ネザーワールド カナリア
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サイバーパンクな世界で展開される音楽SF。 音楽SFとしては多少掘り込みが薄く、オチには陳腐と思える面もありますが充分評価に値する作品だと思われます。 |
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呪の血脈
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まさか、富士見で加門先生の魔術世界を楽しめるとは思いませんでした。加門先生の書く世界は、豊富な知識と情報量に裏打ちされた密度の濃いもので、イラスト(という情報)の添付を前提とした軽い文体といったライトノベルの一般傾向から大きく外れたものではあります(この小説も、本来は伝奇小説に分類されるべきだと思われる)が、この円熟した内容は充分以上に評価に値するモノでしょう。 |
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君の嘘、伝説の君
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私が待ちかねていた清水先生のオリジナル新作!!です。 エロゲのノベライズ(涙)で知っておられる方も多いでしょうが、清水先生は、元々劇団なんかをやっておられる方で、ソレに起因するのか『独特の表現・世界』をもっておられます。 雰囲気的に好き嫌いが存在する事は否めませんが、それに拒絶反応さえ抱かなければ充分以上に楽しめる事をお約束いたします。……と、言うか、この人はもっともっと凄いモノを書ける筈……と、私が期待している小説家の一人なので、何も聞かずに買ってください。
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ブルースター・シンフォニー(上)
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音楽ファンタジー系のライトノベルとしては、かなりの傑作と言っていいと思われます。 元々、音楽系ファンタジー、或いはSFは、世界設定と音楽の設定とが密接に関わっていることが多く、どうしても情報量が増えてしまうためにライトとはいえない内容に仕上がってしまうことが多いのですが、この情報量を維持しつつ、更にライトに纏めた力量は十分賞賛に値するかと……。 内容も王道で嫌味がなく、(私には理解しにくいものですので正確には不明ですが……)『萌え』と呼ばれるべき内容も十分に含まれていると思われます。
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ブルースター・シンフォニー(下)
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内容のレヴューは上巻に書きましたので、そちらを参照ください。 |
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