マリア様がみてる レディ、GO!
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一つ一つの小さなエピソードが、登場人物それぞれの個性を的確に表現していてシリーズ中でも好きな巻のうちの一つです。なんか内容を下手に書くと各エピソードのねたばれをしそうで、怖いんですよね……。 |
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イリヤの空、UFOの夏 その4
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現実にはありえないシチュエーションだけれど、登場人物の一人一人は痛々しいまでにリアリティを持っています。本心を押し隠して行動する大人、結果は分かっているのに、それでも意地を張り通そうとする少年。まっすぐ自分の想いを告げる少女。あのラストは、ハッピーエンドだと信じたい。日常の温さと、非日常の冷酷さの対比が際だつ作品です。 |
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マルドゥック・スクランブル The Third Exhaust-排気
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カジノのシーンの心理戦は圧巻。派手なアクションもない、心理戦だけのこのシーンをここまで迫力を持って書けるのは本当に才能だと思います。読んでいる間、自分は確かにカジノにいました。2003年のナンバーワンです。 読んでない方、作品評なんか読んでいないで今すぐ読みなさい! |
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おいしいコーヒーのいれ方 7 坂の途中
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直木賞受賞した作品より、こっちの方が面白いですよ? 基本はふわふわとした恋愛小説だったんですが、だんだんと重い話も濃くなってきました。この作家の特徴といえば特徴なのですが。感情移入すると言うよりは、思わずショーリを応援したくなってしまうシリーズです。 |
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