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破天荒なお嬢様―キャサリンと、動物の姿に変身できる人々―異種人類が織り成すアクション・ファンタジー第3弾。 (作者様が作者様なので、もしかしたら他のシリーズとつながってるのかなと思わなくもないですが……リィの養父が異種人類とか(爆)) 差別意識の根深さと難しさ、種族の違いと個々人の違い、正義とそれを振りかざすことで起こる弊害。 それらを踏まえた上で、まっすぐに物事に当たっていくキャサリンと、そんな彼女を快く受け入れる異種人類の面々のやりとりが気持ちよく、大好きなシリーズです。 決して、種類という分類で見るのではなく、その中にもいい人悪い人がいて、それを見極めるのが重要なんだよ、と語るスタンスも好きなところです。(この巻は特にそれが色濃く表れているかもしれません) 痛快で、かつ、色々と考えさせてくれるシリーズだと思います。
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