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応援メッセージ検索結果

『 書評者 : 紙様 』 『 逆ソート順 : 更新時間 』 という条件で検索したよ!
13 件見つかりましたわ。そのうちの 4 〜 13 ( 表示数=10冊 ) 件を表示しますわ。
積むべきか買わざるべきかそれが問題だ
漢ならデフォルトで全買いですの。市場から消えたら遅いですの

[image:amz] タイトル 吉永さん家のガーゴイル 6
シリーズ 吉永さん家のガーゴイル
著者 田口仙年堂
イラストレーター 日向悠二
レーベル ファミ通文庫
書籍コード ISBN4-7577-2133-1
発行年月日 2005-01-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
紙様 今まであんまり表に立たなかった吉永家のアニキこと吉永和己にようやくスポットライトが!!

さて、いつもは悪人(でもまあ本当に悪い人ってのは出てこないけど)が出てきてそれをガーくんが超パワーでやっつけるのが話のメインでした。
でも今回はガーくんの超パワーは控えめ。それよりもむしろそういう力が働かない「心」の領域での物語になっている。
偶然が呼んでしまった悲しい出来事をガーくんは叩き潰すわけでも説教するわけでもなく和己や演劇部のみんなと一緒に向き合おうと、乗り越えようとします。

こういう風に「悪を成敗する」という枠では単純に語れなくなってきた「吉永さん家のガーゴイル」、心に暖かい物を求める人にオススメです。
というか本当にいい話が多くて低年齢層とかに正直読ませてあげたいと思う。

[image:amz] タイトル カオスレギオン 05 聖魔飛翔篇
シリーズ カオスレギオン
著者 冲方丁
イラストレーター 結賀さとる
レーベル 富士見ファンタジア文庫
書籍コード ISBN4-8291-1677-3
発行年月日 2004-12-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
紙様 「軍勢ファンタジー」カオスレギオンシリーズ最終巻にして第2部完結編。
長編第1巻およびゲームをベースにした『本編』へとつながる物語です。
この巻は主人公であるジークの活躍は少なめ。それゆえに他のキャラクターの描写が深くなされていたと思います。
特に第2部もう一組の主人公グループとも言えるレオニスとトール、そしてレティーシャは今までの集大成を見せてくれたのではないかと思います(まあレティーシャは最後まで謎でしたがw)

理想と愛と友情の交錯するカオスレギオンの物語はここで一度幕を閉じます。
しかし、この本を読み終えたあと残った「何か」が消える前にもう一度シリーズの原点「聖戦魔軍篇」を読んで欲しい。読んだ人でも読んだことの無い人でも。
この「05」は終わりであり、始まりの物語でもあるのだから……

[image:amz] タイトル 灼眼のシャナ VII
シリーズ 灼眼のシャナ
著者 高橋弥七郎
イラストレーター いとうのいぢ
レーベル 電撃文庫
書籍コード ISBN4-8402-2725-X
発行年月日 2004-07-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
紙様 連作なのでVI,VIIと評価したいですけど、こっちに書きます。
非常にエンターテイメントらしいエンターテイメント(馬鹿な日本語w)
恋も破壊も爆発も笑いも全部つまった一冊なのです。
ロケットパンチと秘密基地に燃えるべし。
っていうか『教授』とドミノおいしすぎ。

[image:bk1] タイトル とある魔術の禁書目録 3
シリーズ とある魔術の禁書目録
著者 鎌池和馬
イラストレーター 灰村キヨタカ
レーベル 電撃文庫
書籍コード ISBN4-8402-2785-3
発行年月日 2004-09-00
備考
書店 amz / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
紙様 え〜、ヒロインが真のヒロインに交代した話(オイ)

2巻でスルー伝説を打ち立てた人気キャラ御坂美琴を中心に据えた物語です。
話の展開的にはいつもの少年漫画のそれと同じノリ。文章のアクの強さも同様。
それでもこの3巻に引き込まれるのはやはりヒロインが美琴だからということに尽きます。
助けてほしいけど、巻き込みたくない。けれど……といった美琴の葛藤にグッときました。
あと狙ったようにやってきた膝枕のイラスト。もう白旗ッス(笑)

……そこ、「ビリビリ出てればどーでもいいんだろう」とか言うな。事実だから(マテ)

[image:amz] タイトル 機動戦士ガンダムSEED ASTRAY 2
シリーズ 機動戦士ガンダムSEED ASTRAY
著者 千葉智宏 , 矢立肇 , 富野由悠季
イラストレーター 緒方剛志
レーベル 角川スニーカー文庫
書籍コード ISBN4-04-429703-7
発行年月日 2004-07-00
備考 原作:矢立肇/富野由悠季
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
紙様 色々と物議を醸し出した「ガンダムSEED」の外伝ストーリー、その小説サイド第2巻です。

さて、ガンダムの名を冠してしまったせいかSEEDは賛否様々な意見が吹き荒れています。
その「否」の意見の中でも僕は「キャラが何を考えてるのかわからない」「生き生きとしていない」などが最たるものではないかと思います。
外伝である「ASTRAY」が本編に比べて好評価を得ているのは本編で達成できなかったキャラクターの描写、掘り下げがきちんとできていたからではないかと思います。
どのキャラクターにもきちんとしたバックボーンがあり、それに則った「意思」のある行動をしている、それが本編との最大の相違点ではないかと思います。「なぜそのキャラがそういう考えを持つのか、そう行動したのか」というのがきちんと語られているからです。
この第2巻、イライジャが花畑を守る依頼に失敗して悔しさを全力で吐き出したシーンはそんな意味でも屈指の名シーンだと思います。

っていうかミナ様オーブを治めて下さいよ〜(笑)。いや、あの猪指導者よりも何万倍もまともに見えるし。

[image:amz] タイトル まおうとゆびきり
シリーズ まおうとゆびきり
著者 六甲月千春
イラストレーター 椎名麻子
レーベル 富士見ファンタジア文庫
書籍コード ISBN4-8291-1641-2
発行年月日 2004-09-00
備考 第16回ファンタジア長編小説大賞審査員特別賞受賞作
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
紙様 キャラが多いとか戦闘がたるいとかいろいろ問題がありますけど、僕はこの作品が大好きです。
正確にはこの作品の雰囲気というものでしょうか?小ネタだらけでわかる人しかわからないようなギャグがあって、それでも作風がとてもほのぼのしてて、それが好きなんですよね。
世界やら魔界やらが大ピンチでもおバカにじゃれあう三人娘を眺めるのはすごく楽しいですし。

……まおがいないほうが楽しいんじゃないかとか思えてきた(マテ)

[image:amz] タイトル 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet
シリーズ
著者 桜庭一樹
イラストレーター むー
レーベル 富士見ミステリー文庫
書籍コード ISBN4-8291-6276-7
発行年月日 2004-11-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
紙様 (とりあえず)
本書は冒頭にいきなりショッキングな事が書かれていて、それを追う形で物語が進む。
もし本書に対して興味を持たれた場合、立ち読みせずにすぐ買ってじっくり読むことをオススメする。
ライトノベルにおいて冒頭や口絵、折り返し(あと表紙w)を見て作品を選ぶことは重要だけど、この作品には当てはまらないことを覚えておいてほしい。
この作品ほど「冒頭立ち読み」がやばい作品も珍しい。


正直これを人に対して「イチオシ」として宣伝するのはどうかと思ったけれど、読んでもらいたいという気持ちもあるので敢えて選出しました。

この物語はやさしくありません。救いもありません。不快かもしれません。
でも仕方がないのです。「実弾」が無けりゃ世の中は動かせないのだから。
こどもは「実弾」がないから現状を甘んじて受け入れるしかない。そして「実弾」を求めて足掻く。それまでは無力な「砂糖菓子の弾丸」でがんばるしかない。
でもそれすらできない場合だってある。「実弾」を手に入れた「大人」によって道を塞がれたり、最悪命を奪われる事だってあるかもしれない。
でも仕方がない。それが現実なのだから。

そしてそれは間違いなく創作でも何でもなく「現実」の問題なのだ。それもライトノベルが本来メインターゲットにしている中高生の世代に直面する問題だ。そして未だにライトノベルを引き摺ってるいい年こいた人々(他人事じゃないよネ……)にとっても、そうどんな人にとってもこれは「現実」なのだ。
それでも身近でこういうことが無いから、実際体験しないからどうしても実感できないという人が大部分だろう。
それでもいいと思う。実感する必要は無い。というより実感する事態(つまりこういう事が起きること)そのものが本来はあってはいけないのだけど。
ただ、自分が「実弾」を求めていた頃を、そして今「実弾」を手にした自分が誰かの命を奪ってしまうかもしれないということを忘れないようにしなければならないと思った。

(余談)
これと「推定少女」(同じく桜庭一樹先生の作品(ファミ通文庫))を就職活動開始直後に読んでかなり凹みました。
受験生とかが読むとかなり大変かもしんない。

[image:amz] タイトル BLACK BLOOD BROTHERS2 -ブラック・ブラッド・ブラザーズ特区鳴動-
シリーズ BLACK BLOOD BROTHERS
著者 あざの耕平
イラストレーター 草河遊也
レーベル 富士見ファンタジア文庫
書籍コード ISBN4-8291-1671-4
発行年月日 2004-12-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
紙様 いや、ホンマなら3巻含めて語りたいんですけどね〜。
「Dクラッカーズ」のあざの耕平先生が描く赤と黒の血の物語、「BLCK BLOOD BROTHERS」その2巻です。
短編ではアホな事件が舞い込むことも多々あるのでジロー、というか吸血鬼というものの人外魔境っぷりがイマイチ掴みにくかったのですが、この2,3巻連作を通して彼らの超越っぷりをたっぷりと堪能させてもらいました。
戦闘に関しては3巻で語られる要素の方が多いので割愛しますが、特区におけるパワーバランスの妙は十分に味わえます。絶妙です。
そして人と吸血鬼の壁とその間の葛藤。3巻への繋げ方が非常に上手いと感じました。その分待ってる間は苦しかったですが(笑)
興味を持たれた方は1〜3巻まとめて読むことをオススメしますよ〜。

(関係無いこと)
本作の第1巻を読んだあとで「ROOM NO.1301」(新井輝先生 富士見ミステリー)のあとがきを読むと笑えます。オススメです。

[image:bk1] タイトル Alice
シリーズ
著者 川崎康宏
イラストレーター エナミカツミ
レーベル 電撃文庫
書籍コード ISBN4-8402-2838-8
発行年月日 2004-10-00
備考
書店 amz / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
紙様 『熊』

この一言でこの作品のキモは語れる(笑)
それくらいボー・ボーのインパクトが凄まじかった。
とりあえずボー・ボーを考え付いた川崎先生の一人勝ちというかなんと言うか……まあ「熊」ってこと。

[image:bk1] タイトル アプラクサスの夢
シリーズ A/Bエクストリーム
著者 高橋弥七郎
イラストレーター 凪良
レーベル 電撃文庫
書籍コード ISBN4-8402-2700-4
発行年月日 2004-06-00
備考
書店 amz / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
紙様 登録第1号のメッセージはこの作品に送りたいと思います。
この作品は「灼眼のシャナ」でお馴染みの高橋弥七郎先生のデビュー作「A/Bエクストリーム」の第3弾に当たります。
さて、「A/B」は燃える男のアクションです。キーワードは「爆発」「破壊」「銃火器」。
自分たちのやりたいように生きる自由気ままな7人の物語です。
決して正義の味方ではない。けれども自分の内なる声に従い自由かつ飄々と生きる7人の生き様は見ていて清々しいものがあります。
「燃え」と「萌え」の両立で僕らのハートをがっちりキャッチし続ける高橋弥七郎先生。その先生の原点である「A/B」、シャナとは一味違ったドラマはファンならば必読です。