聖刻群龍伝 亢龍の刻 3
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戦記であり、宮廷劇であり、騎士物語であり、群像劇であり、英雄譚であり――
巨大ロボットのあるファンタジー世界における国家動乱を舞台にした大長編。
同一世界を扱った同作者の“聖刻1092”はちょっと話が大きくなり過ぎた感があるのが難だったので、あくまでも人間と国の話で留めてほしい、と思うのが私の希望でもあるが。
――しかし、これは、伝説ではない。 これは、“歴史”である……と、いいなあ(爆)。
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フルメタル・パニック!(12) 踊るベリー・メリー・クリスマス
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ライトノベルで軍事スリラーをやりつつロボットものの要素をブチ込んで、その上で女の子と学園生活しよう!!
こう書くと、ものすごく無茶苦茶。 売れそうな要素をごった煮すりゃいいと思ってんかゴルァ!という声も聞こえてきかねない勢いではある。
が、しかし。それをきちんと書いてみると、どうだろう? 書きたい事をしっかり押さえつつ、しかし、あくまで口当たりにも配慮して。
その設問の答えに至る道。 その一つは、ここにある――かもしんない。
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A君(17)の戦争6 すべてはふるさとのために
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この巻、というよりはシリーズ全体として。
オタ批判やありがち設定のありがちさ加減を語るために敢えてその設定を採用している、など、作者の主張が思い切り前面に押し出されている点は、やや鼻につく点もあり、割引が掛かるのは否めないが、「どうやって判るように書いてやろうか」という姿勢はあちこちに感じるし、もちろん話として面白く読めるのは確か。
この先完結まで、言いたい事をどれだけ書ききってくれるか、その上でどういう評価が出来るものか、それ自体が楽しみの一編かも。
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マルドゥック・スクランブル The Third Exhaust-排気
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言うべき言葉は、なにもありません。 まずは読む。それで、判る。
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ARIEL 20
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なんと言っても、ソノラマの背表紙が緑だった頃からの付き合い。 本屋に行って「あ、ARIELが出てる。まだ続くんかいな」と思う事ももうないと重うと、なんとも感慨深くもあり?
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聖刻群龍伝 亢龍の刻 3
(イラスト評)
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巻数指定が掛かっている中でこう言うのは、心苦しいですが……。 本シリーズの初巻である聖刻群狼伝1の表紙絵を最初に見て、その緻密さは見るなり絶句のレベルでした。
この人は、当たりです。
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ガンパレードマーチ Episode ONE
(イラスト評)
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ゲームノベライズ、表紙見て買ったら、中の挿絵は別の人。 結構ありますよねー、そういうこと。
もちろん、それで原作ゲームの絵師さんより巧かったりするなんてことは例外と言っていいわけで(爆)。
やっぱり原作モノのノベライズは原作の絵師さんに挿絵書いてほしいなぁ、と思うわけですわ、うん。
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ARIEL 20
(イラスト評)
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鈴木雅久イラストはその見た瞬間に判る独特の絵柄でARIEL以外にも多数のライトノベルの表紙や挿絵を飾っている“顔”の一人だとは思いますが、やはり、自分にとってはARIELの印象が強いので……。 完結の感慨と、代表作という意味合いを込めて。
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