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作品評
バッカーノ! 2001 The children of bottle

著者 : 成田良悟
絵師 : エナミカツミ
ISBN : 4-8402-2609-1
page : 337p


練馬 /
  バッカーノと言えば、複数のキャラの視点から物語を同時進行させて、読み手をその錯綜した状況に叩き込む手腕で有名です。
ですが、バッカーノの魅力は、それだけではなく、各キャラが実に立ってます。立ちまくってます。端的に言うと、どいつもこいつも良くも悪くもクレイジーです。バカップルしかり、エルマーしかりです。
そんな訳で、どの巻に入れるか散々悩みましたが、あえて、視点変更を殆ど使っていないこの巻に入れてみました。正直どの巻も大好きで選出基準を作りきれなかったのでこんな選び方をしてみました。
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クローカ /
  『バッカーノ!』中最も特異な作品にして最高に切れ味のある一品。笑えて、泣いて、戦慄して、最後は…。バッカーノは全編どれもミニシアター映画の香りがします。非常に。
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