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作品評
時空のクロス・ロード 最終譚 一番列車は朝焼けに

著者 : 鷹見一幸
絵師 : あんみつ草
ISBN : 4-8402-2440-4
page : 333p


遅宮甲騎 /
   このシリーズの終わりにふさわしいでき。
 ここまでのテーマと少し異なった点が多いがそれらを無視しても面白いと思える作品。
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LUNAR /
  時間通りに列車が来る。
そんな現代日本に住んでいれば当たり前のことに大いに感動させられたところがすごい、というわけでこの作品に一票。

この作家の作品は『青臭いけど忘れてはいけない大切なこと』を真正面から描いてくれるので大好きです。
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RA /
  新〜を含め、シリーズ全体を通して名作。
普段ライトノベルを読まない人にもお勧めできる作品。
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イラストに騙された名無しさん /
  めでたしめでたしって感じでよかった、ただ欲を言えば完結しちゃったのがおしい
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キャラに惚れちゃった名無し /
  ジーンとくる作品です。
1巻から全部で7冊目ですが、どれもラストの
別れの切なさや、ハッピーエンドの嬉しさが味わえます。
主人公が特別な能力は無いが、知恵と工夫で
大事なものを守るために戦う姿に胸をうたれました。
皆さんも是非読んでください。
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フリハタ /
  「伝染病によって人口が激減し、荒廃しきった世界」というのは、結構ありそうな題材だが、なかなかリアリティがあって恐ろしい。1年ほど前にSARSが流行ったときには、この話が脳裏を掠めた。またちらほらと出てきているようで心配。新シリーズでも、遺伝子組み換えなどを題材に描かれていて、ただのフィクションとは言い切れない気がする。もし本当にこんな世界になってしまったら、人類はもう一度秩序と文明を取り戻せるのだろうか。このシリーズで描かれたように。
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荒城の月 /
  自分が鉄道好き、というのもありますが……
トンネルを抜けるとそこは――という最終ページには泣くかと思いました。
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