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聖刻群龍伝 亢龍の刻 3
著者 |
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千葉暁 |
絵師 |
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藤井英俊 |
ISBN |
: |
4-12-500804-3 |
page |
: |
231p |
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Mシロー
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彼には軍師のような知も商人のような才も練法師のような力も貴族のような権力もない。 彼は騎士でしかなく。 騎士でしかいられなかった。
「善き王におなりください」
まさにこれだけの為に。 この言葉の為に。 反逆者と裏切り者と蔑まれようと罵られようと。 それだけの為に。 これは。 一人の男の。 一人の騎士の。 御話。
聖刻群龍伝における最高の舞台の一つ。 王になりきれない青年と、騎士でしかいられなかった男の御話。 忠を貫き通す騎士の生き様。 しかと見ることを未読の方々に勧めたいです。 値が張る既巻数が多い? ノン。 対価の価値はあり読むことは苦にならない。 むしろ一冊でも読めばのめり込むことでしょう。 GPMのように熱く。 デモンベインのように激しく。 時空のクロスロードのように心に響く。 そんな、御話。 |
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Surreal
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戦記であり、宮廷劇であり、騎士物語であり、群像劇であり、英雄譚であり――
巨大ロボットのあるファンタジー世界における国家動乱を舞台にした大長編。
同一世界を扱った同作者の“聖刻1092”はちょっと話が大きくなり過ぎた感があるのが難だったので、あくまでも人間と国の話で留めてほしい、と思うのが私の希望でもあるが。
――しかし、これは、伝説ではない。 これは、“歴史”である……と、いいなあ(爆)。
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