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タイトル | キーリ V はじまりの白日の庭 上 |
シリーズ | キーリ | |
著者 | 壁井ユカコ | |
イラストレーター | 田上俊介 | |
レーベル | 電撃文庫 | |
書籍コード | ISBN4-8402-2728-4 | |
発行年月日 | 2004-07-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
おむらよしえ | 孤独な少女キーリが、いろいろとなげやりだけど本質は「いいひと」な青年と出会い、旅に出る話です。二人の関係が変わっていく様子がもどかしく楽しいシリーズです。 静かな話が好きな人におすすめです。短編よりは長編の方がいい味が出ているような気がするので、この上下巻は特におすすめです。 この表紙の少年は……。 |
もりやん | 相変わらず回まわりどい性格の頑固な少女と面倒くさい性格の大人げないくっついたりする話の第5巻。ずいぶん長いことおんなじようなことやってる気がしますが、不思議と飽きがきませんね。……流血沙汰が多いから? キーリもハーヴェイも相変わらず危なっかしいんですが、キーリのほうは微妙に女の子らしくなってきたり、妙な知恵付けてきたり、成長してるのに余計に危なっかしいのはなぜでしょう。もう見ちゃいられん。 このシリーズの最大の魅力はキーリのいかにも少女っぽい(乙女ちっくという意味ではなく)つぶやきとか反応だと思います。そういう面でキーリとハーヴェイの関係を考えると、キーリの側からすると自分に重要なことは何も話してくれないという不満が根強くあったわけです。見ているほうからすればそのもどかしさがまた楽しくもあるんですが。ともあれ、一年半の空白によってすこし成長し、知らない不満と不安を募らせていたキーリがついに炸裂するのが今回の話。下巻にあたる6と併せてハーヴェイの過去編となっています。例のあの人も登場します。 |
応援メッセージ・イラスト部門 |
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タイトル | そして、楽園はあまりに永く されど罪人は竜と踊る 5 |
シリーズ | されど罪人は竜と踊る | |
著者 | 浅井ラボ | |
イラストレーター | 宮城 | |
レーベル | 角川スニーカー文庫 | |
書籍コード | ISBN4-04-428905-0 | |
発行年月日 | 2004-08-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
おむらよしえ | 記憶喪失の少女、アナピヤを拾った二人組みの咒術士は、彼女のふるさとへ旅立った。しかし、そこに隠された真実はあまりに過酷だった……。 絶望系コメディ。と言いたくなるほど過酷な事実ががんがん出てくる。でもどこか面白い。 |
しゅぺるたー | 科学的に考えられた「呪式」が織り成す戦闘と独特の調子で飛ばすシリーズ5冊目。 記憶喪失の少女アナピヤの記憶を探す旅も終わりとなる。 これでもかと迫り来る世界の悪意。 そこに待つのは希望か絶望か。 |
麻由 | 毎回主人公達が散々な目に遭うシリーズですが、今回はその極み。 叩いて叩いて叩き潰しても一つおまけに叩きのめす、残酷で救いのない展開が続きます。終盤のアナピヤの言葉一つ一つが重くて痛い。結局救われなかった彼女。そしてただひたすら虚しくなるラスト。 それでも面白いと思えるのは、ひとえに作者の力なんだろうなぁ。 |
東雲長閑 | 本作で浅井さんはエロゲーを中心とするおたく文化をめった斬りにしている。 他者が作ったものを読んだりするのは、コミュニケーションの一種だと思うが、 おたく同士が閉じた共通認識に従って、縮小再生産を繰り返しているという批判として読むと、耳が痛い。 作者の主張に同意するにしろ反論するにしろ、おたくが如何に生きるべきか考えるとっかかりとして読んで欲しい。 |
奈望梨義仁 | すごい、です。ライトノベルの常識を鼻歌交じりで超越したシリーズです。グロイ、エロイ、ヒドイ。ヒロインがネタばれライトノベルなど他に存在しないでしょう。さらにそういったグロイエロイシーンを丁寧に描写しているところなど尋常ではないと思います。ある高校の図書館では閲覧禁止処分にしています。その尋常でなさが、このシリーズの魅力でしょう。 さらに、登場人物が交わす会話のテンポの良さと、面白さ。よくもまあこんな台詞が思いつくと感心するばかりです。地の文は一人称形式のため、これが会話同様に面白い。心穢れた主人公のアホ思考は爆笑物です。 正義は勝てず、主人公は挫折を繰り返し、最後に嘲うのは策謀家。脇役に与えられた使命は死、ハッピーエンドは概念的に消失し、理論と科学が主体。道徳は極めて現実的に踏みにじられ、ヒーローヒロインとて、命の保障は一切無い。そんな本です。 |
極楽トンボ | ものすごく独特な描写がウリの戦闘アクション。化学式が飛び交う戦闘はそうそうないと思われます。 ですが、今作に関してはキーワードは「鬱」これに尽きます。 うわー救われない……この救われなさはシリーズ全てに通じる持ち味ですが、今作では特に際だってますね。 ギギナとガユスによる漫才的な皮肉の応酬があってすらこの読後感。いやはや。 |
練馬 | シリーズ通してダークな雰囲気が漂ってますが、この巻はもう極めつけ。読んだら「鬱」一直線です。 ここまで凄い描写をしたライトノベルは多分はじめてでしょうしこれからも当分出ないと思います。読んでる最中に一体何処までいくのか底が見えません。あまりのキツさに読んでる分量を錯覚しそうになります。 特徴的なテクノマジックの描写など、人によってはとっつきにくい面もあるかもしれませんが、是非一度読んでみて欲しい作品です。もう「凄い」ですから。 |
ひさ | 大よそ全てが凶悪。アナピヤの仕掛けも凶悪ならば、幾度も希望とか可能性を ちらつかせておいて、その直後に幾度も絶望のどん底に叩き落す容赦の無さも 凶悪。答えは分かり切っているのに、それでも「面白い!」と言わせられる程に 惹かれてしまう。そういうハマったら抜けられない中毒性も凶悪なのかな? |
永山祐介 | あまりにも救われない話。それでも途中で読むのを止められない。 最後のシーンも寂寥感が増すばかり。続き、非常に楽しみですが、非常に恐ろしくもあり。 |
浅木原忍 | あまりに過酷。あまりに悲惨。あまりに残酷。あまりに鬱。読み終えたあと本気で死にたくなる逸品。 作者自身の心配すらしたくなりそうな代物。実際これ以降長編出てないしなぁ…… |
雨空陽明 | この小説の魅力は三つある。 化学系魔法を多用した濃厚な戦闘描写。 喧嘩と冗談の境界線上をいく主人公と相棒の罵り合い。 そして幸せな描写で安心している読者を叩き落す鬱展開だ。しかも一瞬希望を見せておきながらそれを握り潰すという作者の手腕には恐れ入った。 次の長編でもこれと同等かそれ以上の鬱展開を期待したい。 |
応援メッセージ・イラスト部門 |
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タイトル | 彩雲国物語 花は紫宮に咲く |
シリーズ | 彩雲国物語 | |
著者 | 雪乃紗衣 | |
イラストレーター | 由羅カイリ | |
レーベル | ビーンズ文庫 | |
書籍コード | ISBN4-04-449903-9 | |
発行年月日 | 2004-08-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
おむらよしえ | 家柄はいいのだが、すっかり貧乏暮らしが板についてしまっているお嬢様の紅秀麗。ネタばれ彼女が、次から次へとやってくる困難をばったばったと打ち倒す秀麗が清清しいです。 やたら見栄えいい男がたくさん出てきますが、そんなのよりだんぜん秀麗が男前でかっこいい!(笑) |
煉紅 | ネタばれ紅秀麗が様々な困難を乗り越えて行く様を読んでいると 自分も負けてられないという感じになっていきます。 ネタばれ影月くんや王である劉輝などたくさんな魅力的な男性 キャラがでてきますがこの作品で一番格好いいのは秀麗です! |
かげつ | 良家のお嬢様でありながら貧乏暮らしで世間ずれした秀麗ですが、だからこその思いの強さで自分の居所を掴みます。 それでも道は平坦でなく苦労の連続ですが、頑張る彼女に周りの人間達は動かされていくわけです。 宮廷ものとしても面白いけれど、苦労性のお兄ちゃんと暗躍するジジイ'sも大好きです。 |
応援メッセージ・イラスト部門 |
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タイトル | 英国妖異譚 8 水にたゆたふ乙女 |
シリーズ | 英国妖異譚 | |
著者 | 篠原美季 | |
イラストレーター | かわい千草 | |
レーベル | ホワイトハート | |
書籍コード | ISBN4-06-255746-0 | |
発行年月日 | 2004-08-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
おむらよしえ | 英国のパブリックスクールでの怪奇事件もの(といっても怖くない)。霊感少年で純粋、東洋の魅力あふれるユウリと、フランスの貴公子シモン、そして怪しい魅力があふれるアシュレイの三角関係(笑)となると、普通ユウリがきれいなままでいくものですが、この話の場合は、少しずつユウリがしたたかになってくるのが面白いです。 ぼーいずらぶとまではいかないので、そのぐらいなら許容できる人は読んでみては。 |
各務桜花 | 英国、パブリックスクール。少女小説ではありそうで、実はあまりない設定。巻が進むにつれてキャラクターがより深く解るようになる話の運び方も魅力です。 細かく読み込むと、結構小ネタがきいています。多少BLチックなものが苦手でなくて、設定魔な人に薦めてみたい気がします。 |
応援メッセージ・イラスト部門 |
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タイトル | 暗き神の鎖 中編 |
シリーズ | 流血女神伝 | |
著者 | 須賀しのぶ | |
イラストレーター | 船戸明里 | |
レーベル | コバルト文庫 | |
書籍コード | ISBN4-08-600461-5 | |
発行年月日 | 2004-08-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
おむらよしえ | 「流血女神伝」シリーズの一冊。「流血女神伝」は、カリエは猟師の娘として育ったが、皇子の身代わりとなることをいきなり強制される。ジェットコースター、という比喩がふさわしい、続きが毎回楽しみな作品です。そしてなんといっても文章が上手い。そして登場人物たちが魅力的でありかつ「生きている」ように感じられる。キャラクターとしても、かっこいい男が目白押し、かっこいいお姉さまもあり、いきな女友達もあり、と魅力的です。そして何よりも主人公のカリエが名前や身分をどんどん変えざるを得ない状況に追い込まれながらも、常に希望を失わず、戦い続ける姿が快感です。展開もドラマティック。物語好きにはもう絶好でしょう。また、少女向けを読まない方にも、これはおすすめではます。文章が湿気ていないので、読めると思いますよ! 「帝国の娘」(前後)、「砂の覇王」全9巻、「女神の花嫁」(前中後)、「暗き神の鎖」(前中後)の現在17巻(続刊予定)と、外伝の「天気晴朗なれど波高し。」1〜2巻が発売中。順番通り読まないとほんとにいけないシリーズです。 この巻では、とうとうカリエがネタばれなところを見せてくれます。 |
応援メッセージ・イラスト部門 |
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タイトル | 復活の地 2 |
シリーズ | 復活の地 | |
著者 | 小川一水 | |
イラストレーター | 前嶋重機 | |
レーベル | ハヤカワ文庫JA | |
書籍コード | ISBN4-15-030766-0 | |
発行年月日 | 2004-08-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
おむらよしえ | レンカ帝国の帝都トレンカがを大地震を襲い、帝都は壊滅状態に陥った。一官僚のセイオは、必死で帝都機能の復興のため力を尽くす。 さまざまな人々が、帝都で生きる人々のために、それぞれの立場から力を出し合うのが快感です。 この巻では、衝撃の事実が発覚します。 |
からり | 大震災に立ち向かう人々を描いたSF。なんと主人公は官僚です。 この話がライトノベルかどうかは正直微妙だと思うのですけれど、やっぱり好きなので。 大迫力で始動した1巻も、思わぬ方向へ進みながら綺麗にまとめ上げた3巻も良かったんですけれどね。主人公の追い詰められ具合が圧巻だった2巻をイチオシに。 前に進もうと頑張りすぎるあまり周りが見えていないセイオと、摂政になったことで周りを見ようとし始めたスミル。最も無力なはずの立場でありながら、むしろ最も物語の主題に近いところにいるようなネリ。 様々な立場の人々を描きながら物語は進んでいきます。 突っ走って追い詰められていくセイオに、「あ〜、ヤバイって!違うって!」とハラハラし、世間知らずのお姫様だったスミルの成長にワクワクし、そして2人に訪れる変化にドキドキし、とっっても読み応えがある巻でした。 昨年度で、先を一番楽しみにしたシリーズです。(3巻の発売日が延びたことも知らず、探し回ったりもしました)興味がある人はぜひ読んでみてください。 |
応援メッセージ・イラスト部門 |
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タイトル | 空ノ鐘の響く惑星で 4 |
シリーズ | 空ノ鐘の響く惑星で | |
著者 | 渡瀬草一郎 | |
イラストレーター | 岩崎美奈子 | |
レーベル | 電撃文庫 | |
書籍コード | ISBN4-8402-2758-6 | |
発行年月日 | 2004-08-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
おむらよしえ | ファンタジーのようなみかけでSF世界の中の少年の話。妾腹の有能な王子が左遷されても気楽にやっていたときに出会った、「柱」の中から出てきた不思議な少女の正体は? コンスタントに出ているだけではなく、中身が面白い!人間関係や世界の設定がよく考えられていて毎回次の巻が待ち遠しいです。イラストも最近大人気の方をやっとつかまえてぐっど! |
ひさ | ここまでしか読んでないので先に触れる事が出来ないのは非常に痛い所 ですが、まあ何と言ってもフェリオ、ウルク、リセリナの三角関係ですか? ……あ、いや見所は勿論それだけじゃなくて。誰一人無駄にはしないキャラ クター描写も、まだまだ底が見えなさそうな設定の深さも流石の上手さだなと。 四巻目でもやっと全体的に動き始めたばかりなので今後の展開も楽しみ。 |
応援メッセージ・イラスト部門 |
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タイトル | 伯爵と妖精 あまい罠には気をつけて |
シリーズ | 伯爵と妖精 | |
著者 | 谷瑞恵 | |
イラストレーター | 高星麻子 | |
レーベル | コバルト文庫 | |
書籍コード | ISBN4-08-600474-7 | |
発行年月日 | 2004-09-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
おむらよしえ | 妖精を見ることのできる孤独な少女が出逢った青年はなんかやけにハンサムで怪しい……。青年がネタばれなところが少女小説にあるまじき、でも面白いこのシリーズ。はがゆいらぶものとしておすすめです。 今回は妖精博士としての力が試されます。人間としての常識がない妖精とのかけひきって面白いっすよね〜。 |
応援メッセージ・イラスト部門 |
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タイトル | よくわかる現代魔法 ゴーストスクリプト・フォー・ウィザーズ |
シリーズ | よくわかる現代魔法 | |
著者 | 桜坂洋 | |
イラストレーター | 宮下未紀 | |
レーベル | 集英社スーパーダッシュ文庫 | |
書籍コード | ISBN4-08-630204-7 | |
発行年月日 | 2004-09-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz絵 / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
おむらよしえ | 森下こよみは童顔で身体が小さく、何をやってもうまくいかないので自信がない。家で見つけた「魔法」を教えてくれる学校に興味を引かれていってみたが……。 「現代魔法」の設定は、ファンタジー好きとしてまだまだだと思いますが、話自体は楽しく読めました。こよみは結局「ひとつの魔法」しか使えないおちこぼれなのですが、それはそれなりに役に立つという、一風変わった立ち位置だし、なんといっても姉原弟とのいちゃいちゃがたのしい(笑)。自分にできること、自分のやりたいことを見据えて生きていこうという話になっています。 |
有里 | 『よくわかる現代魔法』シリーズ3冊目。 1冊をきっちり補完する内容。1冊目の欠点を美点に変換してしまった、実にお見事な続編。 2冊目の『ガベージコレクター』→1冊目『よくわかる現代魔法』→3冊目『ゴーストスクリプト・フォー・ウィザーズ』の順で読むといいんじゃないかな。 今回の主人公はタカビーな銀髪紫の瞳の美少女魔法使い・一之瀬弓子クリスティーナ。姉原美鎖のコードによって6年前の世界に送り込まれたタライ娘・森下このみが10歳の弓子と出会い、弓子の杖を狙う魔法使いギバルテスと戦うというのが今回の物語。 美鎖が6年前に作ったというクリスマスショッパーというワーム型ウィルスの真相も明らかにされる。 最終決戦の場所は、デバートの屋上。昭和30年代生まれにはノスタルジーを感じさせる場所だけれど、若い人はどうなんだろう? 今の子も屋上の遊園地で遊ぶのかな? なおあちこちで言及されているように、今回弓子は「パンツはいてない」のだが、そのエピソードすら意味のあることなのだ。お見事。 |
練馬 | 考えようによってはタイムパラドックスの起こりようが無い、一風変わった時間移動物。 今回の主人公は一ノ瀬弓子クリスティーナ。 「ぱんつはいてない」で一時話題になったけど、単なるネタで終らせず一つの大きな複線にしつつ、自分の生き方に対するプライドなどを模索していくお話です。 |
極楽トンボ | 現在4巻まで出ている中では個人的にはもっとも評価の高い「現代魔法3巻。 超きっつい性格のお嬢様で古典魔法遣いでもある一之瀬弓子クリスティーナが今回は主役。 この話で「ほーっ」と思ったのは「ぱんつはいてない」のエピソードです。 ただの読者サービスかと思いきや伏線になっていようとは! それとここに来て、1巻ではどうもぱっとしなかった主役(のはず)であるこよみの真価が発揮されます。いい話だったです、本当に。 |
応援メッセージ・イラスト部門 |
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タイトル | キーリ VI はじまりの白日の庭 下 |
シリーズ | キーリ | |
著者 | 壁井ユカコ | |
イラストレーター | 田上俊介 | |
レーベル | 電撃文庫 | |
書籍コード | ISBN4-8402-2779-9 | |
発行年月日 | 2004-09-00 | |
備考 | ||
書店 | 【 amz / bk1絵 】 |
応援メッセージ・小説部門 | |
おむらよしえ | 孤独な少女キーリが、いろいろとなげやりだけど本質は「いいひと」な青年と出会い、旅に出る話です。二人の関係が変わっていく様子がもどかしく楽しいシリーズです。 静かな話が好きな人におすすめです。短編よりは長編の方がいい味が出ているような気がするので、この上下巻は特におすすめです。 |
かげつ | 幽霊の視える少女と不死人の青年とラジオに取り付いた幽霊の三人旅第6弾。 (5巻の続きではありますが) アクションなシーンも多いですが、シリーズ通して切ないような空気が漂っています。 なお、長生きしているわりにはというか長生きしてるからなのか、主役の片割れハーヴェイは甲斐性皆無です。 かゆいところに手が届かないラブロマンスがお好きな方にはたまらんのではないでしょーか。 あと、置き去りにされがちな兵長さんですが、今回結構活躍してたのでうれしい感じです。 |
ひさ | 単純にハーヴェイのルーツを辿るエピソードに魅せられたのが一つ。あとはキーリと ハーヴェイ。この上下巻を通して、相変わらず面倒臭て回りくどいながらも数歩前進 かな。これまでに比べると飛躍的な進歩だと思う。特にラストシーンではいいもの 見させてもらいましたと。多分しばらくこれ以上は望めそうもないだろうけど。 |
もりやん | ハーヴェイ過去編、下巻。膨大な過去を持っているのに、一番大事な思い出からは隔絶されている存在、不死人。でも、確かに過去があってその上に現在がある。ネタばれでも、その過去が現在に繋がっていないように、現在と未来がきっちり繋がっている保証もない。でも、それでも何か信じるものがなければ、人は「いま」に帰ってくることができないのだ。 そんなわけで(どんなわけで?)なんだかんだとキーリにほだされつつあるハーヴェイが少し素直になったようなならないような話でした。 |
練馬 | 「微ラブ」。これがこの作品に漂う雰囲気です。 ラブいようでラブくないような、でもラブいような。 ラストでは結構ラブいカンジになってます。 シリーズとしては、幽霊が見える少女のキーリが、この世に残ったイロイロな思いに触れていったりするお話。 所々の言い回しがうまいです。 後、最早完璧にキーリの保護者になったラジオに宿った幽霊の「兵長」がなんだかかわいいです。 |
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