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作品評
バトル・オブ・CA 4 そして、明日も船出

著者 : 佐々原史緒
絵師 : 木村明広
ISBN : 4-7577-1744-X
page : 253p


加納海 /
  何がどうよかったというかは。うまく説明できないがとにかくよかった
するするっと読めた。
仕事の基本である「自分がしていることで相手が喜んでくれる」という
理想ではあるけど現実的に感じ得ない部分が共感したのかもしれない。
これについては自分の努力が足りないというのも認めるのですが…
読後に「ああ自分も明日がんばってみよう」と思う辺りがいいのかもしれない。
ダラダラと思いつく限りのことを書いてるだけですね。

最後に、二回目を読み返すまでヒポポタマス屋が某有名菓子メーカーの
陰を踏んでることに気がつかなかった…
ガムとか勇者シリーズ系の時に散々見てたはずなのに(笑)

ノレイク人が舌貧乏という描写があるけどこれって現代っ子に当てはめてるのかもしれない。
カップ麺なんかは寂しい食卓を、駄菓子系は友人同士の繋がりを意味してたのかもしれない。



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玲朧月 /
   1巻から応援していた作品。
よく見れば、けっきょくいつも戦闘場面とかが多いのですが、それを感じさせないように客室乗務員の苦労をより派手に書き出してギャグっぽくしているんですよね。あとご老体が数多く出てきて、しかもなんか活躍していることが多いシリーズでした。
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松侍 /
  おもしろい。

コメディとしてだけではなく物語としておもしろいのです。ライトノベルだからといって信念をもつこと、筋を通すということ、それらを捨ててしまうよりはやっぱり大切にしたほうが何か気持ちがよいのです。押し付けがましいのではなく。ただ軽く示されているにすぎませんが、それでもひとつ確かに芯が通っている、だからおもしろい。
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