彩雲国物語 はじまりの風は紅く
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中華風のファンタジー。 家柄はいいが貧乏な家で、 探花(国の役員登用試験)に 女性が受けられないとしらずに 一生懸命勉強し、 受けられないことを知ってからは 塾を開いて子どもの指導をしている 主人公紅秀麗が、 金500両で だめ主上といっしょに勉強する役で 後宮に貴妃として入ることに・・・。
設定を詰め込み過ぎの感もあるけど、いいかな。 秀麗の健気さと主上の韜晦ぶり(でも初なところがある)が 魅力的でいい。
おすすめ。
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悪魔のミカタ 9 It/ドッグデイズの終わりかた
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「悪魔のミカタ 8.It/ドッグデイズの過ごしかた」 に続く「部長駆落編」の完結編。
楽しい作品でおすすめ
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バッカーノ!1931 鈍行編 The grand punk railroad
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念入りに前置きを設定し、さぁ本編へ!という構成。 どきどきしながら読めます。 3勢力が食堂でいっせいに・・・のシーンは おもわず吹き出しました。
ただ、後半や結末の部分が妙に薄っぺらく、 さまざまな疑問を残したまま終わってしまっている。 「特急編」をいっしょに用意して読むこと! |
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硝子の街にて 14 塵-WINDROW-
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「硝子の街にて」シリーズは ニューヨークを舞台にし、 湾岸戦争に行きその後刑事となったシドニーと、 アメリカで日本人夫婦の子として生まれ 両親の離婚を機に日本に戻っていたが 成人する際に二つの国籍のうちのアメリカ国籍を選択して ニューヨークにもどったノブが再会して ・・・って部分をベースラインに持ちつつ、話が展開していく。 ジャンルはあえていうならミステリー。 ただし、ノブが犯人やまわりの人の心に "シンクロ"することでその動機などが 明らかになる・・・って形になっていて、 それを可能にしている細やかな描写がすばらしい。 そういった事件のなかで、 ノブに手をだそうとする男がこの巻から登場する。 ヤキモキするシドニーにあいかわらず鈍いノブ ・・ってことで(?)このシリーズの中で この巻を挙げておく。(いじわる。)
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