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ぺとぺとさん
著者 |
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木村航 |
絵師 |
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YUG |
ISBN |
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4-7577-1747-4 |
page |
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285p |
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TD
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妖怪と人間がいっしょに通う大曲垣峠中等教育総合校(通称マガ校)に通うのはいっぷうかわった生徒たち。いとしいものと触れあった肌が「ぺとっ」とくっついちゃう「ぺとぺとさん」のぺと子、九州の任侠カッパ娘沙原くぐる、美少女ぬりかべのぬりちゃんとその妹のこぬりちゃん、他にもずんべらぼうにサムライゾンビetc、雑多な妖怪たちと、それをとりまく人間たちの日常生活はいつも騒動に満ちあふれているのであった--
個性の際立ったキャラクター群で描かれた学園もの。『聖エルザ』のようなストーリー性も、『蓬莱学園』ばりの巨大学園もこここにはないけれど、それらにも比肩しうるだけの魅力的なキャラクターたち、田舎の学園で描かれる彼等の学園生活はどこか『きんぎょ注意報』(猫部ねこ)を彷佛とさせる。
話題の大作ではないし、伝説の名作でもないかもしれないけど、ほっとできる物語、こーゆーの、好きなひと、けっこう多いと思いますよ?
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おむらよしえ
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デビュー作。 妖怪がクラスに3人くらいはいる世界の話。ちょっと好きと思うと触ったいきものに「ぺとっ」てしまうぺと子。ふにゃ〜としたぺと子にめろめろなもてもてシンゴの日常生活は、妖怪あふるるものだった。 まあ男の子がもてもてではあるのですが、けっこー冷静な視点から描いてあるのが好感持てました。表紙下のこぬりちゃんのデザインが秀逸です。 |
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YTS
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「スク水ヨガ」という言葉が出てくる時点ですごすぎます。
前作「秘神大作戦 歌う虚」の邪神描写で見せた圧倒的な表現力こそ抑え気味ですが、キャラクター配置が巧みでほのぼの&ほろりとさせられる良質の学園物語を楽しめました。
まだ読まれていない方は、Webにオリジナルショートストーリーが掲載されていますので購読の指針とされてはいかがでしょうか? ゲームメーカー「プリンセスソフト」HP(http://www.oaks-soft.co.jp/princess-soft/princess-soft.html)の「ショートストーリーの館」第7回に茗荷屋甚六名義で掲載されています(タイトルの「ポテチの妖精」で検索した方が早いです)。
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