスティバルとラノパの作業とどちらが大事ですの? | |||||
そ、それは非常に答えにくいんだけど | |||||
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タイトル | 鈍色の離宮 レマイユの吸血鬼 | |
シリーズ | レマイユの吸血鬼 | |
著者 | 真堂樹 | |
イラストレーター | 木々 | |
レーベル | コバルト文庫 | |
書籍コード | ISBN4-08-600390-2 | |
発行年月日 | 2004-03-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
まつもとかなめ | ある理由から国王に疎まれ命まで狙われている第二王子ジェラールが、吸血鬼の仕業とされる殺人事件を追ううちに出会った妖艶な青年イブは、かつて王に吸血鬼退治を命じられた一族レマイユの末裔でした。ジェラールは協力を厭うイブを引きずり出し、吸血鬼騒動解決のために奔走します……というところから始まる「レマイユの吸血鬼」。勤勉さと色恋ごとへの関心の無さから「堅物殿下」「禁欲殿下」などと呼ばれているジェラール王子と、常に芝居がかった口調の吸血鬼伯爵イブの軽妙洒脱な掛け合い漫才が楽しいシリーズです。 全6巻の第3巻となる本作品では、ジェラールの凄惨な過去とともに彼が国王に命を狙われるわけが、おぼろげながら見えてきます。 |
応援メッセージ・イラスト部門 |
タイトル | 伯爵と妖精 あいつは優雅な大悪党 | |
シリーズ | 伯爵と妖精 | |
著者 | 谷瑞恵 | |
イラストレーター | 高星麻子 | |
レーベル | コバルト文庫 | |
書籍コード | ISBN4-08-600393-7 | |
発行年月日 | 2004-03-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
おむらよしえ | 妖精を見ることのできる孤独な少女が出逢った青年はなんかやけにハンサムで怪しい……。青年がネタばれなところが少女小説にあるまじき、でも面白い。 妖精物語が好きな私としては、その部分はちょっとものたりないところはありますが、まあコバルトではこのくらいが限界でしょう。作者はよく勉強していると思います。 はがゆいらぶものとしておすすめです。 |
まつもとかなめ | 妖精の姿を見る事ができ、彼らと話もできる少女リディアは、亡き母の跡を継いで「妖精博士」を名のり、妖精がらみの相談に応じる仕事をしている……のですが、十九世紀半ばの田舎町には妖精の存在を信じる人もおらず、彼女の熱意は空回りを続けていました。ある日、ロンドンに暮らす父に会いに行く事になったリディアは、妖精の知識を求める男ハスクリーにだまされ、連れ去られそうになります。そんな彼女を助けたのは、同じくとらわれの身になっていたらしい、自称「伯爵」の男エドガー。ところが、彼はその身分を明かすため妖精郷の領主の宝剣を求めており、彼もまた妖精の知識を求めてリディアに近づいてきたのでした。結局「妖精博士」として、宝剣探しに協力することにしたリディアでしたが、正体不明の紳士かつ悪党で、とらえどころのないエドガーに振り回されることに……。 エドガーをうさんくさく思っているのに、その甘い言葉にぐらつくリディアが良いです。さらに、リディアの幼なじみ&相棒(?)のネコ妖精がツボ。魚のフライをつまみにスコッチをちびちび……(^^;)。 このシリーズは既刊3巻で、本作品は第1巻です。 |
応援メッセージ・イラスト部門 |
タイトル | 双霊刀あやかし奇譚 2 | |
シリーズ | 双霊刀あやかし奇譚 | |
著者 | 甲斐透 | |
イラストレーター | 左近堂絵里 | |
レーベル | ウィングス文庫 | |
書籍コード | ISBN4-403-54078-3 | |
発行年月日 | 2004-03-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
まつもとかなめ | 大正時代の日本を舞台にした、刀匠の吉光と禰宜の兵衛介、二人の霊が取り憑いている脇差と、それを手に取った庄屋の娘・早苗の、あやかし退治と恋の物語です。 父の留守中に、家に押し入った強盗から逃げまどう早苗が偶然手にした脇差。そこに宿っていた、口の悪い禰宜・兵衛介は、早苗の身体を操り、強盗たちを斬り捨てます。こうして脇差に宿る兵衛介に命を救われた早苗でしたが、この脇差にはもう一人、生気に飢えた刀匠の霊・吉光が宿っており、兵衛介は、脇差に宿る吉光に操られそうになって自決した者だったのでした。そして、幾度か脇差に触れて言葉を交すうちに、早苗は兵衛介に恋心を抱くように……。 思い悩んだあとで、一気に吹っ切れる、早苗のまっすぐな気性が心地よい話です。 なお、このシリーズは全2巻です。 |
t-snow | 大正時代を舞台とした、脇差に取りついた幽霊に女の子が恋をする物語の完結編。 人を疑うことを知らない素直で真っすぐな性格の主人公の早苗がとてもかわいいですね。 ストーリーは王道一直線で結末も予期した通りのものなのですが、早苗の心理描写が丁寧で兵衛への想いが染み渡ってくるため、これぞ恋愛少女小説、といえる切なさがラストではたっぷり味わえます。 |
応援メッセージ・イラスト部門 |
タイトル | ダーク・バイオレッツ 7 神の書物 | |
シリーズ | ダーク・バイオレッツ | |
著者 | 三上延 | |
イラストレーター | GASHIN | |
レーベル | 電撃文庫 | |
書籍コード | ISBN4-8402-2636-9 | |
発行年月日 | 2004-03-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
痴漢 | このシリーズは最高です(・∀・)b 毎巻、常世の者やら幽霊さんと戦闘するホラーものです 最終巻になり展開も大詰め、皆挫けずも頑張ります ネタばれ とにかくこの作品は絶対オススメですヽ(´ー`)ノ |
まつもとかなめ | 幽霊を見ることができる「紫の目」を持つ神野明良と、幽霊に触れることができる「紫の手」を持つ御厨柊美の二人の高校生が主人公のホラーで、舞台となるのは、この世と「常世」を結ぶ「門」が存在するという街「神岡町」です。 幽霊ばかりが乗っていた「行き先のないバス」に捕らえられそうになったことがきっかけで出会った明良と柊美は、やがてそのバスの「乗客」が神岡町で起こっていた連続殺人事件の被害者であること、同様の事件が終戦直後に起こっていたこと、そして明良の祖父と柊美の祖母がその事件を解決したことを知ります。そして、祖父の残した「武器」を見つけ出した明良は、柊美とともに事件の解決に乗り出します。 しかし、このバスの事件は「始まり」に過ぎませんでした。明良と柊美、そして彼らとともに「常世」の秘密を知る人々は、「常世の門」の向こうより現れる「常世の怪物」との戦いを強いられるようになります。それは次第に激しさを増し、やがて一つの惨劇が神岡町を襲います。その裏に潜む「紫の者」の忌まわしき過去を知った明良と柊美たちは、大きな代償を払いつつそれに立ち向かうことになるのでした。 なお、このシリーズは1〜4巻が各巻完結の本編、5巻が短編集、6〜7巻が上下巻構成の本編ラストになっています。 |
ひさ | 柊美はもう悲劇にしか進み様がなくて、彼女の全ての事情を知ってそれでも 尚抗おうとする明良との触れ合いが暖かくも切なくて痛々しくて……。最終章 である6、7巻の盛り上がりと、その先に待っていたエピローグの描き方はもう 素晴らしいとしか言い様が無くて。きっとこの結末は幸せなものだったと思いたい。 |
極楽トンボ | 伝奇もの、というより感覚的にはよりホラーな方向に行ってる作品。 限定的な能力を持って、常世の者と立ち向かっていきますが、その先に待っているものは…… 謎が徐々に明らかになる後半の展開、そしてエピローグには思わず涙したくなります。 どちらかといえば静かに書かれる「痛み」から目をそらすことが出来ません。 |
kaiei | 伝奇ホラーアクションシリーズ、最終巻。 いやあもう、主人公とヒロインの二人の行く末がどうなるのか本当に最後までドキドキしっぱなしでした。 絶望系カップル、と言っても良いくらいの悲壮さが漂う二人でしたが、最終巻まで辿りつきました。 ラストが余韻を残す素晴らしいものになっています。 ぜひご一読あれ。 |
応援メッセージ・イラスト部門 |
タイトル | 屋上の暇人ども 5 修学旅行は眠らない 上巻 | |
シリーズ | 屋上の暇人ども | |
著者 | 菅野彰 | |
イラストレーター | 架月弥 | |
レーベル | ウィングス文庫 | |
書籍コード | ISBN4-403-54074-0 | |
発行年月日 | 2004-05-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
おむらよしえ | 不良と目される二人、鴫と夏女と、なぜか同じ天文部となってしまった譲と未来の、四人の青春もの。 青春ってさわやかじゃなくて、辛く、じれったく、いらいらするものだということがよくわかります。 この巻では、この四人がいかなきゃいいのに修学旅行に行きます(笑)。 |
まつもとかなめ | 湘南なのに海の見えない私立湘南南高校。スポーツ特待生として体育科に入ったものの練習中にアキレス腱を切って普通科に転科した鵜飼譲と、その幼なじみで姉のような存在の松下未来。居場所のない二人が居場所を求めて作った、たった二人の湘南南高校天文部。そこに、なりゆきから押し掛け入部することになったのが、「中学時代に補導36回+鑑別所3回」の噂がある二人組・百間鴫と凌霄夏女で、彼らもまたある意味で居場所のない二人だったのでした。こうして彼らが入ったことで、新入部員確保は絶望的となった天文部を舞台に、顧問でいつも笑顔の天沼先生も巻き込んで、男三人+女一人の居場所探し(という名の騒動)が始まります。
凌霄夏女と百間鴫の互いの存在のみを居場所としているような関係に、鵜飼譲と松下未来の関係がもう一方の軸となって、そこに四人の間の微妙な関係が絡んでくるような感じです。そして忘れてはいけない天沼先生(^^;)。得体の知れない笑顔の裏に壮絶な秘密を隠して、四人をサポート(?)します。 なお、このシリーズは既刊6巻で、本作品は5巻目に当たります。 |
応援メッセージ・イラスト部門 |
タイトル | 屋上の暇人ども 5 修学旅行は眠らない 下巻 | |
シリーズ | 屋上の暇人ども | |
著者 | 菅野彰 | |
イラストレーター | 架月弥 | |
レーベル | ウィングス文庫 | |
書籍コード | ISBN4-403-54075-9 | |
発行年月日 | 2004-05-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
おむらよしえ | 不良と目される二人、鴫と夏女と、なぜか同じ天文部となってしまった譲と未来の、四人の青春もの。 青春ってさわやかじゃなくて、辛く、じれったく、いらいらするものだということがよくわかります。 この巻では、この四人がいかなきゃいいのに修学旅行に行きます(笑)。 |
まつもとかなめ | 湘南なのに海の見えない私立湘南南高校。スポーツ特待生として体育科に入ったものの練習中にアキレス腱を切って普通科に転科した鵜飼譲と、その幼なじみで姉のような存在の松下未来。居場所のない二人が居場所を求めて作った、たった二人の湘南南高校天文部。そこに、なりゆきから押し掛け入部することになったのが、「中学時代に補導36回+鑑別所3回」の噂がある二人組・百間鴫と凌霄夏女で、彼らもまたある意味で居場所のない二人だったのでした。こうして彼らが入ったことで、新入部員確保は絶望的となった天文部を舞台に、顧問でいつも笑顔の天沼先生も巻き込んで、男三人+女一人の居場所探し(という名の騒動)が始まります。 凌霄夏女と百間鴫の互いの存在のみを居場所としているような関係に、鵜飼譲と松下未来の関係がもう一方の軸となって、そこに四人の間の微妙な関係が絡んでくるような感じです。そして忘れてはいけない天沼先生(^^;)。得体の知れない笑顔の裏に壮絶な秘密を隠して、四人をサポート(?)します。 なお、このシリーズは既刊6巻で、本作品は6巻目に当たります。 |
応援メッセージ・イラスト部門 |
タイトル | 風の王国 | |
シリーズ | 風の王国 | |
著者 | 毛利志生子 | |
イラストレーター | 増田恵 | |
レーベル | コバルト文庫 | |
書籍コード | ISBN4-08-600435-6 | |
発行年月日 | 2004-06-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
まつもとかなめ | 唐の皇帝・李世民の姪であるものの、商人の娘として育てられた少女・翠蘭。ある事情から、結婚することをあきらめた翠蘭は、男装して当代一の武人を師に武芸を学び、乱暴かつ風変わりな商家の跡取り娘として通っていました。ところが、唐の皇帝・李世民の突然の命により、翠蘭は李世民の娘として、西の辺境の新興国・吐蕃の王のもとに嫁ぐことになります。こうして「公主」と呼ばれるようになった翠蘭は、二年後、吐蕃へと旅立ったのでした。しかし、唐の領土を離れた頃、翠蘭の隊列が何者かに襲撃され、侍女の一人が公主と間違われて連れ去られます。そして翠蘭は、その侍女の救出を試みるも失敗し、乱闘の末に川に落ちてしまったのでした。かなりの距離を流されて翠蘭が目覚めた時、傍らにいたのはリジムと名乗る若者で、隊列を襲撃した者の一人。翠蘭はリジムに命を助けられたのでした。こうして翠蘭と、翠蘭の正体を知らず彼女を「侍女どの」と呼ぶリジムの、二人きりの旅が始まります。 |
応援メッセージ・イラスト部門 |
タイトル | ディアスポラ 6 | |
シリーズ | ディアスポラ | |
著者 | 前田栄 | |
イラストレーター | 金ひかる | |
レーベル | ウィングス文庫 | |
書籍コード | ISBN4-403-54083-X | |
発行年月日 | 2004-09-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
柚熊猫 | 近未来とおぼしき世界が舞台の魔法使いモノ。完結巻。 実はネタばれだったりします。 がんばる少年クワン、というよりは、悩める青年ユリウスの成長物語でもありました。 そして最後のドタバタの一幕も各々が「らしく」て楽しかったです。 |
まつもとかなめ | 精霊と呼ばれる存在に愛され、彼らとの契約によって人間が「魔法使い」となる世界の、魔法研究の中心地・魔法学園都市アエミュルス。「雨乞い師」になりたくて故郷を離れた少年クワンは、極めて強い精霊を守護に持つ故にあちこちの魔法学校をたらい回しにされた末、このアエミュルスにたどり着きます。そして、魔法のことを何一つ知らなかったクワンの教育係となったのが、火・水・風・土の強大な精霊に愛されて力が相殺され、魔法使いなのに魔法が使えない青年ユリウス。強大な精霊に愛されているため、感情の爆発で何度も他人の精霊を吹き飛ばしてしまった過去から、誰にも嫌われないような人間を演じるという結論に達していたユリウスは、クワンを同胞のように感じていたのでした。 ユリウスのもとで魔法の勉強を始めようとしたクワンでしたが、ある事情から感情を爆発させて他人の精霊を吹き飛ばた上に、精霊を失った「被害者」に襲撃されたことから魔法の暴走を引き起こしてしまいます。これに対してユリウスは、この事件の責任を取って追放される形で、クワンと共に旅に出ることを望んだのでした。こうして、ユリウスとクワンの旅は始まります。しかし、この旅立ちは仕組まれたものであり、裏には精霊王と呼ばれる存在の思惑があったのでした。 「精霊」の力を借りる「魔法使い」が出てくる話ですが、舞台となっているのは「災厄」により文明が崩壊した未来の地球で、それをほのめかすような描写があちこちに出てきます(いろいろと「誤解」されてますが(笑))。謎の「災厄」と、災厄以前には存在しなかった精霊と魔法との関係、そしてすべての「精霊」たちが持つというある「願い」がこの物語の重要な要素になります。話の雰囲気は割とコミカルで、登場人物たちの掛け合い漫才と、微妙に身も蓋もない展開が楽しい話です。全6巻完結でこの巻が最終巻になります。 |
t-snow | ファンタジーだと思っていたら実はネタばれだった物語の最終巻。 ファンタジー→ネタばれの移行は、雰囲気が変わってしまったり、展開にしらけてしまったりと、こける作品が多い気がしますが、これはうまくいった例。 火水風土の四大元素の精霊というベタなファンタジーの設定から、違和感なくここまで持ってきたのはお見事。 一見好青年なのに陰険だったりキレたら止まらないところもあるユリウスや、 ふざけたお気楽キャラっぽいのに実は苦労人なゼクロスなど、 男の子向けでもなくBL臭くもない男キャラがいい味だしており、コミカルな掛け合いが楽しいです。 巻が進むにつれ尻上がりに面白くなるので、シリーズ全体でお勧め。 |
応援メッセージ・イラスト部門 |
タイトル | ウスカバルドの末裔 前編 | |
シリーズ | ウスカバルドの末裔 | |
著者 | たけうちりうと | |
イラストレーター | 雪舟薫 | |
レーベル | ホワイトハート | |
書籍コード | ISBN4-06-255740-1 | |
発行年月日 | 2004-10-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
有里 | こまやかな描写が光る作品。 魔法のような現象も出てくるファンタジーではあるのですが、メインとなるのは登場人物たちの心の交流でしょうね。 やおいを書いている作者によるファンタジーなので、もっとやおいっぽいかと思いましたが、それほどではありませんでした。話がそっちの方面にいこうとすると手綱を引き締めて軌道修正しているような感じ。 登場する女性たちが妙に「おとこまえ」なのは、やおいを書いている人の特色かな。あと男女の恋愛がとってつけたような感じで、男同士の関係のほうが濃密なのは、別に私の気のせいじゃないと思います。 でも「やおい」が苦手な人でも大丈夫だと思いますので、ファンタジー読みの人はぜひ。 |
まつもとかなめ | もうすぐ十五歳になる庭師の息子カノンは、父の使いで訪れた王宮で、聖なる槍の加護を受ける王ランキアと出会い、そして彼に憧れを抱くようになります。一方、ランキアもまたカノンを深く慈しみますが、それは静かで穏やかなものでした。しかし、民に人気の笑顔の影に寂しさを隠す王弟アリルが、カノンに興味を抱いたことがきっかけとなって、カノンは、王弟アリルと、彼のもとにいた気まぐれな琴弾きバルとともに、数奇な運命をたどることに……。 精霊の加護が宿る槍や剣が存在し、水の民ウスカバルドの伝説が残る、ケルト風(?)の異世界が舞台のファンタジーです。 |
HAYA | ケルト風のファンタジーなんですが、基本は家族愛と友情の物語。 恋愛要素は限りなく希薄ですが、どうもボーイズラブっぽいと感じる人は感じるかなぁと。 すれ違う人々の心がすごく切ない。内面描写が本当に丹念でいいです。冗長と感じる人もいそうですが…。 前編に投稿してしまいますが、前編を読んだ方はがんばって後編まで読んでいただきたい。兄弟愛萌えの人は、読んだら泣くかもしれない。 |
応援メッセージ・イラスト部門 |
タイトル | 花園の媚薬 レマイユの吸血鬼 | |
シリーズ | レマイユの吸血鬼 | |
著者 | 真堂樹 | |
イラストレーター | 木々 | |
レーベル | コバルト文庫 | |
書籍コード | ISBN4-08-600492-5 | |
発行年月日 | 2004-10-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
まつもとかなめ | 「レマイユの吸血鬼」シリーズ全6巻の第4巻で番外編(短編2本収録)。この巻に限っては、Cobalt誌掲載ということもあって、これ一冊でも読めるかも? |
応援メッセージ・イラスト部門 |
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