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空ノ鐘の響く惑星で
著者 |
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渡瀬草一郎 |
絵師 |
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岩崎美奈子 |
ISBN |
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4-8402-2487-0 |
page |
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301p |
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まほの
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読み終わった瞬間に「分析サイト作りたい!」と思いました。間違った愛情表現。でも本気。 安易なバトルに流れるのではなくて中世西欧らしさを大切にしてもらいたい。 今後の展開に期待大。 |
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さかしま
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電撃の中では珍しく売りがおとなしい作品、丁寧な文章と物語の運びに落ち着いて読める一冊 |
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天井
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陰陽の京、パラサイト・ムーンの渡瀬草一郎の新シリーズ。 現在2巻まで刊行されていて、こちらはその1巻目です。 まだ話は始まったばかり、王位継承権の低い4番目の王子が主人公のある意味王道的なストーリーですが、読んでいるとぐいぐい引き込まれていき、この人は類まれなストーリーテラーだなぁと感心します。 転がり始めた物語を、作者がこれからどうまとめるのか、今から楽しみです
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山崎
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物語は動き始めたばかりで、どのような方向に進むのかは見えないが、主人公の真直ぐな性格に好感を持ちました。 |
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八刀
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渡瀬さんは読者を物語に引き込むのがうまく、 今作も一気に読了してしまいました。 ファンタジー戦記という感じでSFの要素もありますが、 今はまだ王国の政治などの話がメインで色々な人物の思惑が交差していく様子は緊張感がありとても面白いです。 これから異世界から来た来訪者達がどういう風に話に絡んでくるのか、 今後の展開がとても楽しみな作品です。 |
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まらも
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読み進めている時の印象は、ただひたすらに「正統派」。 世界観については一捻りありつつもキャラや物語の進行については王道的で、かといって退屈や陳腐さを感じることも無く、文章の読みやすさもあいまって心地よく読めた。 しかし、読み終わってみて感じるのはなぜだか「斬新さ」だった。 まず、この主人公を気に入ってしまった自分に驚いた。一つ一つの要素を取り出してみてもこれといって何の特徴も無い。常に正しい行動を選び、欲も野望も無く、適度に辛い過去を持ち、人並み以上に腕っ節も強い好青年という、今までの読書経験から言えば最も退屈なタイプの主人公だったのだが、わくわくしたし、ぐいぐい惹かれた。 そして、ストーリーについても主人公について抱いたのと同様の印象を受けた。とんでもない展開があるわけでもなく、未だ序章といったところでしかないが「これは期待できるな」という確信を久々に抱かせてくれた。 何故このように惹かれ確信を抱いたのかは詳しく説明できないが、恐らく全てのバランスがうまくとれているためだろう。王道を陳腐さとせぬ斬新さがどこかに潜んでいるのは間違いない。 この「王道」と「斬新」のバランスがとてもわくわくさせる小説を生んだのだと私は思う。
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