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作品評
マルドゥック・スクランブル The Second Combustion-燃焼

著者 : 冲方丁
絵師 : 寺田克也
ISBN : 4-15-030726-1
page : 344p


まるお /
  アクションシーン、カジノシーンは共に圧巻の一言に尽きる。
物語自体の持つ疾走感、キャラクターの描写、構成力、どれを採っても「すごい!」。
純粋に「すごい!」という意味ではこのシリーズが一番だったと思う。
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大山 /
  カシノのシーンは凄すぎる。
執筆していて吐いたというのも分かる気がします。
( 大山さんの紹介ページへ )


Joshua Tree /
   キャラもそうですけど、設定がものすごくツボにはまりました。こんなに熱くなる小説はなかなかないです。是非ハードロックをガンガンにかけてどうぞ。

 どれが一巻か分からなくて、これから読んでしまったのは私だけではない……と思う。
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/
   これはイラスト部門か小説部門かで悩みましたが、小説として評価させてもらいます。作中を一行で表した帯が素晴らしく、それを裏切ったような内容である3巻中の真ん中である『燃焼』は、3巻へと続く伏線としても、また、1巻を思い出させる策略も完璧だったと思います。『あれ』をしているだけなのに面白い。そんな小説は数少ないでしょう。
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ホンヨミ /
  個人的03年度No.1作品。特にこの中巻の後半から始まるカジノのシーンはひたすら燃える。レーベル的に見逃しやすいのでこういった機会に紹介してぜひ呼んでもらいたい逸品です。
( ホンヨミさんの紹介ページへ )


ひさ /
   全3巻どれも甲乙付け難く非常に素晴らしい出来でしたが、最高沸
点は序盤のアクションから一転してカジノでの見事な心理戦を描いて
みせてくれたこの2巻目。中でも特にバロットとベル・ウィングの勝負
は『圧巻』の一言。
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宇乃字 /
  元娼婦で「殻に閉ざされた」少女バロットと「有用」で「煮え切らない」ネズミのウフコックの物語り、SFであり、殻から出る少女の話であり、煮え切らないネズミが決断する話、全3巻。 
終盤の物語りが始まる感覚にざわざわする1巻も、駆け引きに演技感覚と理論が入り交ざるカジノにどきどきする2巻も、成長し、最後の対決に向かう3巻も面白かったのだけど、中でもベル・ウィングとのやりとりのくだりがたまらない2巻に一票。
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matsuo /
  「マルドゥック・スクランブル」

イラストと文章のミックスはライトノベルの特徴だが、この小説はイラストがなくとも映像が頭に浮かんでくる。迫力がある。


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