『 書評者 : トビー(偽) 』 という条件で検索したよ! | |||||
4 件見つかりましたわ。そのうちの 1 〜 4 ( 表示数=4冊 ) 件を表示しますわ。 | |||||
見えます。今閲覧しているあなたは男ですね? 私には全てが見通せるのです | |||||
そりゃぜったい5割以上の確率で的中するよなあ。インチキくさ | |||||
お黙りっ! | |||||
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タイトル | 突撃アンソロジー 小説創るぜ! | |
シリーズ | 小説創るぜ! | |
著者 | 秋田禎信 , 榊一郎 , 神坂一 , 賀東招二 | |
イラストレーター | 金澤尚子 , すまき俊悟 , 小笠原智史 , ひろやまひろし , 鶴田謙二 | |
レーベル | 富士見ファンタジア文庫 | |
書籍コード | ISBN4-8291-1602-1 | |
発行年月日 | 2004-04-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
トビー(偽) | これほど卑怯な話はない。まったく賀東招二はひどいひとだ。そしてまったくもって素晴らしい作家だ。 「突撃アンソロジー 小説創るぜ!」は、読者から応募された設定を使ってプロの作家が短編を書く、という企画モノのアンソロジーだ。 秋田禎信 , 榊一郎 , 神坂一 , 賀東招二。 今の富士見ファンタジア文庫でも実力派で知られる彼らを起用するあたり、単なる投げやり企画ではない編集部の熱意を感じないでもない。 そして、たしかに読者たちの設定は作家らによって見事なエンターテイメントになった。さすがはプロ、と褒めるべきだろう。 それにしても賀東招二はずるい。 きっと他の参加作家たちは、そう悔しがっていることだろう。 なにしろ、他の作家らが真面目に読者らの設定を使ってきちんと"ライトノベル"に仕上げたのに、賀東招二ときたら、その大前提すらひらりとスルーしてみせたのだ。 そこそこ売れている若手女性小説家。 彼女はある時、編集部からひとつの企画を持ちかけられる。それは、素人である読者からキャラなどの設定を募集し、それをプロ作家が小説に仕立てあげるというものだ。深く考えもせずに承諾するも、渡された設定を見て、彼女は悲鳴をあげることになる・・・・・・ そう、こともあろうに賀東招二は「読者から応募された設定」ではなく、「その設定を渡された自分自身」をネタにして小説にしてしまったのだ。 まったくもってひどい裏技である。 そして、同時に賀東招二の青臭いまでの矜恃をまざまざを見せつけられる。 こういった企画に応募してきたからには、この若者にはこの世界に興味があるのだろう。だとしたら、俺にできるのは、エールを送ることだけだ。 そんな賀東招二のクソ真面目さにニヤリとしつつ、でもやっぱこの本を『オススメ』とは言えないよなぁ、などと悩んでいるわけですが。 |
応援メッセージ・イラスト部門 |
タイトル | 式神宅配便の二宮少年 | |
シリーズ | ||
著者 | イセカタワキカツ | |
イラストレーター | マツダ | |
レーベル | 富士見ミステリー文庫 | |
書籍コード | ISBN4-8291-6264-3 | |
発行年月日 | 2004-07-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
トビー(偽) | スタタタタ よい子はおねんねの真夜中です ひとりの少年が町を走り抜けていきます 彼こそは、式神宅配便の二宮少年! 人には言えない荷物や、普通の宅配便では運べないものを届ける頑張りやの少年なのです ところが、彼の行く手には、一筋縄ではいかない怪人物たちばかり はてして、二宮少年は無事に荷物を届けることができるのでしょうか? それは読んでのお楽しみ スタタタタタ・・・・・・ 文末の句読点がない独特のリズムの文章だが、それがなんとも心地よい。 まさにネタばれことイセカタワキタツの真骨頂。 なぜこれが世間で評価されないのか、口惜しくて仕方がない。 たしかに少々地味な作品ではあるが、どうか一度は手にとっていただきたい。 合わない人にはつまらない小説だが、波長が合う人には、「こ、この作者の作品がもっと読みたい」と思わせるに足る内容。 なお、富士見ミステリー文庫からの出版だがとくにミステリー要素はなし。 |
応援メッセージ・イラスト部門 |
タイトル | 殿がくる! | |
シリーズ | 殿がくる! | |
著者 | 福田政雄 | |
イラストレーター | 相楽ヒロカズ | |
レーベル | 集英社スーパーダッシュ文庫 | |
書籍コード | ISBN4-08-630201-2 | |
発行年月日 | 2004-08-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
トビー(偽) | なんと、現代に"あの人"がやってきた。はてさて、どうなることやら!? 似たような内容のモノに漫画の「内閣総理大臣 織田信長」がありますが、あれは純然たるコメディでしたしね。 というわけで、戦国武将にして希代の戦術家・政治家・経済人である織田信長が、現代にタイムスリップ。破天荒な彼につきあわされる気弱な少年の話です。 この信長、じつに魅力的な人物に仕上がっています。豪快かつ機微に聡く、わがままでありながら人を引きつけてやまない。 そんな彼の周囲では、とうぜんいつも騒動ばかり。 そして、ついにその"騒動"は、国をも揺るがす大事件へと発展し・・・・・・ 最初はドタバタ劇に終始するかと思われたのが、終盤では実に大きな展開に。主人公も活躍しますよ。 個人的にはツンデレな内藤さんが可愛くて仕方ないんですが。 |
極楽トンボ | 現代の日本に、織田信長がタイムスリップしてやってきた!というお話。 なによりもまず信長のカリスマと気迫、これに尽きます。やっぱりかっこいいなあ信長は。 それと主人公……は、まあこの際別にどうでもいいので(いやそれなりに見せ場はあるんですけどね?)ヒロインの内藤さんがすごくかわいかったです。 ツンデレですええ。 |
sai1970 | 日本史に燦然と輝くスパースター織田信長が現代社会によみがえる! 戦国時代の常識で行動する信長が、現代社会で巻き起こすドタバタ大騒動を楽しむコメディ・・・かとおもいきや。 結構マトモです…織田信長。 確かにその思考、行動は現代社会の常識とは相容れないが、むしろ間違っているのは現代社会の常識の方か!?なんて深読みもできる面白い小説でした。 |
ひさ | 織田信長が過去からやってきた!? さて困ったどうしよう? な物語。 騒動はあれど、それは現実と余りに相容れない信長の思想によるもので、 現代社会に対する物事は有り得ない速さで理解して行く。そういう信長の 破天荒な性質が妙に好感持てて楽しめたり。あと実際現実と照らし合わせ たらどうだろう? と思わず想像を膨らませたくなる辺りも面白い。 |
応援メッセージ・イラスト部門 |
タイトル | タイピングハイ! さみしがりやのイロハ | |
シリーズ | ||
著者 | 長森浩平 | |
イラストレーター | 橘りうた | |
レーベル | 角川スニーカー文庫 | |
書籍コード | ISBN4-04-470901-7 | |
発行年月日 | 2004-11-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
トビー(偽) | 一見すると、単なる萌え小説にみえる。 まるで粉砂糖にまみれたデコレーションケーキのよう。 だが騙されるな。 こいつは意外にハードでビターだ。 「しまぱん」に惑わされるな! 「タイピングハイ! さみしがりやのイロハ」は、外見に反してテーマ性の高いSFなのだ。 それゆえに、外見通りの内容を期待していると違和感ばかりがつのり、「よくわかんない。面白くなかった」という結果になってしまう。 その根底に流れているのは、人工知性を鏡とした人間そのものの探求なのだ。 終盤の衝撃的な展開、そして時折みせる主人公の非情さは、読者を混乱させる。どうか「よくわからなかった」で終わらせず、何度も読み返してみて欲しい。 この作品には、それだけの価値があるのだから。 |
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