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陰陽ノ京 巻の四
著者 |
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渡瀬草一郎 |
絵師 |
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洒乃渉 |
ISBN |
: |
4-8402-2377-7 |
page |
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275p |
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クサビ キノミチ
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渡瀬氏の作品の中でも、このシリーズは一番のお気に入り。文章、構成、物語、人物、いずれも派手さはありませんが、確かな実力でしっかり読ませてくれます。 その四冊目は切ない悲恋物語です。若くしてその生を終えた少女。彼女の片思いの顛末を描いた秀作です。 読んで損はない、万人向けの小説。ちなみにこのシリーズでは、巻の二が一番のお気に入り。 |
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石野休日
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平安時代に生きる陰陽師たちの物語である。 キャラクター小説として非常によくできた作品で、 ヒロインが可愛く、主人公とヒロインの関係が微笑ましく、何より男たちがかっこいい。 でも売れていない(多分)。 売れていないから、なかなか続編が出ない。 ちくしょう、何故だ! そんなに日本が嫌いか? そんなに日本を舞台にした古代ファンタジーが嫌いなのか!? 悔しい。 僕はとても、悔しいです。 |
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cet
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昨今の陰陽師ブームのせいで平安時代物も 多くなってまいりましたが、そのなかでも一押しの作品です。 何より文章から漂ってくる雰囲気に酔える作品だなぁと 思っています。 |
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本双
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まだ幼い女の子の実らなかった想いとそれに翻弄される生きる人達の物語です。前3巻に比べて戦闘、陰陽寮、化身などはほとんど現れませんが、前3巻同様登場人物一人一人に明確な個性があり著者の技量の高さを感じます。特に最後の方の清良君なんか最高にかっこいいと思います。(反論がある方もいるでしょうが私はそう思いました)
そーしさんは『パラサイト・ムーン』『空ノ鐘の響く惑星(ほし)で』も書かれています。そちらもお勧め。 |
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