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作品評  /  イラストへの評を見る。
ASTRAL

著者 : 今田隆文
絵師 : ともぞ
ISBN : 4-8402-2441-2
page : 288p


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  著者の今田さんは、女性を書かせたら天下一だと思います
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でたまか /
  切ないけれど、最後はハッピーエンドなのがいいです。
明と柚子の関係も気になります。
時々でいいからhpにも載ってほしい……
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徹夜の魔女 /
  さて、電撃文庫からはこの作品で。
「この世に留まっている霊の姿が見える。会話程度はできるモノのそれ以上の能力を持たない少年だったが、少女たちの霊と出会い、その魂を救いたいと考える……」
とまぁそんなお話なんですが、そんなことはさておきヒロインの柚ちゃんがスゴイ。何せこのヒロイン、その属性は「義妹・眼鏡っ娘・お料理上手・どじっ娘・学業優秀・実は嫉妬深い・学園のアイドル・実は幼馴染み」というハイパフォーマンス。この健気で懸命なヒロインと優しく一本気なヒーロー明くんとの掛け合いには勘違い間違い擦れ違いがふんだんにちりばめられ、「ラブコメの王道」を存分に堪能出来ること間違いなし。少年レーベルではありますがむしろ250万乙女にこそオススメしたい。
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184R /
  心が暖まる
陳腐ではあるけれどもこんな言葉が似合う小説だ
ライトノベルというものを読んで、涙した初めての小説でもある

内容は書かないでおく
きっとその方がいいだろう
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浬玖 /
   この本に出会ったのは、部活を引退して暇になった二学期の初めでした。兄に「なんでもいいから、いい本ない?」と、聞いたのがきっかけだったと思います。
 初めてこの本を見たとき、絵が・・・などと思いました。だから買うか買わないか、かなり迷いました。そのころの僕は文庫より漫画派だったので、読みきることができるかどうかですら悩みました。(昔買った文庫が部屋の隅に積み重なって置かれていたので)立ち読みすればいいと思う人はその通りです。だけど、僕はしない主義だったので(笑えるところは大声で笑いたい)さらに迷いました。
 結論からいえば、買ったのですが、買ってよかったと本気で思っています。それに立ち読みしなくてよかったとも、思っています。
 なぜなら僕は初めて文庫で泣いたからです。このASTRALの物語設定、「主人公は霊を見ることができる」・・・ありきたりです。ですが、僕は泣きました。30分ぐらい涙が止まりませんでした。それは、僕が文庫や小説をあまり読んでなかったことも原因でしょうが、「死んだ人にもう一度会うことができるなら、あなたは何を望みますか?」この問いを考えて、その答えに泣いたんだと思います。
 この本は、ほとんどの人が読めると思います。短編小説なので読みやすいことも利点、泣かないとしても感動はできると思うのでかなりお勧めします。   長文ですいません、上はどうでもいいです。
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タワ /
  幽霊たちのキャラクターが丁寧に描かれているからこそ伝わってくる切なさや悲しみに無理なく感情移入できて、涙腺が緩み気味でした。
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kai /
  事故がきっかけで目覚めた霊視と、それを使った人(霊)助け、
主人公に気のある義妹、初恋の幼馴染など
一つ一つの要素だけを抜き出すと非常にありきたりという感じを受けますが、
文章の読みやすさと相まって、それが逆に
難解な設定等とは無縁の解りやすさという利点を生んでいると思います。
「下手に手の込んだ事をせず、素材の味を活かした料理」というイメージでしょうか。

「淡い」とか「透明感のある」などの言葉が似合う、
決して派手ではないけれど、心に染み入るような作品です。
敢えて言えば、幽霊として出てくるのが女の子ばかりなのが
やや気になると言えば気になります。シヴいオヤジ系な幽霊が見たいかも。
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