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エクリチュール

推薦図書
・ 塩の街 Wish on my precious
・ BLOODLINK 夜光
・ マルドゥック・スクランブル The Third Exhaust-排気
・ ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹


イラスト評




塩の街 Wish on my precious
  まさに正統派SF!と声を大にして言いたい。
塩が!塩が!塩なんですよ!泣けるんですよ、これが!
センスオブワンダーってこういう感覚のことを言うのでしょうか。
ともかくオススメなのですよ。
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BLOODLINK 夜光
   『BLOOD LINK』待望の続編!
 前作までの鮮烈なまでの悲壮感が、ますます、みずみずしくあらわれておりますよ! 続き物なので、初めて手に取る方はシリーズの最初から読むことをお薦めします。
 手を伸ばしても届かないような「はかなさ」、「せつなさ」が満ち満ちています。一度は読むべきでしょう、これは!
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マルドゥック・スクランブル The Third Exhaust-排気
  もはや何も言うことはありません。
――刹那に輝く生。
まさにSFの真骨頂ではありませんかっ。
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ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹
   これは、そこそこに分量のある小説だ。ノベルスで475ページだから、読むのが遅い人にとってはかなり読むのに時間がかかる。
 この量ならば、中途で休憩をはさむのが普通だ。

 だがっ!

 この小説は、いったい何なんだ。
 まるで自分がそこにいるかのような臨場感、リアリティー。
 ページを繰る手が止められない。
 それはまさしく、
 私と語り手の「ぼく」の意識が、
 ダイレクトにリンクしている感覚だった。
 「ぼく」は私だった。
 私はその京都の舞台にいた。
 悲劇に悲嘆した。
 泣き、むせび、涙があふれた。
 私はただただ、迫りくる文字と文と文章に圧倒され、流されていた。

 気がつけば、最終ページ。
 そこで初めて、時計を見る。
「真夜中じゃないか」

 これを読まずしてエンタテインメントを語るべからず。
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