イリヤの空、UFOの夏 その4
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ライトノベルという枠でおさまりきらない傑作。 全編を通しての感想になりますが、最初はボーイ・ミーツ・ガールのほんわかラブコメにSF要素をややまぜる、というぐらいだったのですが、次第に重い展開になっていきます。 浅羽とイリヤの逃避行のくだりは痛すぎて読むのを止めたくなるぐらいでした。 そしてラスト。 夏の終わりと、自分の中で失われたなにかを思い出ださせる、ずっしりと重い余韻が残りました。 最後についてはいろいろと意見があるようですが、フジモリはハッピーエンドだと思っています。 イリアは、幸せな気持ちで旅立っていったのですから。 |
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バッカーノ! 1931 The grand punk railroad 特急編
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「鈍行編」を表舞台とすると、「特急編」はまさしく舞台裏の作品。 なにごとも舞台裏が面白いというのはひとつの真実で、「バッカーノ!」シリーズのなかでは一番好きな作品です。 愛に生きるレイルトレーサーが素敵(笑)。 これ読むともう一回「鈍行編」が読みたくなります。 |
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イスベルの戦賦 <天の踵>よ、来たれ
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稀代のストーリーテラー新城カズマが満を持して送る本格ヒロイックファンタジー。 地に足ついた舞台設定で、安心して物語の世界にひたることができる。 (特に架空言語は必見!) 物語も、国を失った王女の復讐譚という重い内容でありながら、王女の成長、仲間との友情、ちゃんちゃんばらばらの活劇と、エンターテイメント性あふれた作品になっている。 映画「ロード・オブ・ザ・リング」からファンタジーに入門した人も、「ロードス島戦記」からの人も、はたまた元祖「指輪物語」からの人も楽しめる一冊。
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ZOO
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日常に融合した「奇妙」を描く天才、乙一の、この短編集はひとつの到達点である。
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ブギーポップ・スタッカート ジンクス・ショップへようこそ
(イラスト評)
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虚無的なイラストが上遠野ワールドをいっそう引き立てます。 ブギーポップシリーズと緒方剛志さんの絵は切っても切り離せない存在ですね。 |
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撲殺天使ドクロちゃん
(イラスト評)
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ぴぴるぴるぴるぴぴるぴー♪
ぶっとんだ内容に負けないくらいのインパクトを持ったイラストです。 |
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イスベルの戦賦 <天の踵>よ、来たれ
(イラスト評)
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小説にも一票入れましたが、イラストも素敵です。 ファンタジーの「におい」が漂ってきます。 |
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ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹
(イラスト評)
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ポップな絵柄が内容とマッチしていて◎ |
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