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『 書評者 : rokugomarunisai 』 『 ソート順 : タイトル 』 という条件で検索したよ!
14 件見つかりましたわ。そのうちの 11 〜 14 ( 表示数=4冊 ) 件を表示しますわ。
来年から積読税が新設されるんだって
政府が儲けまくりそうなお話ですわね

[image:amz] タイトル 楽園の魔女たち 楽園の食卓後編
シリーズ 楽園の魔女たち
著者 樹川さとみ
イラストレーター むっちりむうにい
レーベル コバルト文庫
書籍コード ISBN4-08-600454-2
発行年月日 2004-07-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
rokugomarunisai ユーモア、パロディ、ギャグ。それらを平易な文章で綴る樹川さとみは(ことに昨今)、名人と呼ぶに相応しい作家だ。本巻で代表作、『楽園の魔女たち』は見事な大団円を迎えた。最終巻が一番面白いという、最高のファンサービスも堪能させてもらった。
だが、これで終わりではないはずだ。シリーズの合間に『死に神見習い修行中!』『千の翼の都』などの佳品を仕上げてさえいるだから。とまあ、こう期待せずにはいられない作家のひとりではないだろうか。個人的には随筆、たとえば向田邦子『父の詫び状』のような作品も読んでみたい。
かげつ とうとう終わってしまいました。
最後まで笑いあり涙ありのエンターテイメントに徹してくれました。
それぞれがそれなりの決着を迎え、綺麗に着地してくれたと思います。
ほんの少しずつしか触れられなかったゲスト達のサイドストーリーのように、楽園メンバーの今後はもう語られることはないだろうと思うとちょっと切ないですが、次回作にとても期待しています。
ネタばれ
からり 終わってしまった・・・。というのが最初の感想です。もっと続きが読みたかったなぁと素直に残念な気持ちが強いです。
ストーリーとしては、思っていた以上にダナティアが強かったです。その強さはシリーズの最初からは考えられないもので、だからこそ最終巻にふさわしいと思います。
それはこの巻のサラや前巻のファリスにも言えることですが。(マリアは最初から結構完成されていた気がするので除外(笑))
全ての謎は明かされているようで、はっきりわからずと、なんだか不思議な感じ。でもそれでいいのかもしれません。なによりこのシリーズがすごいのは、いくらでもシリアスに転がっていける展開のなかであくまでコメディーとして突き進んだことですからね。
最後ですが、支部長さんの「へっぽこー!」が聞けなく(読めなく?)なるのが残念でなりません(笑)
きさら まいじゃー推進委員会さんでこの作品を知り、何気なく読んでみるとこれがもうハマりまくりで、一気に読み進めました。それもついに最終巻。まさに、大団円の最終巻です。どこまで彼女達らしく、どこまでも彼女達であり続けたこの作品を読まずに死ぬと、人生の23%程を無駄にする事になります。
極楽トンボ 終わってしまった……
楽園に住まう魔術師エイザードの元に集まった、地位も理由もてんでバラバラな魔女見習い4人。彼女たち4人を中心として描いた笑いあり涙ありの傑作ストーリーもついに大団円。
コメディを中心としつつも、時にはさらりとものすごく重いテーマを扱ったりそれはもう目の離せない展開の連続で、だれると言うことが最後までありませんでした。

20巻以上を数えたこのシリーズですが、一息に読破させてしまうだけの魅力がこの作品には詰まっています。

ほんとうにほんとうにおもしろかった!!
いさご とてもとても幸せなお話です。

上質なお話を力を抜いて楽しみたい方。
登場人物達の笑顔を見ていたい方。
最近ちょっと気疲れしてしまった方。
そして、幸せなお話を読まれたい方に、特にお勧めさせて頂きます。
応援メッセージ・イラスト部門

[image:amz] タイトル 象られた力
シリーズ
著者 飛浩隆
イラストレーター
レーベル ハヤカワ文庫JA
書籍コード ISBN4-15-030768-7
発行年月日 2004-09-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
rokugomarunisai 豊饒なイメージを持った作家のひとり。たとえば『デュオ』ではどこかしらの恐怖であり、処女長編『グラン・バカンス 廃園の天使』では甘やかな崩壊であったりする。何よりSFの為のSFではなく、方法論としてSFを用いることが出来るのが、作者の長所だろう。
この短編集は曲がりなりにも賞を獲り、途絶していた『廃園の天使』も(一部とは言え)嬉しいことに雑誌に載った。幻の作家という呼称が消えるのも時間の問題かも知れない。
応援メッセージ・イラスト部門

[image:bk1] タイトル 食卓にビールを
シリーズ 食卓にビールを
著者 小林めぐみ
イラストレーター 剣康之
レーベル 富士見ミステリー文庫
書籍コード ISBN4-8291-6267-8
発行年月日 2004-08-00
備考
書店 amz / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
rokugomarunisai 「SF=すこし・不思議」を体現してきた、小林めぐみの復活作。
往年のおかしさ、不可思議さはそのままに、不条理とウィットをふりかけた短編集は、女史の新たなファン開拓にも寄与した。シリーズ発表以来(雑誌連載のストックがあったとはいえ)、次々と新刊が出ているのも嬉しいところ。
mikazuki 日常と非日常を軽々と超えるその想像力のちから。
日常のほんの些細なことから始まって宇宙を揺るがす大事件になり、また最後は日常に着地する。
まるで白昼夢の世界だけどそこに小林めぐみさんの語り口の良さや、物理ネタをはじめとした小ネタを絡めて軽妙に仕上げたテンポの良さが加わって、とても心地よい作品に仕上がっています。

こういうのを読むとほんと小説って素敵だなあ、と思います。
あ、小説ではないけどこのノリが好きな人なら小原愼司さんの「菫画報」という漫画もオススメですよ。
toshi-ko 何ですかこの小説は?
女子高生で、主婦で、小説家という変なヒロインが、突然、異星人やら地底人やらに遭遇する。
そして、なぜか地球の危機を救ったり、ありえな〜い。

とんでもないSF小説です。

でも、レーベルはミステリーな、存在がミステリーな小説。
うたたねこ さんぽするようなワンダー、といった感じでしょうか。

ライトなノリだけでなく「メビウスの話篇」みたいにしっかりSFしてミステリしてるエピソードがあるのもおいしいです。
練馬 女子高生で物理オタクで小説家でビール好きで人妻な主人公が日常の中で超常現象とか宇宙人絡みの事件(?)を解決していくお話。
SFネタがイロイロ出てきたりしますが、むしろSFネタいじりといった方が近いかもしれません。SFって難しそうとか考える必要は皆無です。
一風変わった日常もの。後、文体がマッタリしていると言うか、作風にとてもマッチしてると思います。
極楽トンボ 女子高生、人妻、小説家、ついでに物理オタクという「なんだそりゃあ!」と思わず言いたくなるようなヒロインのSF(少し不思議)な日常を描いています。

断言しますが、かーなーりー変なテイストの物語です。脱力系。宇宙人と出会っても、さも当然のような顔をして会話に興じているヒロインが変すぎでいい味出してます。
ともかく一度は読んでおきたい物語ですね。
kaiei 不思議な雰囲気の現代SFコメディ短編集。
SFと言いつつも、物理知識とかは実にまともなんだよなあ(笑)
味のある主人公のキャラもあいまって、非常に変な作品になっています。
はまるひとはものすごくはまる作品だと思います。

ビールは二十歳になってから!
ぎをらむ 大原まり子さん&岡崎京子さんの「処女少女マンガ家の念力」を思い出させる、日常SFです。あなたは気付いていないかも知れませんが、地球は日々宇宙人からの侵略を受けています。でも、女子高生兼人妻兼SF作家のおかげで平和を保っているのです。それが現実です。日常は何にも増して強いのです。本当だってば。
雑誌上でシリーズが始まった時は主人公は大学生だったはずなのですが、いつのまにか高校生の設定になってしまい、それでもビールを飲んでます。良いんです。
INN ビール好きな人妻女子高生が、宇宙人絡みの不思議な出来事に遭遇する短編集。未知の事柄に対して不安よりも先に好奇心がくるタイプの主人公が、ヘンテコな宇宙人と遭遇していくSF作品です。

話が面白いのは勿論なのですが、個人的にはそれよりも、作品全体に漂う「まったりと変」な雰囲気がとても気に入ってます。日常と非日常の区別を全くつける事なく話が進み、さらにそれを違和感なく感じさせる、この独特の雰囲気がとても素晴らしい。

富士見ミステリー文庫で、自分が一番新刊を楽しみにしている作品です。
神無月 この作品は、女子高生で物理オタクで小説家で新妻という主人公が、様々なSF的事物にご近所感覚で付き合っていく作品です。因みに嘘は一切ついておりません。

どんなSF的な出来事に出くわそうとも、特売などと天秤にかけて特売を優先しようとするような人物が主人公です。
とにかく、空気がゆったりとしているといいますか、あまり変化がありません。
しかし、逆に言うとそこがこの作品の魅力といえます。
どんな非日常も日常的なレベルに落として解決してしまう主人公は、一種物凄い主人公といえるかもしれません。
応援メッセージ・イラスト部門

[image:amz] タイトル 食卓にビールを 2
シリーズ 食卓にビールを
著者 小林めぐみ
イラストレーター 剣康之
レーベル 富士見ミステリー文庫
書籍コード ISBN4-8291-6275-9
発行年月日 2004-10-00
備考
書店 amz絵 / bk1絵 】
応援メッセージ・小説部門
rokugomarunisai 第二弾。不思議でおかしな作風は一巻に同じ。今回は『伝説のスネークマスター編』がネタばれのパロディだったりと、相変わらず楽しい。
応援メッセージ・イラスト部門