灼眼のシャナ 4
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いつもながら、といいますか、派手な戦闘の合間に交わされる、はたから見ればほのぼのとしたやり取りがいい味出してます。 登場人物ひとりひとりの感情がきれいに描かれていて読みやすく、良作だと感じました。 |
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バウワウ! Two dog night
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ハイテンションな登場人物の造形も好みなのですが、音や場面のイメージがすっと浮かぶ、臨場感ある文章で読まされました。少々理解が追いつかないところもありましたが、雰囲気だけで酔える小説だったと思います。 |
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エンジェル・ハウリング7 帝都崩壊1―from the aspect of MIZU
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最初は敬遠しつつも秋田禎信のネームバリューで? ずるずると読み続けていた作品です。しかし、ミズーの心境に変化が起こり始めた3巻後半から俄然面白くなってきたと感じます。フリウ編は6巻の終わりあたりからでしょうか。 盛り上がってくるまでが長すぎて投げてしまった方もいると思うのですが(実際やろうかと思いましたし)、ただ思わせぶりなだけかと思われた(失礼)「間隙にある」「絶対殺人武器」「怪物」といったキーワードが効果的に使われてきて、ストーリーの組み立て方に思わず拍手したくなりました。 続き、というか、もう9巻でミズー編は最終巻ですか。非常に楽しみです。 |
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スプラッシュ!3 黄金の旅人、はばたく!
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あまり有名とは言いがたい小説かもしれませんが、個人的に言えばかなり好みでした。なんと言っていいかわかりませんが、理屈ぬきで楽しめる作品だったと思います。人気が出なかったのか、最初からここで終わるつもりだったのか、完結が早かったのが少し残念…… |
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零崎双識の人間試験
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戯言シリーズの魅力というのはなんなのでしょうか。はっきり言ってこの作品はミステリー誌に載っていながらミステリーではないですし(笑)登場人物たちはどこか壊れてしまっているような、自分の中だけで世界すべてを完結させてしまうような、そんな危ない感じがするのですが。それでも読んでいくうちにぐるぐると大きな渦に巻かれてしまい、一気に読んでしまうのでした。ああ。 小説というよりサイコ漫画くさいストーリー展開ですが、何度も読み返すうちにそこから何かをつかめるような気がします。 この読者を煙にまくような、意味を掴まないままでも読み流してしまう文体は好みが分かれるところでもあるのでしょうが、私は好きです。 |
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シャープ・エッジ 2 Sink in the starless night
(イラスト評)
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とにかくキラが可愛かったんですが(笑)。 細い線とマットな塗りで、この冷めたというか、乾いたというか、そんな作品世界を的確に表現できていると思います。 |
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Missing 10 続・座敷童の物語
(イラスト評)
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いつもよりも更に繊細さを増したような描き込みに圧倒。 とんがったあごだとか骨を無視した指だとか、突っ込みどころはいくらでもあるのですが、この雰囲気を出せるイラストは翠川しんならでは、かも。 |
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