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作品評
ダブルダウン勘繰郎

著者 : 西尾維新
絵師 : ジョージ朝倉
ISBN : 4-06-182305-1
page : 131p


Joshua Tree /
  全然JDCっぽくないし、西尾氏の作品にしては遊びが少ないような気がするし、ストーリーもちょっと物足りなかったりと、いろいろと駄目なところはたくさんあるのですけど、勘繰郎の「自分の世話は自分で見る〜」というような台詞の感じが心に残っているので一票。
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猫目・葉月 /
  かつて15歳だったあなたに――――なんて風に紹介したくなる作品です。個人的なことを言うと、読んだ当時後ろ向き全開な精神状態だった自分は、この作品の前向きさにいくらか救われました。
山場の展開、勘繰郎の台詞には鳥肌が立ちました。何度も読み返しました。これを味わうために本を読んでいる、そう思える快感を与えてくれたのですから。
( 猫目・葉月さんの紹介ページへ )


季瀬 /
  講談社ノベルズには清涼院流水氏の『コズミック』から入った季瀬ですが、そのJDCのトリビュート作品が出ると聞いて黙ってはいられない。しかも、西尾維新氏だ。
そしていざ読んでみたらば、うん最高っす。
もともとJDC作品はキャラがあって、そういうのが好きでもあったんだけど勘繰朗たちの立ち回りやら言葉に、また引き込まれたりしたでした。
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