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作品評  /  イラストへの評を見る。
バウワウ! Two dog night

著者 : 成田良悟
絵師 : ヤスダスズヒト
ISBN : 4-8402-2549-4
page : 302p


しゃんテン /
  それぞれに過去を持っていて、立体的な感じがするキャラクターや台詞回しの魅力。
アクションシーンでどきどき。先行きの読めない展開にわくわく。そしてラストの本格ミステリ的な着地も見事。
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本月 /
  佐渡と新潟の間に架けられた世界一巨大な橋
その真ん中にある島
その島で生きる最低条件はオーバーヒートで生きる!
ぶっ飛んだ奴らの物語最高です
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荒城の月 /
  「ワイヤー無しで、ワイヤーアクションできますか?」
これが一番この作品を物語ってますね(笑)
クズの年を重ねたからこそのかっこよさが光ってます。
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Joshua Tree /
   いい意味で「B級映画」な作品。
 カッコイイし、むちゃくちゃだし、たくさんの夢があって、そして最後に決めてくれる。
 バッカーノも好きですけど、今回はこっちで。
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/
  まず、題名からして惹かれますね。何故か自分はボン・ジョヴィの「IT'S MY LIFE」の歌詞の一説を思い出しました。(中でBOWWOW!って叫ぶからかな)
それはともかく、出てくるキャラクターのなんと魅力的なこと。クールかつスタイリッシュ。読んでいてスカッとする小説。
ストーリー展開も充分。「悪党が魅力的な小説」の好例。
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Mシロー /
 
 B級?
 三級?

 それがどうしたと吹き飛ばす面白さ!!!

 成田さんの小説は読んだ後に、「映画を見てスカッとした感じ」をいつも与えてくれます。
 その中でもこの「バウワウ!」は一番。
 
 カッコいい奴らが面白ぇ物語。

 BGMは脳内で選曲再生しようぜ。
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座敷ドラゴン /
  成田中毒者である私の一番のおすすめです。特に、戌井さん。ああいう人が大好きです。「オーバーヒートで生きる」は名台詞です。
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yommy /
  いわゆる典型的な軽小説屋さん。読みやすい小説をいいペースで継続的に書けるところはまさに軽小説屋さん。

いい意味でも悪い意味でも「三流」な物語を作り出す作家なのかな。ただし最近ありがちな萌えとか美少女とかで無理やり話を作ろうとしないで、軽妙かつしっかりとしたストーリーを作れる力は本物。いわゆる萌えとかそういう概念が無かった時代の作家に似ている気がする。

人気作が多い中、個人的にはこの作品がつぼにクリーンヒットしました。

この作品はちょっと未来の日本海に浮かぶ無法地帯気味の人工島が舞台。二人の少年が同時に人工島に上陸するところから物語りは始まり、そして上陸から5年後をメイン舞台に物語が動いていく。

この話はなんと言うか三流、イメージとしてはジャッキーチェンの映画の展開を思い浮かべてくれれば。ほんとにいい意味で三流です。

今後も期待してます。
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赤月襲 /
  ハイテンションな登場人物の造形も好みなのですが、音や場面のイメージがすっと浮かぶ、臨場感ある文章で読まされました。少々理解が追いつかないところもありましたが、雰囲気だけで酔える小説だったと思います。
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半々’S /
  成田良悟ファンというかフリークというかファンダメンタリスト(原典主義者)な私としては成田良悟作品全てが大好き大好き大大大好きなのでありますが、あえてその中からひとつ選ぶとするとこれはもう「バウワウ!」。これが一番。
どこが好きかといえば、「対決物かぁ」と思わせるイントロで入ってくるのに、はたと気が付いたら対決する二人ではなくてそれに巻き込まれる人に焦点が合ってしまって、なおかつそっちの方が面白い、という地力の入れ方の間違った力技でしょうか。
この地力に技量が付けばどうなるのか。ファンとしては期待が膨らもうというものです。
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rustynail /
  バッカーノ!も好きですが今回はこちらを。
楽しくバカな(褒め言葉)キャラクターやラストの場面の展開がお気に入りです。
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adramine /
  私としては、バッカーノよりこちらの方が好きです。
成田は複数の登場人物をパラレルに動かす事が非常にうまいのだが、バッカーノ以外でも出来るという事を証明した作品。
メインの野郎三人もいいですが、脇を固めるヒロインたちも魅力的。
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