新・時空のクロス・ロード 3 赤い心の女の子
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説教臭い? 何を言うのです。今や説教にも命がけの時代ですよ。 人間にとって大切なことを教えてくれるこのシリーズ、評価せずしてどうするのですか。 もちっと等身大の発言をしますと、やっぱ自分の言いたいことを言ってくれる作品の存在は嬉しいのです。 |
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バッカーノ! 1931 The grand punk railroad 特急編
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『鈍行編』の穴がどのように埋められるのか? こちらの疑問と期待に過剰なまでに応えてくれました。ぶっとびましたよ。あれほど錯綜した出来事を、よくもまあ書き上げたものです。これを読んだ時「この先、成田良悟作品はすべて買う」と決めました。 最強にして恐怖の具現、「線路の影をなぞる者(レイルトレーサー)がとにかく凄い。 |
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悪魔のミカタ 11 It/ザ・ワン
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自らの弱さを自覚しつつも、絶望的な状況に抗う者達。こういうのって燃えませんか? 自分は大いに燃えます。「――この町には、吸血鬼がいます。だから、助けてください」言葉通りの意味とそれ以上の意義をもつこの台詞には痺れました。 内面、特に吸血鬼「ザ・ワン」への恐怖も非常に上手く書けています。『屍鬼』あたりが好きな人にも読んでもらいたいですね。 |
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ダブルダウン勘繰郎
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かつて15歳だったあなたに――――なんて風に紹介したくなる作品です。個人的なことを言うと、読んだ当時後ろ向き全開な精神状態だった自分は、この作品の前向きさにいくらか救われました。 山場の展開、勘繰郎の台詞には鳥肌が立ちました。何度も読み返しました。これを味わうために本を読んでいる、そう思える快感を与えてくれたのですから。 |
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されど罪人は竜と踊る II 灰よ、竜に告げよ
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科学臭漂う魔法戦と悪口雑言という魅力に関しては、自分が語るまでもないでしょう。各章冒頭の引用文めいた文章も、かなりイイ味だしてると思います。それらに加え、この2作目ではあまりにも容赦のない展開(というか事実)に圧倒されます。あれほど凄絶な話をよくぞ逃げずに書ききったもんです。 あとこれだけは言わねば。シリーズ通して最も魅力を感じる人物は――――モルディーン猊下!! 陰謀家万歳! 巻き込まれた場合感情的に受け入れられるか、という問題はありますが、人間として最強であるこの方を崇めずにはいられません。
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ブギーポップ・スタッカート ジンクス・ショップへようこそ
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シリーズ全体、ということで。 自分にとっては運命の作品、運命の絵。本格的にライトノベルに嵌まった原因(勿論、何より小説の内容にやられたのだが)。タイトルもそうですが、あの時、自分の目を捕まえた表紙の引力はただごとではなかった。 |
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キノの旅 The beautiful world VII
(イラスト評)
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時雨沢恵一作品になくてはならない。カラーの絵も綺麗ですし、章扉のシンプルな絵も、話の雰囲気によく合っています。 |
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AHEADシリーズ 終わりのクロニクル 1<上>
(イラスト評)
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最高のコンビ。作家−絵師間の意思疎通の度合いで、この二人を超える人達はいないでしょう。環境的に恵まれているとはいえ、ここは素直に絶賛するべきかと。 これ以上ないタイミングで良質の絵、まさに理想的。遊び心たっぷりのカラー口絵も素敵です。実用性が考えられている上に独特なデザインの服装(装備)も魅力の一つ。 ところで、さとやす氏は巴里あたりから絵がガンガン上手くなってますよね。鍛えられたんですかね〜。 |
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イリヤの空、UFOの夏 その4
(イラスト評)
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最高の作家の作品に貢献したから……じゃ失礼ですね。でもホント、待望の1巻が出たとき改めて「こんな綺麗な(可愛い)イラストがついて良かった」と喜んだのですよ。 塗りが特に素敵です。
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ディバイデッド・フロント I 隔離戦区の空の下
(イラスト評)
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挿絵かくあるべし。 コメディもシリアスも、文章の雰囲気をまったく損なわずに描けています。しかも絵を入れるタイミングもばっちり。こちらが望んだとおりのものを見せてくれました。 |
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